9月米CPIの結果次第でNY為替市場の動きが大きく左右される見通し。CPIの総合とコアの見通しを踏まえ、3つのシナリオとドル円の想定レンジを整理する。
本日のNY為替市場は、発表される9月米CPIの結果とそれを受けた米長期金利の推移に強く左右される見通しである。市場予想では総合CPIが前年比3.6%へ加速、前月比は0.6%へ伸びる見込みで、コアCPIは前年比2.5%、前月比は0.2%程度とされている。
続いて記事は3つのシナリオを提示する。シナリオ1は予想を大幅に上回る強気サプライズで、10月の据え置き観測が崩れ12月FOMCでの利上げ観測が高まる可能性があるとされる。エネルギー高が続く場合にはドル買いが強まるとの見方も示されている。
シナリオ2は予想を大幅に下回る弱気サプライズで、10月の据え置きが確実視され、12月の追加利上げ観測が後退する可能性がある。ただし原油高の影響は残るため、ドル売りが全面に広がるわけではない。
シナリオ3は予想通りの結果(インライン)で、コアCPIの振れ幅次第で市場の警戒感が強まり、ドル買いの反応が続く可能性がある。
また想定レンジとしてドル円の上値は159.04円が上限、上の移動平均159.44円が目安。下値は157.52円を下限とし、日足の雲下限156.64円がその更なる目安とされている。