旅客船事業2社の再建と適正規模・低コスト・低環境負荷船舶への代替
FY2021に初出。11回の記載のうち7回が「前進」で、最初の「前進」はFY2022。直近の記載はFY2026。
このテーマで動きを比べられる他社は、まだありません。
- FY2026前進有価証券報告書
「連結子会社である東京湾フェリー株式会社は2026年1月9日付で新造水素燃料併用型カーフェリーの裸傭船契約を締結いたしました。」
旅客船2社の再建・船舶代替方針について、東京湾フェリーが2027年11月から20年間の新造水素燃料併用型カーフェリー裸傭船契約を締結した。 - FY2025前進有価証券報告書
「近時の業績は回復し、2025年5月よりB to C事業(港内観光船、水上バス)を合弁会社YCruise㈱(持分法適用会社)へ事業移管した。ボトルネックとなっている人手不足を解消して収益性の向上に努める。」
横浜港観光船事業の再建について、業績回復を踏まえ、B to C事業を2025年5月からYCruiseへ移管する段階に進んだ。人手不足の解消と収益性向上を移管の目的としている。 - FY2025-H1前進有価証券報告書
「久里浜・金谷間を結ぶカーフェリー部門では、昨年度末に強風による岸壁接触事故で運航休止を余儀なくされました。復帰は8月10日と予想より約2ヶ月早まったものの、運航休止中の減収分をカバーできず営業損失となりました。」
旅客船事業の再建対象であるカーフェリーは岸壁接触事故後に運航を休止したが、8月10日に復帰した。復旧という具体的な運航再開段階に進んだ一方、休止期間の減収により営業損失が残っている。 - FY2024前進有価証券報告書
「2023年度に黒字化した㈱ポートサービスについては老朽化により改修工事を進めてきた山下公園発着所が2024年夏から再開するため、内外からの観光需要を取り込み、黒字化を定着させる。東京湾フェリー㈱については、事業の抜本的な再構築を行う。」
ポートサービスについて2023年度の黒字化を実績として示し、山下公園発着所の2024年夏再開後に黒字定着を目指す段階へ進んだ。東京湾フェリーについては抜本的再構築を新たに明示している。 - FY2024-Q3前進有価証券報告書
「この結果、旅客船事業セグメントの売上高は284百万円増加し1,869百万円(前年同期比18.0%増)となり、25百万円の営業利益(前年同期は159百万円の営業損失)となりました。」
旅客船事業は前年同期比18.0%増収となり、営業損益が159百万円の損失から25百万円の利益へ転じた。旅客船2社の再建・収益性回復に向けた改善がさらに進んでいる。 - FY2024-Q2前進有価証券報告書
「この結果、旅客船事業セグメントの売上高は205百万円増加し1,230百万円(前年同期比20.1%増)となり、14百万円の営業利益(前年同期は127百万円の営業損失)となりました。」
旅客船事業は前年同期比20.1%増収となり、営業損益が127百万円の損失から14百万円の利益へ転じた。旅客船2社の再建・収益性回復方針に対する具体的な改善実績が示されている。 - FY2023再掲有価証券報告書
「⑥ コロナ禍で業績低迷が続いた旅客船事業に携わるグループ連結子会社2社(㈱ポートサービスと東京湾フェリー㈱)を再建する。㈱ポートサービスについては老朽化により改修工事を進めている山下公園発着所の再開後に、内外からの観光需要を取り込む。また、ローコストで機動的なオペレーションを行うことにより収益性を回復する。」
旅客船2社の再建、山下公園発着所の再開後の観光需要取り込み、低コストで機動的な運航による収益性回復の方針を再確認している。 - FY2023-Q3再掲有価証券報告書
「山下公園発着所リニューアルに伴う一時閉鎖がマイナス要因となり」
旅客船事業の再建計画に含まれる山下公園発着所のリニューアルについて、一時閉鎖が当第3四半期累計期間にもマイナス要因として継続している。 - FY2023-Q1再掲有価証券報告書
「旅客船事業は、横浜港における観光船部門では、前年度は自粛要請で低迷していた反動から観光客が増加し増収にはなりましたが、山下公園発着所リニューアルに伴う一時閉鎖がマイナス要因となりました。」
旅客船事業の再建計画に含まれる山下公園発着所のリニューアルについて、一時閉鎖が継続していることを確認している。完了や収益改善への到達は記載されていない。 - FY2022前進有価証券報告書
「コロナ禍で業績低迷が続いている旅客船事業に携わるグループ連結子会社2社(㈱ポートサービスと東京湾フェリー㈱)を再建する。㈱ポートサービスについては、山下公園の発着所が改修のため閉鎖中で、同時に古い船舶の代替の必要性があるため、これらを収益性の改善に結びつける。両グループ会社とも将来運航する船舶は、環境負荷が低く、適正規模で、ローコストのオペレーションが可能となるものとする。また、船舶数についても需要に応じて最適化する。」
旅客船2社の再建方針を具体化し、山下公園発着所の改修、老朽船の代替、低環境負荷・適正規模・低コスト船舶への転換、需要に応じた船舶数最適化を挙げている。 - FY2021初出有価証券報告書
「新型コロナウイルスで打撃を受けた旅客船事業のグループ会社2社(横浜港における観光船、久里浜・金谷を結ぶカーフェリー)の再建に取り組んで行く(横浜港の観光船「マリーンシャトル」は2021年2月に廃船)。今後は、両社ともポストコロナ時代を睨み、観光客のニーズに応じた適正規模で、ローコストでの運航が可能で、かつ環境負荷低減に貢献する船舶へと代替を進めて行く。」
旅客船事業の2社を対象に、再建とともに適正規模、低コスト運航、環境負荷低減を満たす船舶への代替を進める方針を初めてまとまった形で示している。