新型コロナウイルス感染拡大による経済停滞・輸送需要減退
FY2020に初出。14回の記載のうち7回が「再定義」で、最初の「再定義」はFY2022-Q3。直近の記載はFY2024-Q3。
岡山県貨物運送がこのテーマで「悪化」側に入ったのは2020年。同じテーマの他社とほぼ同じ時期。
直近の記載が「再定義」なのは、ほかに15社。
- FY2024-Q3再定義有価証券報告書
「当第3四半期連結累計期間における我が国経済は、新型コロナウイルス感染症の5類への移行により、経済活動の正常化が進み、景気に穏やかな回復がみられたが、ウクライナ情勢の長期化や中東情勢の悪化に伴うエネルギー価格の高止まりや資源・資材価格の高騰などにより、依然として先行き不透明な状況が続いた。」
新型コロナウイルス感染症による経済停滞・輸送需要減退を中心とした従来の記載から、5類移行による経済活動の正常化と穏やかな回復を認めつつ、地政学情勢やエネルギー・資源価格による不透明感を示す表現へ変化している。 - FY2024-Q2再定義有価証券報告書
「当第2四半期連結累計期間における我が国経済は、新型コロナウイルス感染症が2類から5類へ移行し行動制限の撤廃により、通常の経済活動に戻りつつあった。」
新型コロナウイルス感染症による経済停滞・輸送需要減退を中心とした従来の表現から、5類移行と行動制限撤廃により通常の経済活動へ戻りつつあるという回復要因の表現へ変化している。 - FY2024-Q1再定義有価証券報告書
「新型コロナウイルス感染症の法的位置付けが5類へ移行したことにより、個人消費や設備投資の持ち直しなど回復傾向が見られた。しかし一方では、エネルギー価格の高止まりや資源・資材価格の高騰が諸物価の上昇へと広がったことにより、景気は先行き不透明な状況で推移した。」
感染症の長期化・再拡大を中心とした従来の表現から、5類移行後の経済回復を認めつつ、感染症の法的位置付け変更と物価上昇を含む経済環境の表現へ変化している。 - FY2023-Q3再定義有価証券報告書
「当第3四半期連結累計期間における我が国経済は、新型コロナウイルス感染症の影響が長期化する状況のもと、行動制限の解除やワクチンの普及により社会経済活動正常化に向けた動きが見られた。しかしながら、依然として感染症の流行は収まる兆しが見えず」
感染症の影響が長期化し流行収束の兆しが見えない一方、行動制限の解除やワクチン普及による社会経済活動の正常化も併記され、感染症リスクが回復要因と長期化要因を併せた表現に変化している。 - FY2023-Q2再定義有価証券報告書
「当第2四半期連結累計期間における我が国経済は、新型コロナウイルスの第7波により感染者数が増加する中、経済社会活動制限の緩和や各種助成金等の景気回復に向けた施策が行われており、感染症による影響は持ち直しの兆しが見え始めた。」
感染症による経済停滞について、第7波による感染者数増加を記載する一方、経済社会活動制限の緩和や助成金等により影響に持ち直しの兆しが見え始めたと表現が変化している。 - FY2023-Q1再定義有価証券報告書
「新型コロナウイルス感染者数の動向を見据えた入国規制の緩和など景気回復に向けた施策が期待されるものの」
感染症拡大による経済停滞の記載から、感染者数の動向を踏まえた入国規制緩和など回復要因を認めつつ、感染症の動向がなお経済見通しに関係する表現へ変化している。 - FY2022-Q3再定義有価証券報告書
「当第3四半期連結累計期間におけるわが国の経済は、新型コロナウイルスワクチン接種が進み新規感染者数も大幅に減少し、10月に緊急事態宣言及びまん延防止等重点措置が解除されたことなどから、経済・社会生活は緩やかながら回復に向かいつつあったが、半導体不足による各産業への影響や原油をはじめとする資源価格の高騰等に加え、感染力の強いオミクロン株が国内でも急激に拡大し再び各地にまん延防止等重点措置が発出されるなど、国内景気の見通しは依然として先行き不透明な状態となっている。」
ワクチン接種や規制解除による経済・社会生活の回復を記載する一方、オミクロン株の急拡大と再度のまん延防止等重点措置により、感染症リスクの表現が回復と再拡大を併記する形へ変化している。 - FY2022-Q2悪化有価証券報告書
「当第2四半期連結累計期間におけるわが国の経済は、昨年来の新型コロナウイルスの世界的な感染症拡大が依然として猛威を振るい、外出自粛などによる国民生活、雇用、企業活動など深刻な打撃を受けており、経済活動、消費活動が減退する極めて厳しい状況が続いている。」
新型コロナウイルス感染拡大による経済停滞について、外出自粛に加え、国民生活・雇用・企業活動への深刻な打撃、経済活動・消費活動の減退が続く「極めて厳しい状況」と記載している。 - FY2022-Q1再掲有価証券報告書
「当第1四半期連結累計期間における我が国経済は、新型コロナウイルス感染症対策として緊急事態宣言が一時10都道府県で発出されるなど感染拡大の動向は予断を許さず、国内景気は総じて厳しい状況が続いた。」
緊急事態宣言の発出と感染拡大の不確実性により、国内景気が厳しい状況にあるとの説明が継続している。 - FY2021悪化有価証券報告書
「2度にわたる緊急事態宣言の発令、各自治体による外出自粛要請などにより経済活動全体が大きく停滞し、さらには、変異ウイルスの広がりもあり、未だ収束時期が見通せず先行き不透明な状況が続いている。」
感染症による経済停滞が年度を通じて続き、2度の緊急事態宣言、外出自粛要請、変異ウイルスの広がりにより収束時期が見通せないと記載されている。 - FY2021-Q3悪化有価証券報告書
「緊急事態宣言解除後の経済活動再開やGoToトラベル等の経済対策による押し上げ効果があったものの、同感染症の再拡大に伴い景気回復の道筋が見通せず、先行き不透明な状況が続いている。」
感染症拡大による経済停滞と輸送需要減退が続く中、感染症の再拡大によって景気回復の道筋が見通せないと記載され、リスクの不透明感が強まっている。 - FY2021-Q2顕在化有価証券報告書
「7月以降も新型コロナウイルス感染症拡大の影響により運送需要が低調に推移したため、貨物取扱量が前年同四半期に比べ減少した」
新型コロナウイルス感染症拡大によるリスクが、当第2四半期累計でも運送需要の低調、貨物取扱量の減少、貨物運送関連の減収減益として実際に現れている。 - FY2021-Q1悪化有価証券報告書
「当第1四半期連結累計期間における我が国経済は、新型コロナウイルス感染拡大を防ぐための外出、移動の自粛要請により経済活動が停滞し、企業収益や雇用情勢が悪化するなど、景気は急速に冷え込んだ。同時に世界経済の悪化も進み、依然として先行き不透明な状況が続いている。」
前年度に記載された感染拡大による経済活動停滞が、当第1四半期には外出・移動自粛による景気の急速な冷え込み、企業収益・雇用情勢の悪化、世界経済の悪化として具体化している。運輸業界では国内貨物輸送量の急激な減少も記載されている。 - FY2020初出有価証券報告書
「当社グループを取り巻く経営環境は、海外経済の減速や消費増税により国内景気の動向が悪化していることに加え、新型コロナウイルスの世界的な感染拡大に伴い、国内においても営業活動の自粛や製造ラインの停止など経済活動の停滞が拡がりつつあり、厳しさを増している。」
新型コロナウイルス感染拡大に伴う営業活動自粛、製造ライン停止、経済活動停滞を新たなリスクとして明示している。年度実績では貨物取扱量の減少が生じ、長期化すれば輸送需要の減退とさらなる貨物取扱量減少が予想されるとしている。