異常気象による衣料品販売への影響
FY2017-Q1に初出。37回の記載のうち24回が「顕在化」で、最初の「顕在化」はFY2017-Q3。直近の記載はFY2027-H1。
しまむらがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2016年。同じテーマの他社の中央値(2018年)より2年早い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2024年。30社中23社が悪化側に。
直近の記載が「その他」なのは、ほかに2社。
- FY2027-H1梅雨・台風による夏物需要鈍化と猛暑への更新有価証券報告書
「天候については、6月から7月中旬にかけての梅雨空と相次ぐ台風の接近が、夏物需要の鈍化を招きました。梅雨明け後は全国的な猛暑となり、8月には、各地で急な大雨や雷雨が頻発しました。」
梅雨空と相次ぐ台風の接近が夏物需要の鈍化に実際につながった一方、梅雨明け後の全国的な猛暑、急な大雨・雷雨も記載された。 - FY2026記録的猛暑による夏物好調と秋冬物立ち上がり遅延有価証券報告書
「記録的な猛暑が秋口まで長期化したことで夏物は好調に推移したものの、秋物や初冬物の動き出しが大幅に遅れる影響がありました。しかしながら、11月以降の気温低下により、冬物は昨年よりも早く動き出し、その後も防寒物を中心とした冬物の販売は堅調となりました。」
高温が夏物販売を押し上げる一方、秋物・初冬物の立ち上がりを遅らせた。11月以降は冬物販売が回復した。 - 2026-03-30顕在化決算
「記録的な猛暑が秋口まで長期化したことで夏物は好調に推移したものの、秋物や初冬物の動き出しが大幅に遅れる影響がありました。」
異常な高温が夏物販売を押し上げる一方、秋物・初冬物の立ち上がりを遅らせた実績が記載された。 - FY2026-H1過去最高気温下で夏物好調と外出控えが併存有価証券報告書
「6月から8月の天候は、晴天の日が多く、夏物商品の売行きは良好でした。一方で、平均気温は統計開始以来の過去最高を記録し、特に8月の異常な暑さにより、外出を控える傾向も見られました。」
晴天と高温により夏物販売は良好だった一方、統計開始以来の過去最高気温と異常な暑さが外出控えにつながった。 - FY2025高温による夏物好調と秋冬物の立ち上がり遅れ有価証券報告書
「夏から秋にかけて平均気温が過去最高に達するなど高温が続いたため、夏物は好調でしたが、秋物と冬物の動き出しは非常に厳しい状況となりました。11月下旬以降は全国的に気温が下がり、冬物の販売は好調に推移しました。」
高温が夏物販売を押し上げる一方、秋冬物の立ち上がりを遅らせた。11月下旬以降の気温低下後は冬物販売が回復した。 - FY2025-H1天候変動下で夏物販売が好調有価証券報告書
「天候については、6月は全国的に平年よりも遅い梅雨入りとなりました。気温は平年よりも高く、各地で大気の状態が不安定となり、激しい雨や雷を観測しました。7月上旬は関東以西で猛暑日を多く記録しましたが、中旬以降は局地的な大雨が頻発しました。8月上旬までには全国で梅雨明けし、関東以西では再び多くの猛暑日を記録したことで、夏物の販売は好調でした。」
遅い梅雨入り、激しい雨・雷、猛暑、局地的大雨などの天候変動が発生した一方、全国の梅雨明け後の高気温により夏物販売は好調となった。 - FY2025-Q1顕在化有価証券報告書
「3月上旬から中旬は寒気や降雨・降雪により各地で気温が平年を下回り、春・夏物の販売には対応が難しい天候でした。4月上旬も強い寒気により各地で気温が平年を下回りましたが、中旬からは晴天が多く、夏日を観測する地域もありました。5月上旬の大型連休は各地で晴れ間が広がり、夏日や真夏日が観測されるほど気温が上昇したことで、夏物の販売が好調でした。」
春先の寒気・降雨・降雪が春夏物販売にとって難しい天候として実際に発生した。一方、5月上旬の気温上昇は夏物販売の好調につながった。 - FY2024-Q3顕在化有価証券報告書
「当該期間は季節外れの高気温の日が非常に多く、秋冬物の販売には厳しい気候でした。」
季節外れの高気温が実際に発生し、秋冬物の販売に厳しい影響を与えたと記載された。 - FY2024-Q2顕在化有価証券報告書
「5月下旬に東海以西で昨年より早く梅雨入りし、6月下旬までは梅雨前線や台風の影響で全国的に曇りや雨の日が多くなり、気温も周期的に変化しました。7月中旬から下旬は全国各地で梅雨明けし、気温が急上昇しました。8月上旬から中旬は西日本で2度の台風に見舞われましたが、北日本を含め全国的に連日の猛暑が続きました。」
早い梅雨入り、梅雨前線・台風、気温変動、急激な気温上昇、猛暑が実際に発生した。 - FY2024-Q1顕在化有価証券報告書
「当該期間は朝晩の気温が低く、天気も周期的に変化したことで、春夏物の販売には対応が難しい天候でした。」
気温低下と周期的な天候変化が実際に発生し、春夏物の販売にとって難しい天候となったと記載した。 - FY2023対処有価証券報告書
「6月下旬の実質的な梅雨明けで気温が急上昇し、7~8月は猛暑により夏物の販売が好調でした。下半期は9月が残暑でしたが、10月は朝晩の冷え込みが強まりました。11~2月は平年並みの寒さが続いたことで冬物の販売は順調でした。」
高気温や残暑は発生したものの、夏物・冬物販売は好調または順調で、前四半期までの販売影響リスクは通期では緩和された。 - FY2023-Q3顕在化有価証券報告書
「8月下旬から9月下旬は全国的に残暑が続き、9月は大型の台風が2回接近または上陸しました。10月上旬から中旬は全国的に曇りや雨の日が多く、寒冷前線の影響で朝晩の冷え込みが強まりました。10月下旬から11月上旬は関東以西で日中の気温が上昇し、西日本では25℃以上の夏日を記録する日もありました。11月中旬には全国的に平年並みの気温となり、札幌では平年より15日も遅い初雪を観測しました。」
残暑、大型台風、雨・曇天、寒暖差、遅い初雪などの異常な天候が実際に発生し、台湾事業では秋冬物の販売伸び悩みにつながった。 - FY2022顕在化有価証券報告書
「7月早々に梅雨明けしたものの、8月は冷夏となり夏のセールは不振でした。下半期は9月に気温が低下し、10~11月は朝晩の冷え込みが強まりました。12~2月は真冬の寒さと積雪が続き、冬物は実用商品を中心に好調でした。」
冷夏による夏セール不振など、天候が季節商品の販売に実際に影響した一方、冬物は実用商品を中心に好調となった。 - FY2022-Q3対処有価証券報告書
「その後、10月下旬にかけて気温が下がり、関東以西でも秋が深まって初冬物が好調に推移しました。11月上旬は再び気温が上昇しましたが、11月中旬以降は全国的に朝晩の冷え込みが強まり冬物の販売が伸長しました。」
気温変動は続いたものの、初冬物・冬物の販売が好調に推移し、当四半期の天候による販売リスクは前四半期までと比べて緩和された。 - FY2022-Q2顕在化有価証券報告書
「5月中旬に東海以西で昨年より3週間以上早く梅雨入りし、全国的に雨や曇りの日が多くなって気温も低下しました。6月中旬には関東以北も梅雨入りし、7月上旬までは各地で晴れと雨の日が交互に訪れる不安定な天候が続きました。7月中旬に昨年より2週間早く梅雨明けして気温が急上昇しましたが、8月上旬以降は台風や秋雨前線の影響で雨が多く秋めいた気温となり、夏のセールが不振となりました。」
早い梅雨入り、低温、不安定な天候、早い梅雨明け後の気温急上昇、台風・秋雨前線が実際に発生し、夏のセール不振につながった。 - FY2022-Q1顕在化有価証券報告書
「一方で、4月下旬以降は気温が低下し、5月中旬には東海以西で平年よりも3週間早く梅雨入りしたことで、夏物の売行きが鈍化しました。」
4月下旬以降の気温低下と、平年より3週間早い梅雨入りにより、夏物商品の売行き鈍化が実際に発生した。 - FY2021対処有価証券報告書
「加えて、12年ぶりに台風の上陸が無い1年となり、年間を通じて季節商品の販売には適した天候となりました。」
通期では台風上陸がなく季節商品の販売に適した天候となり、前期までの異常気象による販売影響は緩和された。 - FY2021-Q3対処有価証券報告書
「また、天気も晴れの日が多く、昨年と比べて台風の影響も少なかったことから、秋冬物の販売には大変適した気候となりました。」
第3四半期は晴天が多く台風の影響も少なかったため、秋冬物販売への異常気象リスクは前四半期までと比べて緩和された。 - FY2021-Q2顕在化有価証券報告書
「6月下旬から7月下旬にかけては長雨が続き、梅雨明けも昨年より1週間程度遅れた為、季節商品の動きが鈍くなりました。7月末の梅雨明け以降は、気温の高い夏らしい日が続いたことで冷感素材などの夏物商品が一気に動き出しました。」
長雨と梅雨明けの約1週間の遅れが季節商品の動きを鈍らせ、天候による販売影響が実際に発生した。 - FY2021-Q1顕在化有価証券報告書
「新型コロナウイルス感染症による外出自粛と4月の低気温の影響もあり夏物の販売が不振でした。」
台湾事業において、4月の低気温が実際に夏物販売の不振につながったと記載された。 - FY2020顕在化有価証券報告書
「上半期では4月度と7月度の低気温、下半期では9~10月上旬までの真夏並みの高気温と12~2月にかけての記録的な暖冬で、季節商品の売上低下を招きました。加えて9~10月は台風の相次ぐ上陸で多くの店舗が休業や営業時間短縮をするなど、1年を通じて衣料品の販売には難しい状況が続きました。」
低気温、高気温、記録的な暖冬、相次ぐ台風が年間を通じて実際に発生し、季節商品売上の低下や店舗休業・営業時間短縮につながった。 - FY2020-Q3顕在化有価証券報告書
「下期においても10月上旬まで真夏並みの高気温が続いたことや、11月にかけて台風が相次いで上陸し、多くの店舗が休業や営業時間短縮をするなど、衣料品の販売には難しい状況が続きました。」
高気温や相次ぐ台風が実際に発生し、多くの店舗の休業・営業時間短縮と衣料品販売への影響につながった。 - FY2020-Q2顕在化有価証券報告書
「昨年よりも1ヶ月遅れた梅雨明けの影響で、7月度は接触冷感の寝具・インテリアや浴衣、水着を中心とした季節商品の動きが鈍く、梅雨明け以降は気温の高い夏らしい日が続き、夏物商品が一気に動き出しました。」
梅雨明けの遅れにより寝具・インテリア、浴衣、水着などの季節商品の動きが鈍化し、衣料品販売への天候影響が実際に生じた。 - FY2020-Q1顕在化有価証券報告書
「3月下旬から4月中旬にかけて全国的に気温の低い日が続き、肌着や寝具などの実用商品は不振となりました。」
全国的な低温が実際に発生し、しまむらの肌着・寝具など実用商品の販売不振につながったと記載された。 - FY2019顕在化有価証券報告書
「当連結会計年度のわが国の経済は、景気の回復基調が持続しており、雇用と所得環境は堅調に推移しておりますが、年間を通じて続いた異常気象と台風や豪雨などの自然災害により、消費マインドは冷え込む動きとなりました。」
異常気象、台風、豪雨などが年間を通じて実際に発生し、消費マインドを冷え込ませたと記載した。 - FY2019-Q3顕在化有価証券報告書
「衣料品の販売に影響を及ぼす天候は、8月下旬から9月上旬にかけて厳しい残暑が続き、夏物の処分は進みましたが、その後は秋雨前線の停滞による天候不順で客足が鈍りました。10月から11月にかけては、全国的に平年より気温の高い日が続き、冬物の販売にとって難しい天候となりました。」
厳しい残暑、秋雨前線による天候不順、平年より高い気温が実際に発生し、夏物・冬物商品の販売や客足に影響したと記載された。 - FY2019-Q2顕在化有価証券報告書
「7月上旬には台風7号および梅雨前線等の影響による西日本豪雨災害が発生し、その後の7月下旬から8月にかけても、2度の大型台風が襲来しました。また、記録的な猛暑により、日中はお客様が外出を控えるなど、夏物商品の販売にとって難しい天候となりました。」
西日本豪雨、複数の大型台風、記録的猛暑が実際に発生し、夏物商品の販売に影響したと記載された。 - FY2019-Q1顕在化有価証券報告書
「衣料品の販売に影響を及ぼす天候は、3月下旬より春らしい陽気が続いたことから、桜の開花も全国的に平年より早くなりましたが、4月以降は低気圧の通過による天候の変化が大きく、5月のゴールデンウィーク後半から北海道では降雪も見られ、大雨や低気温の影響から初夏~夏物商品の販売にとって難しい天候が続きました。」
大雨、低気温、北海道の降雪などが実際に発生し、初夏・夏物商品の販売にとって難しい天候となったと記載された。 - FY2018再掲有価証券報告書
「衣料品の販売に影響を及ぼす天候は、一年を通して四季の変化を明確に感じることができ、衣料品の販売には追い風となりましたが、3月~4月の低気温、7月から10月にかけての豪雨や台風被害、1~2月には日本海側を中心とした大雪など、異常気象による影響がありました。」
年間を通じた四季の明確さは販売の追い風となった一方、低温、豪雨・台風、大雪など異常気象の影響は継続して記載されている。 - FY2018-Q3顕在化有価証券報告書
「衣料品の販売に影響を及ぼす天候は、11月中旬から全国的に気温が低下したものの、9月~10月にかけて気温が高く推移したことや、10月下旬に2週連続で週末に襲来した台風の影響など、秋冬物の販売にとって難しい天候となりました。」
9月から10月の高温や10月下旬の台風が実際に発生し、秋冬物販売にとって難しい天候となったと記載している。 - FY2018-Q2顕在化有価証券報告書
「3月下旬の関東地方での降雪や7月上旬の九州北部豪雨、7月下旬から8月上旬にかけての台風5号による影響など、春夏物の販売にとって難しい天候が続きました。」
降雪、豪雨、台風が実際に発生し、春夏物の販売にとって難しい天候となったと記載している。 - FY2018-Q1顕在化有価証券報告書
「衣料品の販売に影響を及ぼす天候は、3月~4月にかけて気温の低い日が多く、3月下旬には関東地方でも降雪が見られ、春物・初夏物商品の販売にとって難しい天候が続きました。」
低温や関東地方の降雪が実際に発生し、春物・初夏物商品の販売にとって難しい状況となった。 - FY2017顕在化有価証券報告書
「衣料品の販売に影響を及ぼす天候は、ゴールデンウィークの前半の気温低下、8~9月の相次ぐ台風の襲来、9~10月の厳しい残暑、12月~2月にかけての全国的な暖冬など異常気象が続いた結果、衣料品の販売には厳しいものとなりました。」
台風、残暑、暖冬などの異常気象が通期で発生し、衣料品販売への影響が実際に生じたと記載されている。 - FY2017-Q3顕在化有価証券報告書
「衣料品の販売に影響を及ぼす天候は、ゴールデンウィークの前半の気温低下や8~9月の相次ぐ台風の襲来、9~10月の厳しい残暑など異常気象が続いており、10月下旬以降気温が下がったものの、秋物衣料の販売には厳しいものとなりました。」
異常気象が実際に秋物衣料の販売に厳しい影響を与えたと会社自身が記載している。 - FY2017-Q1初出有価証券報告書
「衣料品の販売に影響を及ぼす天候は、東京の開花宣言の後に寒さが戻り満開までに10日もかかり、ゴールデンウィークの前半には気温低下となるなど、異常な天候が続いております」
天候が衣料品販売に影響する要因として、開花時期やゴールデンウィークの気温変動を具体的に記載している。