未上場株式への投資回収・評価リスク
FY2022に初出。9回の記載のうち4回が「対処」で、最初の「対処」は2026-05-08。直近の記載は2026-08-06。
フォースタートアップスがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2024年。同じテーマの他社の中央値(2023年)より1年遅い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2024年。12社中9社が悪化側に。
直近の記載が「対処」なのは、ほかに1社。
- FY2026-H1悪化有価証券報告書
「当中間連結会計期間においては、フォースタートアップス1号投資事業有限責任組合が保有する非上場株式について、超過収益力を反映した実質価額が取得価額に比べて著しく低下したため、営業投資有価証券評価損として93,153千円を売上原価に計上いたしました。また、定常的に発生している管理費用を含めて、セグメント損失は97,120千円(前年同期は3,722千円の損失)となりました。」
非上場株式の評価減が再び発生し、93,153千円の営業投資有価証券評価損を計上した。ベンチャーキャピタル事業のセグメント損失も前年同期の3,722千円から97,120千円へ拡大した。 - FY2025再掲有価証券報告書
「このようなリスクに対応するため、当社グループは、主としてタレントエージェンシーの人材紹介支援を行っている未上場企業を投資対象として、投資時においてビジネスモデルや市場環境を十分に検討した上で判断するとともに、投資後は投資先の状況把握を定期的に行いリスクの軽減に努めております。」
未上場株式の評価減・投資回収リスクを継続認識し、投資時の検討と投資後の定期的な状況把握を対応策としている。 - FY2024-Q3顕在化有価証券報告書
「当第3四半期連結累計期間においては、フォースタートアップス1号投資事業有限責任組合が保有する非上場株式について、超過収益力を反映した実質価額が取得価額に比べて著しく低下したため、営業投資有価証券評価損として136,343千円を売上原価に計上いたしました。」
未上場株式の実質価額が取得価額を著しく下回り、営業投資有価証券評価損136,343千円を計上したことで、未上場株式の評価・投資回収リスクが実際に発生した。 - FY2022初出有価証券報告書
「営業投資有価証券は、当社グループが管理・運営する投資事業組合が有する未上場株式であります。未上場企業は、上場企業に比べ、収益基盤や財務基盤が不安定で経営資源も制約されるため、経済環境等の影響を受けやすく、期待されたキャピタルゲインが実現しない、投資資金を回収できないリスクに晒されております。」
投資事業の開始に伴い、未上場株式の収益基盤・財務基盤の不安定さ、期待キャピタルゲイン未実現、投資資金回収不能のリスクを新たに明示している。