少子高齢化等による交通旅客・売上の減少
FY2016に初出。8回の記載のうち6回が「悪化」で、最初の「悪化」はFY2017。直近の記載はFY2026。
NANKAIがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2017年。同じテーマの他社の中央値(2021年)より4年早い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2024年。10社中3社が悪化側に。
直近の記載が「悪化」なのは、ほかに2社。
- FY2026悪化有価証券報告書
「事業エリアの人口減少が他のエリアと比較しても顕著に進展することが見込まれるなど、将来的な厳しい事業環境の変化を見据え」
事業エリアの人口減少が他地域と比べても顕著に進む見込みとされ、従来の人口減少・旅客減少リスクがより明確に示された。 - 2026-04-30悪化決算説明資料
「大阪・関西万博の反動減や日中関係悪化による影響」
2026年度の業績予想において、万博反動減に加えて日中関係悪化による需要・業績への影響を明示した。 - FY2025-H1悪化有価証券報告書
「一方、沿線人口の減少やコロナ禍を通じた生活様式の変化等により、鉄道事業の構造的な需要減は歯止めがかからない状況にあり」
泉北高速鉄道との合併目的の説明において、従来の人口減少等による需要減少リスクが、鉄道事業の構造的な需要減で歯止めがかからない状況として、より明確に記載された。 - FY2022再掲有価証券報告書
「少子高齢化、沿線地域における人口、雇用情勢及びインバウンドをはじめとする関西国際空港利用者数の動向等により、鉄道事業をはじめとする運輸業における旅客が減少することや、国内外の景気動向、消費動向及び市場ニーズの変化により、不動産業、流通業、レジャー・サービス業等における売上高について影響を受けることがあります。」
人口、雇用、空港利用者、景気・消費動向等による需要・売上減少リスクを継続して開示している。 - FY2020悪化有価証券報告書
「少子高齢化、沿線地域における人口、雇用情勢及びインバウンドをはじめとする関西国際空港利用者数の動向等により、鉄道事業をはじめとする運輸業における旅客が減少することや、国内外の景気動向、消費動向及び市場ニーズの変化により、不動産業、流通業、レジャー・サービス業等における売上高について影響を受けることがあります。」
旅客・売上減少リスクについて、沿線人口、雇用情勢、インバウンドを含む関西国際空港利用者数を明示している。 - FY2018悪化有価証券報告書
「少子高齢化、沿線地域における人口、雇用情勢及び関西国際空港利用者数の動向等により、鉄道事業をはじめとする運輸業における旅客が減少することや、国内外の景気動向、消費動向及び市場ニーズの変化により、流通業、レジャー・サービス業等における売上高について影響を受けることがあります。」
需要減少リスクの要因として、従来の少子高齢化等に加えて沿線人口を明示した。 - FY2017悪化有価証券報告書
「少子高齢化、沿線地域における雇用情勢及び関西国際空港利用者数の動向等により、鉄道事業をはじめとする運輸業における旅客が減少することや、国内外の景気動向、消費動向及び市場ニーズの変化により、流通業、レジャー・サービス業等における売上高について影響を受けることがあります。このほか、為替の変動、原油価格の高騰による電力料金の値上げや資材価格の高騰が、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。」
需要減少リスクに市場ニーズ、為替、資材価格などの要因が加わり、影響要因の開示範囲が広がった。 - FY2016初出有価証券報告書
「少子高齢化、沿線地域における雇用形態の多様化及び関西国際空港利用者数の動向等により、鉄道事業をはじめとする交通事業における旅客が減少すること、国内外の景気動向や消費動向により、物販、サービス事業等における売上高について影響を受けることがあります。」
人口動態、雇用形態、空港利用者、景気・消費動向を需要変動要因として記載。