21日の日本市場ではスペースXの決算がAI関連の懸念を和らげ、株式が反発した。一方、債券市場と円相場は方向感を欠く迷走を続けた。
米株決算の好結果を受け、日本市場のリスク選好が一部回復した。スペースXの7~9月期は売上高・利益が市場予想を上回り、AI関連の懸念が和らいだ。サーバー大手のスーパー・マイクロ・コンピューターの暫定決算も予想を上回り、関連株の時間外取引での上昇が伝えられた。
市場関係者はAI投資熱の回復を見込む一方、信用リスクやマクロ不安材料は残ると指摘した。日経平均は3営業日ぶりに上昇したが、買い戻しの勢いは限定的だった。
債券市場では超長期の新発30年債利回りが低下、10年・20年債を巡る動きは混在した。円は158円台前半での推移が続き、レンジ相場が続くとの見方が出た。
投資家の注目は次にメタ・プラットフォームズやテスラの決算へ移る見込みで、AI関連設備投資の展望やフリーキャッシュフローの状況が引き続き関心の焦点となっている。