借入金の金利変動と資金調達・流動性リスク
FY2019に初出。29回の記載のうち16回が「悪化」で、最初の「悪化」はFY2020。直近の記載は2026-09-15。
TOKYO BASEがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2022年。同じテーマの他社の中央値(2025年)より3年早い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2022年。26社中4社が悪化側に。
直近の記載が「その他」なのは、ほかに3社。
- 2026-09-15その他決算説明資料
「下半期アクション 銀行融資にて30億円のコミットメントラインを設定し財務レバレッジを強化」
借入余力と財務レバレッジを強化する下半期の施策を示した。施策は今後のアクションとして記載されており、流動性リスクの低減実績とは区別した。 - FY2027-H1悪化有価証券報告書
「短期借入金が200,000千円…増加」「当座貸越極度額の総額2,100,000千円、借入実行残高2,100,000千円」「現金及び現金同等物は、前連結会計年度末から873,823千円減少し、3,523,338千円となりました。」
当座貸越枠を全額実行し、短期借入金も増加する一方、現金及び現金同等物は873,823千円減少した。 - FY2026借入増加と返済余力の併存有価証券報告書
「当連結会計年度末における有利子負債残高は5,739,472千円」「Net Debt/EBITDA倍率…約0.53倍」「自己資本比率は42.0%」
有利子負債は前期末の3,946,904千円から増加し、当座貸越実行残高も1,900,000千円となった一方、現金4,397,162千円、Net Debt/EBITDA約0.53倍を開示している。 - FY2026-H1悪化有価証券報告書
「当座貸越極度額の総額 1,400,000千円」「借入実行残高 700,000」「現金及び現金同等物は、前連結会計年度末から1,233,613千円減少し、2,435,681千円となりました。」
当座貸越極度額が900,000千円から1,400,000千円へ拡大し、700,000千円を実行中である一方、現金及び現金同等物は1,233,613千円減少した。 - FY2025対処有価証券報告書
「当連結会計年度末における有利子負債残高は3,946,904千円、現金及び現金同等物残高は3,669,294千円」「フリー・キャッシュ・フロー(FCF)は…986,154千円のプラス」
有利子負債は前期末の4,444,426千円から減少し、営業キャッシュ・フローと投資後のフリー・キャッシュ・フローはプラスとなった。 - FY2025-H1悪化有価証券報告書
「1年内返済予定の長期借入金が408,379千円、長期借入金が482,944千円増加」「当座貸越極度額の総額 900,000千円」「借入実行残高 900,000」
長期借入金等が増加し、900,000千円の当座貸越枠を全額実行した状態が続いた。現金及び預金も前期末から335,007千円減少し、借入・流動性への依存が継続した。 - FY2025-Q1悪化有価証券報告書
「当第1四半期連結会計期間末における資産合計は、前連結会計年度末に比較して1,031,564千円減少し、10,856,572千円となりました。これは、主として…現金及び預金が1,773,945千円減少したことによるものです。」「借入実行残高 900,000」
現金及び預金が1,773,945千円減少する一方、当座貸越900,000千円を全額実行した状態が続き、流動性・借入依存が継続している。 - FY2024悪化有価証券報告書
「なお、当連結会計年度末における有利子負債の残高は4,444,426千円となっております。また、当連結会計年度末における現金及び現金同等物の残高は4,163,366千円となっております。」「当座貸越極度額の総額 900,000千円」「借入実行残高 900,000」
有利子負債は前期末の3,647,283千円から4,444,426千円へ増加し、当座貸越枠900,000千円を全額実行している。現金は増加したが、長期借入を含む資金調達依存が続いた。 - FY2024-Q2悪化有価証券報告書
「当第2四半期連結会計期間末における負債合計は、前連結会計年度末に比較して218,233千円減少し、5,611,031千円となりました。これは主として、長期借入金が475,126千円増加した一方で、買掛金が297,060千円、短期リース債務が150,764千円、長期リース債務が206,199千円減少したことによるものです。」「長期借入れによる収入1,100,000千円」「当座貸越極度額の総額 1,100,000千円」「借入実行残高 1,100,000」
長期借入れ1,100,000千円を実行し、長期借入金は475,126千円増加した。当座貸越枠1,100,000千円も全額実行中で、現金及び現金同等物は417,501千円増加したものの、借入依存が続いている。 - FY2023悪化有価証券報告書
「なお、当連結会計年度末における有利子負債の残高は3,647,283千円となっております。また、当連結会計年度末における現金及び現金同等物の残高は2,504,646千円となっております。」
有利子負債は3,647,283千円へ増加し、短期借入金1,100,000千円を全額実行した一方、現金及び現金同等物は2,504,646千円へ減少した。 - FY2023-Q3悪化有価証券報告書
「当座貸越極度額の総額 800,000千円」「借入実行残高 800,000」「差引額 -」「現金及び預金が1,481,307千円減少」
当座貸越枠800,000千円を全額実行した状態が続き、現金及び預金は前連結会計年度末から1,481,307千円減少した。 - FY2023-Q2悪化有価証券報告書
「当第2四半期連結会計期間末における負債合計は、前連結会計年度末に比較して464,662千円増加し、6,107,993千円となりました。これは主として、買掛金が206,474千円、短期借入金が800,000千円、短期リース債務が152,384千円、長期リース債務が73,221千円増加した一方で、1年内返済予定の長期借入金が353,663千円、未払法人税等が119,717千円、長期借入金が275,424千円減少したことによるものです。」
当座貸越枠800,000千円を全額実行し、短期借入金と運転負債が増加した。長期借入金は減少したが、資金調達・流動性への依存が当四半期に顕在化した。 - FY2023-Q1借入減少と運転負債増加の併存有価証券報告書
「1年以内返済予定の長期借入金が146,610千円、長期借入金が133,745千円減少した一方で、買掛金が1,090,575千円増加」「現金及び預金が263,556千円減少」
長期借入金等は減少した一方、買掛金が大幅に増加し、現金及び預金は263,556千円減少した。 - FY2022悪化有価証券報告書
「なお、当連結会計年度末における有利子負債の残高は3,215,610千円となっております。また、当連結会計年度末における現金及び現金同等物の残高は3,145,275千円となっております。」
リース債務の認識等により有利子負債は3,215,610千円へ増加した。一方、現金及び現金同等物は3,145,275千円へ回復した。 - FY2022-Q3再掲有価証券報告書
「当座貸越極度額の総額 800,000千円」「借入実行残高 -」「差引額 800,000」
当座貸越極度額800,000千円を維持し、当第3四半期末の借入実行残高はない。 - FY2022-Q2対処有価証券報告書
「当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末から931,125千円増加し、3,536,836千円となりました。」「長期借入金が222,216千円減少」
現金及び現金同等物が3,536,836千円へ増加し、長期借入金も222,216千円減少した。前期末から資金繰りと借入残高が改善した。 - FY2021通期の借入返済と現金減少有価証券報告書
「当連結会計年度末における有利子負債の残高は2,204,574千円となっております。また、当連結会計年度末における現金及び現金同等物の残高は2,605,711千円となっております。」
有利子負債は2,204,574千円へ減少した一方、現金及び現金同等物は前年同期比3,537,310千円減の2,605,711千円となった。 - FY2021-Q3有利子負債減少と現金減少有価証券報告書
「現金及び預金が4,321,272千円減少したためであります。」「負債は、前連結会計年度末に比べて497,540千円減少し、4,230,480千円となりました。これは主に、未払法人税等が241,763千円、長期借入金が448,962千円減少した一方で、買掛金が35,368千円、未払費用が88,411千円、ポイント引当金が40,852千円増加したためであります。」
現金及び預金は4,321,272千円減少した一方、長期借入金は448,962千円減少した。資産・負債の双方に大きな変動が生じた。 - FY2021-Q2悪化有価証券報告書
「負債は、前連結会計年度末に比べて261,527千円減少し、4,466,493千円となりました。これは主に…短期借入金が600,000千円…増加したためであります。…現金及び現金同等物は、前連結会計年度末から763,243千円減少し、5,379,778千円となりました。」
短期借入金600,000千円を計上し、現金及び現金同等物は763,243千円減少した。営業活動によるキャッシュ・フローも905,612千円の支出となり、資金調達・流動性への依存が続いた。 - FY2021-Q1悪化有価証券報告書
「当座貸越極度額の総額 800,000千円」「借入実行残高 600,000」「差引額 200,000」
当座貸越枠800,000千円のうち600,000千円を実行し、手元流動性確保のための借入依存が実績として表れた。 - FY2020悪化有価証券報告書
「当連結会計年度末における有利子負債の残高は2,445,002千円となっております。また、当連結会計年度末における現金及び現金同等物の残高は6,143,021千円となっております。」
長期借入金等の有利子負債残高が2,445,002千円となり、前事業年度末の1,637,440千円から増加した。設備投資等の資金を長期借入で調達する方針も記載している。 - FY2020-Q3長期借入金残高の追加増加有価証券報告書
「当第3四半期会計期間末の負債合計は、4,691,471千円と前事業年度末に比べて1,226,917千円の増加となりました。これは主に、買掛金が859,838千円、未払費用が239,257千円、長期借入金が189,039千円が増加したためであります。」
前事業年度末から長期借入金が189,039千円増加し、負債合計も1,226,917千円増加した。 - FY2020-Q2長期借入金残高の増加有価証券報告書
「当第2四半期会計期間末の負債合計は、4,073,221千円と前事業年度末に比べて608,667千円の増加となりました。これは主に、買掛金が127,759千円、1年内返済予定の長期借入金が47,506千円、未払費用が69,342千円、ポイント引当金が15,182千円、長期借入金が390,064千円増加し、賞与引当金が49,468千円減少したためであります。」
前事業年度末から長期借入金が390,064千円、1年内返済予定の長期借入金が47,506千円増加した。 - FY2020-Q1再掲有価証券報告書
「当座貸越極度額の総額 800,000千円」「借入実行残高 -」「差引額 800,000」
当座貸越極度額800,000千円を維持し、当第1四半期末時点で借入実行残高はない。 - FY2019初出有価証券報告書
「当社は、借入金に係る支払金利の変動リスクに晒されておりますが、市場の金利動向に留意しながら資金調達をしております。各部署からの報告に基づき担当部署が適時に資金繰り計画を作成・更新するとともに、手元流動性の維持などにより流動性リスクを管理しております。」
借入金の支払金利変動リスクと、支払期日に資金を実行できなくなる流動性リスクを挙げ、資金繰り計画の更新や手元流動性の維持による管理方法を記載している。