英紙フィナンシャル・タイムズがFRBのウォーシュ議長は9月にも利上げの用意があると伝えた一方、トランプ大統領が利下げを求める状況で、為替市場や市場関係者の見通しが混乱する可能性が指摘された。
英紙フィナンシャル・タイムズは、FRBのウォーシュ議長が物価上昇率の高止まりが続く場合には9月にも利上げの用意があると報じた。これにより、FRBの金融政策判断が難しくなる可能性があるという。
6日のニューヨーク市場では円を売ってドルを買う動きが強まり、対ドルで円相場が158円台半ばまで進んだ。一方、中東情勢の警戒と原油上昇を背景にインフレ再燃が意識され、米国の利上げ観測が再燃しているとされる。
日銀の追加利上げ見送りが想定されるとの見方を日 Fitch・レーティングスは示し、日本と米の協調介入だけでは円高基調を長期化させるのは難しく、日銀の政策対応が遅れれば円安が再燃する可能性があると警告している。
FRBの動向と日銀政策の両方が為替市場に影響を及ぼす中、トランプ氏の利下げ要請と米国の政策判断が市場の不確実性を高めているとの見方が示されている。