今週のNY市場は9月のCPI・PPI・小売売上高の発表を控え、FRB関係者の講演や大手銀行の決算動向を見極める展開になる見込みだ。
今週のNY株式市場は、米国の9月物価指標とケビン・ウォーシュFRB議長の公開発言、そして大手銀行の第3四半期決算発表が重なることで、方向性を探る展開となる見込みだ。市場は総合CPIが前月比0.6%上昇、コアCPIは0.2%上昇と予想している。
米労働省は9月のCPIを14日、公表し、15日にはPPIと小売売上高を公表する。PPIは総合0.5%、コア0.3%上昇が見込まれ、小売売上高は前月比0.3%増が予想されている。
ウォーシュ議長はIMF・WB年次総会でIMF専務理事と対談し、FRBメンバーの講演が相次ぐ。27〜28日のFOMCを前に金融政策の方向性を示すシグナルに注目が集まる。
今週はシティ、Goldman Sachs、ウェルズ・ファーゴ、JPモルガン・チェースなど大手金融機関の第3四半期決算が発表され、S&P 500構成企業のEPSは前年同期比で29.6%増と予想されている。
中国指標と原油市場も市場の変動要因になる見通しで、中国の9月貿易・物価指標の発表と原油価格の動向が注目される。金価格は高止まりし、来週のCPI結果が次の方向性を左右する可能性がある。