原料コスト急騰による業績圧迫
FY2017-Q3に初出。22回の記載のうち11回が「再掲」。直近の記載はFY2026。
高砂鐵工がこのテーマで「悪化」側に入ったのは2019年。同じテーマの他社の中央値(2021年)より2年早い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2022年。167社中124社が悪化側に。
直近の記載が「対処」なのは、ほかに34社。
- FY2026対処有価証券報告書
「利益面では、拡販や販売価格の改善、徹底したコスト低減に取り組んだ結果、前年同期比で増益となりました。」
原料価格等の変動が続くなか、販売価格の改善と徹底したコスト低減により前年同期比で増益となったと説明しており、原料コスト圧力への対応が業績面に反映されている。 - 2026-05-13対処決算
「利益面では、拡販や販売価格の改善、徹底したコスト低減に取り組んだ結果、経常利益は471百万円(前年同期比15.4%増)となりました。」
販売価格の改善、拡販およびコスト低減によって、原料・市況変動による利益圧力への対応と増益が示された。 - FY2025対処有価証券報告書
「利益面では、販売価格の改善や徹底したコスト低減に取り組み、加えて在庫評価差等のプラス要因もあり、前年同期比で増益となりました。」
原材料価格の変動が残るなか、販売価格の改善、コスト低減および在庫評価差等のプラス要因により、営業利益・経常利益が前年同期比で増加した。 - FY2025-H1対処有価証券報告書
「鉄鋼製品事業では、拡販や徹底したコスト低減、原材料等の価格上昇分を着実に製品価格へ反映する取り組みを継続し、収益改善に努めてまいりました。加えて、在庫評価差等のプラス要因もあり、前年同期比で増益となりました。」
原材料価格上昇分の製品価格への反映を継続し、在庫評価差等のプラス要因もあって前年同期比で増益となったと記載している。原料コスト圧力への対応が示されている。 - FY2024-Q3再掲有価証券報告書
「みがき帯鋼では、自動車部品向けにおいて、受注数量が減少しているなか、在庫評価差等がマイナス要因となり、加えて、加工品においては主要用途先であるプリント配線基板業界の一時的な減速もあり、前年同期比で減益となりました。」
鋼材価格の変動に伴う在庫評価差等がマイナス要因となる状況が続いている。 - FY2023再掲有価証券報告書
「当社グループの鉄鋼製品事業では、みがき帯鋼及びステンレス鋼の原料価格が大幅に変動することが予想されます。製品価格への転嫁と共にコスト引き下げの取組に全力を傾注しておりますが、進展状況においては当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。」
原料価格の大幅な変動と、製品価格への転嫁・コスト引き下げの進展状況が業績に影響する可能性を継続して記載している。 - FY2023-Q3再掲有価証券報告書
「みがき帯鋼と同様に原料価格の上昇分を着実に製品価格へ転嫁いたしました。」
原料価格の上昇による業績圧迫要因は残るものの、上昇分を製品価格へ転嫁する対応を継続している。 - FY2023-Q1再掲有価証券報告書
「ステンレスにおいては、エンボス製品や加工品が総じて堅調で、子会社でのステンレス鋼材の卸販売も市況の先高観を受け好調に推移し、みがき帯鋼と同様に原料価格の上昇分を着実に製品価格へ転嫁いたしました。」
原料価格の上昇分を製品価格へ着実に転嫁する対応を継続している。 - FY2022対処有価証券報告書
「当社原料である鋼材価格の上昇分を着実に製品価格へ転嫁した」
鋼材価格上昇による原料コスト圧力に対し、上昇分を製品価格へ転嫁したと説明している。 - FY2022-Q3対処有価証券報告書
「当社原料である鋼材価格の上昇分を確実に製品価格へ転嫁したことに加えて、棚卸資産評価差等の一過性の要因もあり増益となりました。」
鋼材価格上昇による原料コスト圧力に対し、上昇分を製品価格へ確実に転嫁したと説明している。 - FY2022-Q2対処有価証券報告書
「鉄鋼製品事業では受注数量が順調に推移したのに加えて、当社原料である鋼材価格が上昇するなか、製品価格への転嫁を進めてまいりましたが、原料価格の原価への反映が一部第3四半期以降となることから増益となりました。」
鋼材価格の上昇は続いているが、製品価格への転嫁を進めていると記載しており、原料コスト上昇への対処が示されている。一方、原価への反映時期にはずれが残っている。 - FY2020悪化有価証券報告書
「当社グループの主力事業である鉄鋼製品事業においては、みがき帯鋼において米中貿易摩擦の長期化により主要ユーザーである自動車部品向け受注数量が低迷し、さらに当社原料である鋼材価格の値上げ等もあり、販売価格の値上げや拡販・コスト削減に全力で取り組んだものの、極めて厳しい状況となりました。」
鋼材価格の値上げ等による原料コスト圧力が、受注数量低迷と重なり、事業環境を「極めて厳しい」とする記載に変化している。 - FY2020-Q3再掲有価証券報告書
「鋼材市況が全般的に低調な中で、当社原料である鋼材価格の上昇圧力が強まり、販売価格の値上げ交渉を行うなど、厳しい事業環境が続きました。」
低調な鋼材市況と原料鋼材価格の上昇圧力が続き、価格転嫁に向けた値上げ交渉を行っていると記載している。 - FY2020-Q2悪化有価証券報告書
「しかしながら、主力のみがき帯鋼において自動車部品向け受注数量が中国向けを中心に大きく落ち込み、鋼材市況が全般に低調な中で当社原料鋼材の価格上昇圧力が強まるなど、厳しい事業環境が続きました。」
鋼材市況が全般に低調な中、原料鋼材の価格上昇圧力が強まったと記載しており、原料コストによる業績圧迫要因が強まっている。 - FY2019再掲有価証券報告書
「当社グループの鉄鋼製品事業では、みがき帯鋼及びステンレス鋼の原料価格が大幅に変動することが予想されます。製品価格への転嫁と共にコスト引き下げの取組みに全力を傾注しておりますが、進展状況においては当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。」
みがき帯鋼・ステンレス鋼の原料価格変動、価格転嫁やコスト削減の進展状況が業績に影響する可能性をリスクとして継続記載している。 - FY2019-Q2再掲有価証券報告書
「なお、営業利益が前年同期比減少しているのは、前年同期において原料価格・製品価格がともに上昇した中で、原料価格の値上がり分の原価への反映が一部下半期以降となり、一時的に増益になっていたためです。」
原料価格上昇とその原価反映時期が利益に影響する要因として引き続き説明されている。 - FY2018再掲有価証券報告書
「また原料価格の変動分の製品価格への転嫁を着実に進めました。」
原料価格変動によるマージン圧迫への対応として、製品価格への転嫁を継続している。 - FY2018-Q3再掲有価証券報告書
「主力のみがき帯鋼では自動車部品向け受注数量が堅調に増加したのに加えて、原料価格の変動分の製品価格への転嫁を着実に進めました。」
原料価格の変動分を製品価格へ転嫁する対応を引き続き進めており、原料コスト上昇によるマージン圧迫への対処を継続している。 - FY2018-Q2対処有価証券報告書
「主力のみがき帯鋼では自動車部品向け受注数量が着実に増加したのに加えて、原料価格の値上がり分の製品価格への転嫁を進めました。」
原料価格の値上がり分を製品価格へ転嫁する対応を進めたと記載しており、原料コスト上昇によるマージン圧迫への対処が示されている。 - FY2018-Q1再掲有価証券報告書
「鉄鋼業界におきましては、建設向けと自動車等製造業向けの需要がともに底堅く推移しておりますが、高炉メーカーはマージン改善のため、原料コスト値上がり分の鋼材価格への転嫁を進めつつあります。」
原料コストの値上がりと鋼材価格への転嫁が引き続き業界の動きとして記載されている。原料価格上昇によるマージンへの影響要因は残っている。 - FY2017再掲有価証券報告書
「鉄鋼業界におきましては、自動車向けや建設向けを中心に国内需要の回復が進み平成28年度の粗鋼生産量は3年振りに前年度実績を上回りました。一方で鉄鉱石や副原料の値上がりを受け、マージンの確保が最大の課題となっております。」
鉄鉱石・副原料の値上がりにより、マージン確保が最大の課題であるとの説明を継続している。原料価格上昇が業績圧迫要因となるリスクは残っている。 - FY2017-Q3初出有価証券報告書
「一方で、原料コストの急騰が業績の圧迫要因となっております。」
原料コストの急騰が既に業績を圧迫する要因となっていると記載している。