FRB議長がトランプ氏の怒りを恐れずに利上げを進められるかが焦点となる中、市場は原油高と金利上昇で混迷を深め、NYダウは3日連続で下落も、翌日には小反発の場面も見られた。
米国株式市場は8月末から9月初にかけて激しく動いた。8/31のNYダウは主要銘柄の下落と原油高を背景に前年比安が意識され、9/1は空爆報道とエネルギー高で再び下落。9/2は買い戻しの動きが見られたものの、全体として長期金利の上昇と原油の高止まりが重荷となった。
FRBの利上げ方針をめぐる議論が活発化する中、長期金利は4.8%台へ達する場面があり、投資家は金利の先高感を警戒した。FRB議長の発言や全体のインフレ動向をめぐる報道が相場の方向性を左右した。
中国市場や日本市場にも波及し、中国の製造業PMIの動向や全人代の方針、日経平均の動向が報じられた。日経平均は9/2に大幅安となり、AI・半導体関連株の過熱感と金利上昇の両方が影響を与えた。
長期金利の上昇は財政赤字拡大の見通しと結びつき、原油価格の動向次第で今後の相場が左右される見通しとなっている。