継続的な資金調達による株式価値の希薄化
FY2024に初出。5回の記載のうち4回が「顕在化」で、最初の「顕在化」はFY2025-H1。直近の記載はFY2026。
ispaceがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2024年。同じテーマの他社の中央値(2021年)より3年遅い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2017年。34社中17社が悪化側に。
直近の記載が「顕在化」なのは、ほかに43社。
- FY2026顕在化有価証券報告書
「2026年3月末現在、新株予約権の対象となっている株数は12,935,700株であり、当社発行済株式総数の146,209,683株に対する潜在株式比率は8.85%に相当しております。これらの新株予約権が行使された場合は、当社の株式価値が希薄化する可能性があります。」
公募・第三者割当による発行済株式数の増加後も、12,935,700株、潜在株式比率8.85%の新株予約権が残存している。 - FY2026-H1顕在化有価証券報告書
「2025年8月末現在、新株予約権の対象となっている株数は13,722,500株であり、当社発行済株式総数の105,901,043株に対する潜在株式比率は11.47%に相当しております。」
新株予約権による潜在株式の存在に加え、2025年10月の公募・第三者割当による新株式発行が実施され、希薄化可能性が継続して具体化した。 - FY2025顕在化有価証券報告書
「2025年3月末現在、新株予約権の対象となっている株数は13,948,340株であり、当社発行済株式総数の105,675,203株に対する潜在株式比率は13.2%に相当しております。これらの新株予約権が行使された場合は、当社の株式価値が希薄化する可能性があります。」
第三者割当等により潜在株式数が13,948,340株、潜在株式比率が13.2%まで増加した。 - FY2025-H1顕在化有価証券報告書
「2024年10月28日に第1回第三者割当について、払込手続が完了いたしました。発行新株式数は普通株式2,750,000株、当該発行による本新株予約権の潜在株式数は2,750,000株であります。」
第三者割当による新株式2,750,000株の発行と、同数の潜在株式を有する新株予約権の発行が実現し、希薄化可能性が具体化した。 - FY2024初出有価証券報告書
「2024年3月末現在、新株予約権の対象となっている株数は6,567,640株であり、当社発行済株式総数の93,131,848株に対する潜在株式比率は7.1%に相当しております。これらの新株予約権が行使された場合は、当社の株式価値が希薄化する可能性があります。」
継続的な外部資金調達や新株予約権の行使に伴う希薄化リスクを、対象株数6,567,640株・潜在株式比率7.1%とともに記載。