ドル円はドル高の勢いが一服し、介入警戒感と原油反落が相場を抑制した。東京市場の取引は158円台前半を挟むも戻りは限定的だった。
昨日の海外市場では中東情勢の緊迫化により原油が上昇する中、ドルは買われドル円は158.75円まで上昇した。今朝の東京市場でも158.69円を付けた後、円買いが優勢となり上値が抑えられた。日米の当局による円安牽制観測もあり、ドルの買いは159円手前で慎重となった。
こうした流れを受けてドル円は昼に158.19円まで下落。その後は小幅に反発したものの、158.30円台にとどまり戻りは限定的だった。クロス円も総じて上値が重く、ユーロ円は朝方176.90円台から午後には176.70円へ、ポンド円は209.50円付近から209円台前半のレンジに落ち着いた。
ユーロドルはドル全面高の影響で1.1153ドルまで下落し、今朝方は1.1150ドル台で推移。下値でも底堅さを見せ、その後は1.1181ドルまで持ち直した。ポンドドルも同様の動きで、1.3200ドル台から反発し1.3229ドルまで買い戻された。
全体として、ドル高の勢いは後退気味となり、介入警戒感と原油動向が相場の下支えとなった。市場は今後も日米当局の発言や原油相場の動向に注意を向けている。