30日の日本市場は米利上げ観測の後退を受けて株式が3日ぶりに反発、円高進行とともに中期債の利回りが低下。AI・半導体関連の買いと原油動向の落ち着きが相場を支えた。
30日の日本市場は株式が3日ぶりに反発し、午後の上げ幅を拡大している。米国での利上げ観測が後退したことでハイテク株を中心に買いが広がり、日経平均は上げ幅を大きく伸ばした。
日経平均は一時1400円超の上昇を見せ、TOPIXも高く推移した。AI・半導体関連の買いが目立ち、銀行や商社、情報・通信、非鉄などバリュー株の上げも支えとなった。ニデックが上げに転じ、円は対ドルで一時156円台前半まで上昇した。
為替は円高方向へ動き、みなと銀行のストラジェストは実需のドル売りと資金還流の影響を指摘。債券は中期債中心に利回りが低下する動き。財務省の2年利付国債入札は応札倍率3.89倍と需要を示し、波乱なく消化された。
利上げ観測の後退を受けた市場の落ち着きと、米金利動向の影響を受けた日米の金融相場が短期的に相場を動かしているとの声も挙がった。
記事はブルームバーグ・オートメーションを利用している部分があるとの表記。