消費者の節約・選別志向、異業種競争、食の安全要求
FY2017-Q1に初出。38回の記載のうち17回が「悪化」で、最初の「悪化」はFY2020-Q2。直近の記載は2026-11-06。
コロワイドがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2020年。同じテーマの他社とほぼ同じ時期。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2022年。12社中10社が悪化側に。
直近の記載が「再掲」なのは、ほかに8社。
- FY2026再定義有価証券報告書
「外食産業におきましては、原材料費や人件費の高騰などを背景に厳しい事業環境が続く一方で、消費者の利用マインドは積極型と節約型とに二分される傾向が見られております。」
従来の節約・選別志向を、積極的な利用と節約型利用に二分される消費者マインドとして整理している。 - FY2026-H1再定義有価証券報告書
「給与所得は改善が進んでいるものの物価動向に追い付かないため、実質賃金はマイナスのままとなっており、節約と贅沢のメリハリをつける「メリハリ消費志向」が顕著になっております。」
従来の節約・選別志向を、日常の節約と贅沢を使い分ける「メリハリ消費志向」として整理している。 - FY2025悪化有価証券報告書
「加えて消費者の選別志向・節約志向が更に強まっております。」
消費者の選別・節約志向が従来より更に強まったと記載している。 - FY2025-H1再定義有価証券報告書
「外食産業におきましては、コスト上昇圧力や人手不足が収まらない一方で、日常生活における節約志向に加えてハレの日消費においても選別志向が進んでおり、コストを抑制しつつ満足度を高める取り組みの重要性が一層高まっております。」
従来の日常消費に加え、ハレの日消費にも選別志向が広がっていると整理し、コスト抑制と満足度向上の両立を課題としている。 - FY2024再掲有価証券報告書
「更に深夜帯の利用客が減少する等、コロナ禍を経た生活様式の変化が定着し、加えて実質賃金の低迷から外食シーンでも節約志向や選別志向が高まっております。」
生活様式の変化による深夜帯需要の減少と、実質賃金の低迷を背景とする節約・選別志向を継続的な需要環境としている。 - FY2024-Q3再掲有価証券報告書
「しかしながら、ディナーのピークタイム後から深夜帯にかけて利用客が減少する等、コロナ禍を経て生活様式の変化に伴う新たな消費環境への対応が求められております。」
社会経済活動の正常化や宴会需要の回復を記載する一方、ディナー後から深夜帯の利用客減少など、生活様式変化への対応課題を継続している。 - FY2024-Q2対処有価証券報告書
「外食産業におきましては、経済活動の正常化により消費者のマインドが上向いてきたことから緩やかな回復が見られており、インバウンド需要についても引続き堅調に推移する見通しです。」
経済活動の正常化により消費者マインドが上向き、外食需要に緩やかな回復が見られると記載している。一方、物価高による購買意欲低下への懸念は残っている。 - FY2024-Q1悪化有価証券報告書
「コロナ禍を契機とした生活様式の変化によって、深夜時間帯に入る前から利用客の減少傾向が見られております。」
従来から記載していた深夜時間帯の需要減少について、深夜時間帯に入る前から利用客が減少する傾向として影響範囲を具体化している。 - FY2023悪化有価証券報告書
「コロナ禍を契機にした生活様式の変化によって、大型の宴会需要や深夜時間帯の利用客が大幅に減少しております。また消費者の節約志向や選別志向の高まりに加え、」
従来の選別・節約志向に加え、大型宴会需要と深夜時間帯の利用客が大幅に減少したと記載している。 - FY2023-Q3悪化有価証券報告書
「新型コロナウイルス禍を契機にした生活様式の変化によって、大型の宴会需要や深夜時間帯の利用客が大幅に減少しております。」
従来の消費者の選別・節約志向に加え、大型宴会と深夜利用の需要減少が事業環境上の負担として明示された。 - FY2023-Q2悪化有価証券報告書
「更に消費者の一層の節約志向や選別消費の傾向が強まったことにより、消費環境は厳しさを増しております。」
消費者の節約志向・選別消費の傾向が一層強まったと記載している。 - FY2023-Q1悪化有価証券報告書
「ライフスタイルの変化や商品価格の上昇等により、消費者の選別志向や節約志向の傾向が一段と強まっております。」
ライフスタイル変化と商品価格上昇を背景に、消費者の選別・節約志向が一段と強まったと記載している。 - FY2022悪化有価証券報告書
「打開策の一環として、テイクアウトやデリバリーへの注力、バーチャルレストランの展開などを行っているとはいえ、中食との競合がこれまで以上に激化し、厳しい経営環境が続いております。」
テイクアウト、デリバリー、バーチャルレストランを進める一方、中食との競合が従来以上に激化したと記載している。 - FY2022-Q3悪化有価証券報告書
「テイクアウトやデリバリー需要は増加しているとはいえ、中食との競合がこれまで以上に激化することになり、一部のファストフード業態を除いて非常に厳しい経営環境が続いております。」
テイクアウト・デリバリー需要の増加に対して、中食との競合が従来以上に激化し、一部のファストフード業態を除き厳しい環境が続いている。 - FY2022-Q2悪化有価証券報告書
「各自治体による時短営業等に対する協力金の支給があったとはいえ、売上水準はコロナ禍以前のものから大きく下回っており、更に外食から内食へのシフトも進んでいるため非常に厳しい経営環境が続いております。」
時短営業等への協力金がある一方、売上水準がコロナ禍以前を大きく下回り、外食から内食への需要シフトも進んでいると記載している。 - FY2022-Q1悪化有価証券報告書
「更に外出自粛の影響で来店客数が相変わらず減少し、外食から内食へのシフトが進んでいるなど、非常に厳しい経営環境が続いております。」
外出自粛による来店客数減少に加え、外食から内食への需要シフトを厳しい事業環境の要因として記載している。 - FY2021悪化有価証券報告書
「また新型コロナウイルス禍の第2波・第3波の影響で、消費者の外出自粛やテレワーク(在宅勤務)の継続、グループ利用による会食の敬遠、更には忘年会・新年会・歓送迎会等の需要の消滅などから、都心部の居酒屋業態はもとより比較的堅調に推移していた焼肉業態やグルメ寿司業態においても、従来なら繁忙期のはずの時期に客数及び売上収益が前年同期または前々年同期を大幅に下回ることになりました。」
感染症の影響が居酒屋から焼肉・グルメ寿司にも波及し、繁忙期の客数・売上収益の大幅な減少として通期で顕在化した。 - FY2021-Q3悪化有価証券報告書
「一時後退していた新型コロナウイルス感染症への警戒感が11月下旬になって再燃し、「Go To キャンペーン」の見直しや飲食店への一層の時短営業要請、雇用環境の悪化による節約志向の高まりなどもあって、年末にかけて急激に停滞してまいりました。」
感染症への警戒再燃、時短営業要請、雇用環境悪化による節約志向を背景に、個人消費が年末にかけて急激に停滞したと記載している。 - FY2021-Q2悪化有価証券報告書
「また外出自粛やテレワーク(在宅勤務)の拡大により、テイクアウトやデリバリーの需要が増加しているものの、同業者が多数参入するとともに、中食との競合も一層激化しているため厳しい状況が続いております。」
テイクアウト・デリバリー需要の増加に対して同業者の参入が増え、中食との競合が一層激化したと記載している。 - FY2021-Q1悪化有価証券報告書
「ランチメニューの拡充やテイクアウトの強化などに取り組んでいるものの、中食との競合が一層激化することになり、厳しい状況が続いております。」
感染症拡大に伴うテイクアウト等の拡大を含め、弁当・惣菜・宅配など中食との競合が一層激化したと記載している。 - FY2020悪化有価証券報告書
「新型コロナウイルスの感染拡大が明らかになったため臨時休業や営業時間の短縮を余儀なくされております。このような事態の軽減策としてテイクアウト専用メニューやランチの拡充を図る動きが広がっているものの、中食との競合が一層激化することになり、今後も予断を許さない状況にあります。」
従来のコンビニ・宅配等との競争に加え、感染症拡大を契機としたテイクアウト・ランチ拡充によって中食との競合が一層激化したと記載している。 - FY2020-Q3再掲有価証券報告書
「更に弁当や惣菜の持ち帰り及び宅配サービスといった軽減税率が適用される中食との競合の一層の激化もあり、今後も予断を許さない状況にあります。」
持ち帰り・宅配など軽減税率が適用される中食との競争激化を、引き続き厳しい事業環境としている。 - FY2020-Q2悪化有価証券報告書
「更に消費増税後も軽減税率が適用される弁当や惣菜の持ち帰りや宅配サービスといった中食との競合の一層の激化もあり、今後も予断を許さない状況にあります。」
従来のコンビニ・食品宅配サービス等との競争に加え、軽減税率の適用を受ける持ち帰り・宅配など中食との競合が一層激化したと記載している。 - FY2020-Q1再掲有価証券報告書
「更にコンビニや食品宅配サービスをはじめとする異業種との競合激化などもあり、予断を許さない状況にあります。」
コンビニや食品宅配サービスなど異業種との競争激化と、消費者ニーズの多様化・節約志向を厳しい事業環境として継続記載している。 - FY2019再掲有価証券報告書
「また消費者のニーズの多様化、根強い節約志向、その一方での価値あるものには支出を惜しまない選別志向、コンビニや食品宅配サービスをはじめとする異業種との競合激化などもあり、予断を許さない状況が続いております。」
消費者ニーズの多様化、節約・選別志向、コンビニや食品宅配サービスとの競争激化を継続して記載している。 - FY2019-Q3再掲有価証券報告書
「外食産業におきましては、人件費や物流費、食材価格などの高騰に加え、消費者のニーズの多様化や、こだわりのある商品・サービスか否かで支出の多寡を明確に峻別する傾向の広がり、またコンビニや食品宅配サービスに代表される異業種との競合激化など、予断を許さない状況が続きました。」
消費者ニーズの多様化・選別志向と、コンビニや食品宅配サービスなど異業種との競争激化を継続して記載している。 - FY2019-Q2再掲有価証券報告書
「外食産業におきましては、人件費・物流費の増加、食材価格の高騰、消費者のニーズの多様化及び選別志向・節約志向の継続、コンビニや食品宅配サービスなどの異業種との競合など、予断を許さない経営環境が続きました。」
消費者ニーズの多様化、選別・節約志向、コンビニや食品宅配サービスとの競争を厳しい事業環境として継続記載している。 - FY2018再掲有価証券報告書
「生活の豊かさを求め価値あるものには支出を惜しまない一方、節約にも努めている消費者のニーズに合った商品・サービスを、納得感のある価格で提供できるか否かによって、同業種内においても業績の二極化が鮮明になってきております。」
消費者の選別志向と価格納得感への要求、異業種競争を背景に、外食業界内の業績二極化が鮮明になったと説明している。 - FY2018-Q3再掲有価証券報告書
「外食産業におきましては、人件費や物流費の増加、米、食肉、鮮魚、野菜などの食材価格の上昇、コンビニに代表される異業種との競合も激化しており、加えて、商品・サービスに対する消費者の選別志向が益々顕著になっております。消費者ニーズに合った価値ある商品・サービスを、納得感のある価格で提供出来るか否かによって、同業種内においても業績の二極化が鮮明になってきております。」
異業種競争と消費者の選別志向を継続的な環境リスクとして記載し、価値と価格の適合度による同業内の業績二極化が鮮明になっていると説明している。 - FY2018-Q2再掲有価証券報告書
「景気は回復基調とはいえ実質賃金の伸びが鈍いことから、消費者の選別志向の状況は続いておりますが、高額なものであっても消費者のニーズに合い価格に見合った価値を提供できるものは、お客様に支持される傾向も出ております。」
消費者の選別志向と異業種競争を継続的な環境要因としている一方、価格が高くてもニーズと価値が合えば支持される傾向を記載している。 - FY2018-Q1再掲有価証券報告書
「外食産業におきましては、消費者の節約志向・選別志向が相変わらず厳しく、外食向けの米をはじめ野菜、食肉、鮮魚などの原材料の価格や物流費の上昇、人件費の増加、コンビニに代表される異業種との競合激化などもあり、予断を許さない状況が続いております。」
消費者の節約・選別志向とコンビニ等の異業種競争を、引き続き厳しい事業環境としている。 - FY2017-Q3再掲有価証券報告書
「厳しさを増した消費者の節約志向・選別志向、人材採用難及び人件費の上昇、集中豪雨や度重なる台風の上陸などの悪天候の影響、更に、コンビニに代表される異業種との競合激化や食の安全・安心に対する一層の要求などもあって、予断を許さない状況が続いております。」
消費者の節約・選別志向、異業種競争、食の安全・安心への要求を、引き続き厳しい事業環境として記載している。 - FY2017-Q2再掲有価証券報告書
「消費者にデフレマインドが戻ってきたため、節約志向・選別志向が厳しさを増し、人手不足による人件費の上昇も重荷になっております。更に、食の安全・安心への一層の要求や、コンビニに代表される異業種との競合も益々激化しており、予断を許さない状況が続いております。」
消費者の節約・選別志向、食の安全要求、異業種競争を継続的な事業環境リスクとしている。インバウンド消費の「爆買い」から「コト消費」への変化も需要環境の説明に加わった。 - FY2017-Q1初出有価証券報告書
「消費者の節約志向・選別志向が厳しさを増しており、同業間だけでなくコンビニに代表される異業種との競合も激化し、食の安全・安心への一層の要求などもあり、予断を許さない状況が続いております。」
需要の選別化、同業・異業種との競争、食の安全・安心に対する要求の高まりを継続的な事業環境リスクとしている。