債務超過関係会社への支援損失エクスポージャー
FY2016に初出。12回の記載のうち8回が「悪化」で、最初の「悪化」はFY2017。直近の記載はFY2026。
東京汽船がこのテーマで「悪化」側に入ったのは2017年。同じテーマの他社の中央値(2022年)より5年早い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2018年。10社中6社が悪化側に。
直近の記載が「悪化」なのは、ほかに10社。
- FY2026悪化有価証券報告書
「*3:債務超過会社。債務超過額は、2026年3月期末時点で以下のとおりであります。㈱ポートサービス △717,965千円 フェリー興業㈱ △185,152千円」
東京湾フェリーの完全子会社化・横浜貿易ビルとの合併後も、ポートサービスとフェリー興業の債務超過は残り、合計額は903,117千円となった。 - FY2026-H1債務超過解消に向けた完全子会社化・合併計画有価証券報告書
「東京湾フェリー株式会社は、1997年に開通したアクアラインの通行料の相次ぐ値下げにより利用客数が低迷し、さらに2020年の初めに発生した新型コロナウイルス感染症の拡大も重なり、業績が長期にわたり低迷し債務超過状態が続いております。このような債務超過状態を解消し、カーフェリー事業の航路維持と利用客へのサービス向上を図ることを目的として、両社を完全子会社化したうえで本合併を行うことにいたしました。」
東京湾フェリーの債務超過状態は継続しているが、横浜貿易ビルとの完全子会社化・吸収合併により解消を図る計画が示された。リスクの残存と解消策が同時に記載されている。 - FY2025悪化有価証券報告書
「債務超過額は、2025年3月期末時点で以下のとおりであります。㈱ポートサービス △561,617千円 東京湾フェリー㈱ △410,487千円 フェリー興業㈱ △154,402千円」
債務超過会社は3社のままだが、ポートサービス、東京湾フェリー、フェリー興業の債務超過額がいずれも前期末から拡大した。 - FY2024債務超過額の会社別増減が分岐有価証券報告書
「*3:債務超過会社。債務超過額は、2024年3月期末時点で以下のとおりであります。㈱ポートサービス △528,705千円 東京湾フェリー㈱ △363,125千円 フェリー興業㈱ △140,579千円」
債務超過会社は3社のまま。ポートサービスは前期の545,634千円から縮小した一方、東京湾フェリーとフェリー興業はそれぞれ363,125千円、140,579千円へ拡大した。 - FY2023悪化有価証券報告書
「*3:債務超過会社。債務超過額は、2023年3月期末時点で以下のとおりであります。㈱ポートサービス △545,634千円 東京湾フェリー㈱ △280,704千円 フェリー興業㈱ △134,252千円」
債務超過会社が3社のまま、ポートサービスは378,854千円から545,634千円、東京湾フェリーは163,089千円から280,704千円、フェリー興業は123,693千円から134,252千円へ債務超過額が拡大した。 - FY2022悪化有価証券報告書
「*3:債務超過会社。債務超過額は、2022年3月期末時点で以下のとおりであります。㈱ポートサービス △378,854千円 東京湾フェリー㈱ △163,089千円 フェリー興業㈱ △123,693千円」
債務超過会社が2社から3社に広がり、ポートサービスは151,556千円から378,854千円へ、東京湾フェリーは91,076千円から163,089千円へ債務超過額が拡大した。フェリー興業にも123,693千円の債務超過が記載されている。 - FY2021対処有価証券報告書
「*3:債務超過会社。債務超過額は、2021年3月期末時点で以下のとおりであります。㈱ポートサービス △151,556千円 フェリー興業㈱ △91,076千円」
ポートサービスの債務超過額は前期末の478,279千円から151,556千円へ縮小し、フェリー興業は91,076千円の債務超過となった。ポートサービスについては債務超過額が大きく縮小している。 - FY2020悪化有価証券報告書
「*3:債務超過会社。債務超過額は、2020年3月期末時点で以下のとおりであります。㈱ポートサービス △478,279千円 フェリー興業㈱ △39,207千円」
ポートサービスの債務超過額が前期末の408,146千円から478,279千円へ拡大し、フェリー興業も39,207千円の債務超過となった。債務超過関係会社への支援損失エクスポージャーが広がっている。 - FY2019悪化有価証券報告書
「*3:債務超過会社。債務超過額は、2019年3月期末時点で以下のとおりであります。㈱ポートサービス △408,146千円」
ポートサービスの債務超過額が前期末の384,159千円から408,146千円へ拡大した。主要損益情報でも経常損失22,265千円、当期純損失22,740千円を計上している。 - FY2018悪化有価証券報告書
「*3:債務超過会社。債務超過額は、平成30年3月期末時点で以下のとおりであります。㈱ポートサービス △384,159千円」
ポートサービスの債務超過額が前期末の190,265千円から384,159千円へ拡大した。主要損益情報でも経常損失69,148千円、当期純損失194,378千円を計上している。 - FY2017悪化有価証券報告書
「*3:債務超過会社。債務超過額は、平成29年3月期末時点で以下のとおりであります。㈱ポートサービス △190,265千円」
ポートサービスの債務超過額が前期末の181,809千円から190,265千円へ拡大した。連結上の関係会社支援損失引当金は戻入れられた一方、提出会社単体では関係会社支援損失引当金190,265千円を計上している。 - FY2016初出有価証券報告書
「*3:債務超過会社。債務超過額は、平成28年3月期末時点で以下のとおりであります。㈱ポートサービス △181,809千円」
連結子会社に債務超過が生じており、連結財務諸表では関係会社支援損失引当金19,659千円を計上している。