長納期品・仕様変更・不具合による開発遅延
FY2024に初出。18回の記載のうち7回が「悪化」で、最初の「悪化」はFY2025-H1。直近の記載は2026-08-07。
このテーマで動きを比べられる他社は、まだありません。
- FY2026悪化有価証券報告書
「従前2027年に打上げを予定していた旧ミッション3(NASAのCLPSタスクオーダーCP-12に採択されているミッション)については、搭載予定であった新型エンジンにおいて要求性能を満たす燃料効率の実証に遅延が生じたことから、当社は慎重に検討を重ねた結果、過去の月面ミッションでの使用実績を有する代替エンジンへの変更を決定いたしました。これらの変更を踏まえ、当該米国ミッションの打上げ時期を2030年に再設定し、ミッション番号を新ミッション5として再編いたしました。」
新型エンジンの実証遅延を受けた代替エンジンへの変更と、米国ミッションの打上げ予定の2027年から2030年への延期が発生した。 - FY2026-H1悪化有価証券報告書
「また、当社は、上記「Ⅰ.外部環境及び第三者など自社を取り巻く環境に関するリスク (2)第三者に関するリスク ① 政府機関の顧客について」記載のとおり、当該エンジンの仕様変更に伴うミッション4のスケジュールの変更について、関係機関と協議中であり、今後、同ミッションについてもスケジュール変更が生じる可能性があります。」
ミッション3のエンジン供給問題に伴う仕様変更に加え、ミッション4も2028年内の打上げ見込みとなり、関係機関との調整が必要となった。 - FY2025悪化有価証券報告書
「現に、2026年に打上げ時期を予定していたミッション3は搭載エンジンの供給が予定されていた調達スケジュール内では難しいことが判明したため、構造の大幅な簡素化によりさらにミッション成功の確度を高めるために仕様変更をしたことでその打上げ時期を2027年へと変更することとしました。」
エンジン部材の供給遅延を受け、仕様変更とミッション3の打上げ延期が実際に発生した。 - FY2025-H1悪化有価証券報告書
「打上業者であるSpaceX社との協議の結果を受け、打上げ時期を最速2025年1月に更新いたしました。」
ミッション2の打上げ時期が従来の2024年冬目途から最速2025年1月へ更新された。 - FY2024初出有価証券報告書
「従前ミッション1において、発注から納品までに年単位の時間を要する長納期品の納入に伴う開発期間の変更や、顧客ペイロードインターフェースのためのランダー仕様変更、ランダーの推進系システムの一部不具合による再調達等により、開発スケジュールの遅延が生じたことがあり、今後も同様の遅延が生じる可能性があります。」
ミッション1で実際に開発スケジュールの遅延が発生した要因を列挙し、後続ミッションにも同様のリスクがあると記載。