北米事業の現地主導改革・生産能力最適化
FY2017-Q1に初出。31回の記載のうち17回が「前進」で、最初の「前進」はFY2017-Q2。直近の記載は2026-08-06。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2018年。7社中2社が悪化側に。
直近の記載が「再掲」なのは、ほかに0社。
- FY2026前進有価証券報告書
「また、北米の連結子会社であるAkebono Brake Corporation(米国)の工場のひとつであるAkebono Brake, Elizabethtown Plant(米国ケンタッキー州)は、土地及び建物を2025年7月31日に譲渡し、補修用を含めた一部の製品を除き、当初予定どおり2025年12月に概ね生産を終了いたしました。」
米国1工場体制への移行について、エリザベスタウン工場の土地・建物譲渡と、補修用等を除く概ねの生産終了が実施された。 - FY2026-H1前進有価証券報告書
「当社の連結子会社であるAkebono Brake Corporation(米国)は、生産終了・閉鎖を予定するAkebono Brake, Elizabethtown Plant(米国ケンタッキー州)の土地及び建物を2025年7月31日に譲渡いたしました。」
米国1工場体制への移行について、エリザベスタウン工場の土地・建物の譲渡が2025年7月31日に実施された。譲渡後もリースにより使用可能だが、新車組付用製品の生産は2025年12月に概ね終了する予定とされている。 - FY2025再掲有価証券報告書
「当社は2023年10月20日開催の取締役会において、米国子会社であるAkebono Brake Corporationの事業を縮小し、米国2工場のうち、Akebono Brake, Elizabethtown Plant(米国ケンタッキー州)の生産を終了・閉鎖することを決議いたしました。閉鎖予定は2025年12月です。」
米国2工場から1工場への生産能力最適化について、エリザベスタウン工場の2025年12月閉鎖予定を再確認している。 - FY2024再掲有価証券報告書
「米国1工場化には想定以上に費用がかかることから米国2工場体制の維持を模索していましたが、近年、米国による著しいインフレに伴う労務費及び原材料・エネルギーコストの高騰などの影響が看過できない水準に達したことから2023年10月20日付公表のとおりAkebono Brake, Elizabethtown Plant(米国ケンタッキー州)の閉鎖を決定いたしました。生産終了時期は、2025年12月を予定しております。」
米国2工場体制の維持を模索した後、エリザベスタウン工場を2025年12月に閉鎖する方針を引き続き示している。 - FY2024-Q3前進有価証券報告書
「引き続き売上規模減少に応じた米国本社間接人員の削減により販管費を圧縮するとともに、オペレーションの適正化と生産性の向上により収益の確保を目指します。」
米国1工場体制への移行に加え、売上規模に応じた米国本社間接人員の削減、オペレーション適正化、生産性向上を追加的な収益改善策として明示している。 - FY2024-Q2前進有価証券報告書
「米国においては、最適な生産体制を確立するために1工場体制へのシフトに向けた検討を進めてまいりましたが、10月20日開催の取締役会において、Akebono Brake, Elizabethtown Plant(米国ケンタッキー州)の生産を2025年12月までに終了・閉鎖することを決議いたしました。」
北米の最適生産体制に向け、米国2工場のうちケンタッキー州エリザベスタウン工場の生産を2025年12月までに終了・閉鎖することを取締役会で決議した。 - FY2024-Q1後退有価証券報告書
「新型車向け製品の開発費用の増加、賃金上昇による労務費の増加、生産合理化や経費削減の大幅な遅れを背景に、営業損失は10億円(前期は営業損失4億円)となりました。」
北米の生産・収益改善施策は継続しているものの、生産合理化や経費削減に大幅な遅れがあると記載され、施策の進展が弱まっている。 - FY2022-Q3前進有価証券報告書
「大幅な受注減少に対応するため前期に生産2拠点を閉鎖して、生産人員の適正化や生産性改善、工場間の生産移管による生産効率化などに取り組んできた効果により、営業損失は19億円(前期は営業損失39億円)に留まりました。」
北米の生産能力最適化、人員適正化、生産性改善、工場間の生産移管の効果により、営業損失が前年同期比で20億円縮小した。 - FY2022-Q2再掲有価証券報告書
「大幅な受注減に対応するため前期に生産2拠点を閉鎖して、生産人員の適正化や生産性改善、工場間の生産移管による生産効率化などに取り組んできた効果により、営業損失は12億円(前期は営業損失25億円)に留まりました。」
米国2拠点閉鎖後も、生産人員適正化、生産性改善、工場間の生産移管による効率化を継続している。 - FY2022-Q1再掲有価証券報告書
「利益面では、大幅な受注減に対応するため前期に生産2拠点を閉鎖して、生産人員の適正化や生産性改善、工場間の生産移管による生産効率化に取り組んでまいりましたが、売上減少の影響が大きいことに加え、原材料価格上昇の影響などもあり、営業損失は7億円(前期は営業損失3億円)となりました。」
米国2拠点閉鎖後も、生産人員の適正化、生産性改善、工場間の生産移管による効率化を継続しているが、受注減等の影響が大きいと説明している。 - FY2021前進有価証券報告書
「米国の生産2拠点の閉鎖については、テネシー州の工場は1か月予定を早め2020年7月末に、サウスカロライナ州の工場は計画どおり2020年9月末までに完了いたしました。また、両拠点の土地・建物などの売却処理も、一部は2021年度になりますが、既に完了しております。今後は引き続き、最終的な1工場体制へのシフトの検討を進め、適正サイズのオペレーションによる収益確保を目指します。」
米国2拠点の閉鎖と土地・建物等の売却処理が進み、次の段階として最終的な1工場体制へのシフト検討を示している。 - FY2021-Q3再掲有価証券報告書
「米国の生産2拠点の閉鎖については、テネシー州の工場は1か月予定を早め7月末に、サウスカロライナ州の工場は計画どおり9月末までに完了いたしました。現在は、これら2工場の土地・建物などの売却処理を進めております。」
米国2工場の閉鎖完了と、土地・建物等の売却処理を進めている状況を再確認している。 - FY2021-Q2前進有価証券報告書
「米国の生産2拠点の閉鎖については、テネシー州の工場は1か月予定を早め7月末に、サウスカロライナ州の工場は計画どおり9月末までに完了いたしました。現在はこれら2工場の土地・建物などの売却処理を進めております。」
北米の生産能力最適化について、テネシー州工場を予定より1か月前倒しし、サウスカロライナ州工場も計画どおり閉鎖を完了した。現在は土地・建物等の売却処理に進んでいる。 - FY2021-Q1前進有価証券報告書
「米国の生産2拠点の閉鎖については、テネシー州の工場は1か月予定を早め7月末に完了し、サウスカロライナ州の工場は計画どおり9月末までに完了する見込みです。」
北米の生産能力最適化について、テネシー州工場の閉鎖を予定より1か月前倒しし、サウスカロライナ州工場も計画どおり閉鎖を進めている。 - FY2020前進有価証券報告書
「売上減少に合わせた、米国テネシー州及びサウスカロライナ州の生産2拠点の閉鎖を決定し、これに合わせた生産終了の前倒しや早期転注交渉を進めてきております。生産終了・閉鎖時期は、テネシー州の工場は2020年8月、サウスカロライナ州の工場は2020年9月と予定どおりに進んでおります。」
北米の生産能力最適化について、テネシー州とサウスカロライナ州の2工場の閉鎖を決定し、2020年8月・9月の閉鎖予定に沿って進めている。 - FY2020-Q2再掲有価証券報告書
「利益面では、前期に行った固定資産の減損損失の計上による減価償却費の負担減少や、人員の適正化及び生産性改善による効果が出ているものの、大幅な受注の減少による影響が大きく、12億円の営業損失(前年同期は営業利益3億円)となりました。」
北米の人員適正化・生産性改善を継続しているが、受注減少の影響が大きい状況も併記している。 - FY2019再定義有価証券報告書
「「北米事業の立て直し」につきましては、現地主導によるマネジメント体制を強化することにより組織の抜本的改革を実行し、売上重視から利益重視の経営に転換してまいりました。具体的には不採算製品の収益性改善を完成車メーカーの協力も得て実施したほか、「安全・品質・納期」の原点に戻り、生産性改善や販管費を含めた間接業務の改善などを実施したことにより、2017年には黒字化を達成することができました。しかしながら、中期経営計画最終年度の2018年には、前年度からの経営体制が機能せず、原材料市況の高騰によるコストの増加、次期モデルの受注ができなかったことによる売上の減少に対応した固定費削減が計画通りに進まなかったことなどから、大幅な損失を計上する結果となりました。」
現地主導改革による2017年の黒字化を引用する一方、2018年には同体制が機能せず、固定費削減も計画どおり進まなかったと説明し、改革の重点を次の段階へ移している。 - FY2019-Q2再掲有価証券報告書
「今後の成長を実現するためには日本のモノづくりをベースとした製造会社という原点に立ち返り、さらに日米間の連携を強化し、北米事業のさらなる改善に向け努力してまいります。」
現地主導改革を踏まえ、日本のモノづくりを基盤とした日米連携強化へ重点を置く方針を再掲している。 - FY2019-Q1再定義有価証券報告書
「現地主導で大きな改革を実行したことによる課題も出てきており、米国のマネジメントだけでは対処できない改革フェーズに入ってきたものと考えております。今後の成長を実現するためには日本のモノづくりをベースとした製造会社という原点に立ち返り、さらに日米間の連携を強化し、北米事業のさらなる改善に向け努力してまいります。」
米国での現地主導改革による成果を18億円の営業利益として示す一方、次の改革段階では日本のモノづくりを基盤に日米連携を強化する方向へ重点を移している。 - FY2018-Q3前進有価証券報告書
「北米事業では、以前から取り組んでいる収益改善のための各施策が効果を上げ、生産混乱時には3直7日稼働を強いられてきた生産ラインも、第1四半期からは最も負荷の高いラインでも3直6日稼働体制を達成するなど、生産はほぼ正常化しました。利益面では、前年同期と比べ、北米事業立て直しのための外部コンサルタント費用などの一時費用がなくなったことや、緊急輸送費の大幅削減、残業や休日出勤削減による労務費の圧縮などもあり、営業利益は16億円(前年同期は営業損失39億円)と大幅に改善しました。」
北米の生産ラインの稼働体制、生産正常化、外部コンサルタント費用・緊急輸送費・労務費の削減、営業損益の改善を具体的に記載している。 - FY2018-Q2前進有価証券報告書
「北米事業は、昨年度から取り組んでいる収益改善のための各施策が効果を上げ、生産混乱時には3直7日稼働を強いられてきた生産ラインも、第1四半期には全ラインで3直6日稼働体制になるなど、生産はほぼ正常化しました。前年同期と比べ、北米事業立て直しのための外部コンサルタント費用がなくなったことや緊急輸送費大幅削減などもあり、営業利益は12億円(前年同期は営業損失31億円)と大幅に改善いたしました。」
全ラインの3直6日稼働化、生産のほぼ正常化、外部コンサルタント費用の消失、緊急輸送費削減、営業損失31億円から営業利益12億円への改善を記載している。 - FY2018-Q1前進有価証券報告書
「昨年度下期までには米国4工場のうち2工場が黒字化し、さらには、生産混乱時には3直7日稼働を強いられてきた生産ラインも、当第1四半期には全ラインで3直6日稼働体制になるなど、生産性は大きく改善しました。前年同期と比べ、北米事業立て直しのための外部コンサルタント費用がなくなり、緊急輸送費大幅削減や販売価格の適正化の効果などもあり、営業利益は3億円(前年同期は営業損失26億円)となりました。」
米国4工場のうち2工場が黒字化し、全ラインが3直7日から3直6日稼働へ移行した。コンサルタント費用の消失、緊急輸送費削減、価格適正化などもあり北米営業利益は3億円となった。 - FY2017-Q3前進有価証券報告書
「欧米地域を中心に高まるアルミキャリパーの需要に対応するため、日米間が連携を取りつつ、平成28年4月にアルミキャリパー生産工場であるサウスカロライナ州のコロンビア工場にて生産能力を増強し、同年10月から本格的に稼動しております。引き続き需要の高いピックアップトラック向けの増産への要求に対応するため、能力増強を実施いたします。また、ケンタッキー州グラスゴー工場は利益率が高い補修品ビジネス向けの摩擦材生産設備の増強を進めており、増産第一フェーズが平成29年2月から本稼動の予定です。」
コロンビア工場の生産能力増強が平成28年10月から本格稼働し、グラスゴー工場の補修品向け増産第一フェーズも平成29年2月の本稼動予定と、設備面の具体的な進捗を示している。 - FY2017-Q2前進有価証券報告書
「一部の生産品目をグループ内海外生産拠点(日本・タイ)に移管いたしました。これにより、一部ラインを除き稼働日が3直7日から3直6日もしくは2直へと改善されるとともに、生産工程の改善活動の推進や計画的な保全活動などが可能となりました。」
CEO・CFOの採用による現地主導体制への刷新、生産品目の日本・タイへの移管、稼働日数の改善、新規設備導入など、北米再建策に具体的な進捗がある。 - FY2017-Q1初出有価証券報告書
「当社は、この問題の解決を当社グループの最優先課題として捉え、早期の事業基盤再建に向けた現地主導によるマネジメント体制を強化することにより組織の抜本的な改革を実行中であります。具体的には、外部機関の支援も得て、事業の現状の再把握と課題及び問題点のレビュー、商品群の収益性の再レビュー、生産拠点の最適化、販売管理費の削減、間接コストの低減、品質安定及び緊急出荷の削減、マネジメントレベルの入替、人員の適正化など諸施策を実施してまいります。」
外部機関の支援、商品収益性レビュー、生産拠点最適化、コスト削減、品質安定、人員適正化など、北米再建の具体策を列挙している。