買収後の収益未達によるのれん・関係会社株式の減損リスク
FY2017に初出。9回の記載のうち7回が「顕在化」で、最初の「顕在化」はFY2017。直近の記載はFY2026。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2024年。91社中37社が悪化側に。
- FY2026顕在化有価証券報告書
「当連結会計年度に認識したのれんに係る減損損失は、連結子会社であるWESSEX GARAGES HOLDINGS LIMITEDが株式取得時等に想定していた収益を見込めなくなったため、帳簿価額の全額を減損損失として計上しております。」
買収後の収益未達による減損がWESSEX GARAGES HOLDINGS LIMITEDで発生し、のれんの帳簿価額全額を減損した。 - FY2025顕在化有価証券報告書
「当連結会計年度に認識したのれんに係る減損損失は、連結子会社である静岡日産自動車㈱、フジモトーレン㈱及び㈱髙垣組が株式取得時等に想定していた収益を見込めなくなったため、帳簿価額を回収可能価額まで減額し、減損損失として計上しております。」
買収後の収益未達による減損が静岡日産自動車、フジモトーレン、髙垣組で発生し、のれんを含む減損損失797百万円を計上した。 - FY2024顕在化有価証券報告書
「当連結会計年度に認識したのれんに係る減損損失は、連結子会社であるCATERHAM CARS GROUP LIMITED及び㈱モトーレン三河が株式取得時等に想定していた収益を見込めなくなったため、帳簿価額の全額を減損損失として計上しております。」
買収後の収益未達による減損がCATERHAM CARS GROUP LIMITED及び㈱モトーレン三河で実際に発生し、のれんの帳簿価額全額を減損した。年度の減損損失は1,058百万円となった。 - FY2021再定義有価証券報告書
「当連結会計年度に認識したのれんに係る減損損失は、連結子会社である株式会社日産サティオ埼玉、エフエルシー株式会社、SKY ABSOLUT AUTO (PTY) LTD.が株式取得時に想定していた収益を見込めなくなったため、のれんの帳簿価額を回収可能価額まで減額しております。」
減損損失総額は前年度の1,751百万円から1,071百万円へ減少した一方、対象会社はWESSEXから日産サティオ埼玉、エフエルシー、SKY ABSOLUT AUTOへ変化し、買収後の収益未達による減損が続いている。 - FY2020顕在化有価証券報告書
「また、収益性の低下した一部の子会社が保有する店舗設備やのれん等について回収可能額などを勘案し、総額1,751百万円の減損損失を計上いたしました。」
前年度の945百万円から減損損失が1,751百万円へ増加した。WESSEX GARAGES HOLDINGS LIMITEDについて、買収時に想定した収益を見込めなくなったことによるのれん減損も記載している。 - FY2019顕在化有価証券報告書
「一方、当社の連結子会社3社について、業績の進捗が当初計画を下回り、財務内容が悪化したことから、9億45百万円の減損損失(のれんの減損6億19百万円、固定資産の評価減3億26百万円)を計上いたしました。」
買収後の収益未達による減損リスクが年間に実際に発生し、連結子会社3社について合計9億45百万円の減損損失を計上した。対象として㈱日産サティオ奈良、SCOTTS MOTORS ARTARMON、TRUST ABSOLUT AUTOを挙げている。 - FY2017顕在化有価証券報告書
「帳簿価額を回収可能額まで減額し、減損損失として特別損失に計上しております。」
子会社店舗等の収益性低下や買収後の利益計画未達による減損リスクを記載し、当連結会計年度には建物・土地・リース資産等について合計89百万円の減損損失を計上している。