日経平均は約3カ月ぶり7万円台に回復した。AI株の牽引で局面は上向く一方、欧州債務危機再燃と長期金利上昇の影響で全面安リスクが残る。小売りなど内需関連は好材料も散見される。
先週AI株の奮闘で日経平均は上昇し、今週は約3カ月ぶりに7万円台へ到達した。一方で欧州債務危機の再燃懸念と長期金利の上昇が相場の重石となっており、今後の動向には警戒感が広がっている。
米国市場では雇用指標の鈍化と長期金利上昇が続き、米国株市場にもネガティブな影響が出る可能性がある。欧州ではフランス長期国債の売りが進み、銀行株の下落要因となっている。
日本市場では円安・小売の好材料が相場を支える一方、長期金利上昇が金利敏感株の下押し要因となり得る。ノーベル賞発表の動向や決算発表の進展も市場の注目点となる。
今週の注目点は米FOMC議事録の公開と日銀の発言、企業決算の出 shipment、内需株とAI株のバランスをどう見極めるかで、相場の方向性が左右される可能性がある。