新株予約権行使による株式価値の希薄化
FY2021に初出。17回の記載のうち9回が「顕在化」で、最初の「顕在化」はFY2022-Q2。直近の記載は2026-08-14。
プロジェクトホールディングスがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2022年。同じテーマの他社の中央値(2021年)より1年遅い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2017年。34社中17社が悪化側に。
直近の記載が「顕在化」なのは、ほかに44社。
- 2026-08-14顕在化決算
「当社及び当社子会社の執行役員・従業員に対し、以下の通り有償にて新株予約権を発行するものであります。」
第7回新株予約権について、2026年7月21日付で492個、当社普通株式49,200株相当が割り当てられ、希薄化が決議段階から発行段階へ進んだ。すべて行使された場合の希薄化割合は発行済株式総数の0.9%と記載している。 - FY2026-H1顕在化有価証券報告書
「新株予約権の数(個)962 新株予約権の目的となる株式の種類、内容及び数(株)普通株式 96,200」
第6回新株予約権の発行により、96,200株相当の潜在株式が新たに設定された。さらに提出後には第7回新株予約権49,200株相当の発行も決議され、希薄化エクスポージャーが追加された。 - FY2025悪化有価証券報告書
「本新株予約権がすべて行使された場合に増加する当社普通株式の総数は、発行済株式総数の1.8%に相当します。」
第5回新株予約権に加え、提出後には第6回新株予約権962個・96,200株が発行され、全て行使された場合の潜在的希薄化は発行済株式総数の1.8%と開示された。 - FY2024悪化有価証券報告書
「本新株予約権が全て行使された場合に増加する当社普通株式の総数は、発行済株式総数の1.9%に相当します。」
2025年3月19日割当の中長期業績連動型新株予約権1,112個、111,200株相当を新たに発行し、潜在的な希薄化枠を設定した。 - FY2023顕在化有価証券報告書
「2024年2月末時点における新株予約権による潜在株式数は94,250株であり、発行済み株式総数5,872,450株の1.6%に相当いたします。」
2023年中に新株予約権行使による135,500株の発行が発生し、提出前月末時点の潜在株式数は94,250株、発行済株式総数の1.6%となった。希薄化リスクの現実化を引き続き開示している。 - FY2023-Q3顕在化有価証券報告書
「2023年7月1日~2023年9月30日 50,250 5,829,450 14,675 1,016,366 ― 633,216 (注) 新株予約権の行使による増加であります。」
第3四半期に新株予約権の行使により50,250株の発行済株式数増加が発生し、希薄化リスクが追加的に現実化している。 - FY2023-Q2顕在化有価証券報告書
「2023年4月1日~2023年6月30日 16,000 5,779,200 24,131 1,001,691 22,131 633,216 (注) 新株予約権の行使による増加であります。」
新株予約権の行使により16,000株の発行済株式数増加が実際に発生し、希薄化エクスポージャーが追加的に現実化している。潜在株式調整後1株当たり四半期純利益も40円93銭と開示している。 - FY2023-Q1顕在化有価証券報告書
「2023年1月1日~2023年3月31日 26,250 5,763,200 6,575 977,559 ― 611,084 (注) 新株予約権の行使による増加であります。」
新株予約権の行使により26,250株の発行済株式数増加が実際に発生し、希薄化エクスポージャーが追加的に現実化している。 - FY2022顕在化有価証券報告書
「本書提出日現在における新株予約権による潜在株式数は264,750株であり、発行済み株式総数5,762,950株の5.0%に相当致します。これらの新株予約権が行使された場合には、当社の1株当たりの株式価値が希薄化し、当社の株価に影響を及ぼす可能性があります。」
2022年中に新株予約権の行使により99,800株が発行され、希薄化が追加的に現実化した。提出日現在の潜在株式数は264,750株、発行済株式総数の5.0%となっている。 - FY2022-Q3顕在化有価証券報告書
「2022年7月1日~2022年9月30日(注)65,800 5,729,950 16,612 968,884 ― 611,084(注) 新株予約権の行使による増加であります。」
第3四半期に新株予約権の行使により65,800株の発行済株式数増加が発生し、希薄化リスクが追加的に現実化している。 - FY2022-Q2顕在化有価証券報告書
「発行済株式総数増減数 27,000 (注) 新株予約権の行使による増加であります。」
新株予約権の行使により27,000株の発行済株式数増加が実際に発生したと記載しており、希薄化リスクが現実化している。 - FY2022-Q1悪化有価証券報告書
「なお、本新株予約権を行使することにより交付を受けることができる株式の総数は、当社普通株式55,000株とし、下記3.(1)により本新株予約権に係る付与株式数が調整された場合は、調整後付与株式数に本新株予約権の数を乗じた数とする。」
既存の潜在株式333,555株に加え、最大55,000株の新株予約権発行が決議され、潜在的な希薄化エクスポージャーが拡大している。新株予約権の行使自体が発生したとの記載はない。 - FY2021初出有価証券報告書
「本書提出日現在における新株予約権による潜在株式数は333,555株であり、発行済み株式総数5,637,150株の6.0%に相当いたします。これらの新株予約権が行使された場合には、当社の1株当たりの株式価値が希薄化し、当社の株価に影響を及ぼす可能性があります。」
潜在株式数333,555株、発行済株式総数の6.0%という数値を示し、新株予約権行使による希薄化をリスクとしている。