日経平均は先週、売りを切り返して6万8千円台を回復し、3週連続の上昇となった。今週は臨時国会の召集や米指標、決算発表などイベントが控え、7万円台到達の可能性が焦点となる。
先週の日経平均は売り先行から切り返し、6万8,309円で取引を終えた。終値は前週末比1,945円高となり、週間ベースで3週連続の上昇を確定。上昇の要因にはAI・半導体関連銘柄の物色継続と、マイクロン決算の好感が挙げられた。日経平均先物の夜間取引の動きからも7万円が視野に入っている。
今週は日足ベースで75日移動平均線の突破や上値抵抗ラインの上抜けといった技術的な強含みが観測され、ボリンジャーバンドの動きも注目される。夜間取引のナイトセッション終値は6万9,760円と報じられており、7万円台到達の可能性を高める場面が出てくる可能性がある。
一方、日米の金利上昇が株価の重荷となる可能性も指摘され、EPSとPERの動向が今後の上昇余力を左右すると見られる。次期の決算シーズンを前に、EPSの伸びやPERの許容レンジがどう推移するかが焦点になる。
今週はファーストリテイリングやセブン&アイホールディングスといった消費関連の決算発表に加え、安川電機などの決算発表が予定され、TOPIXや中小型株の物色動向にも注目が集まる。臨時国会召集や米国の重要指標、FOMC要旨の公表といったイベントも相場に影響を与える可能性がある。