世界的な船腹・コンテナ不足による輸送遅延・物流コスト上昇
FY2020に初出。12回の記載のうち7回が「対処」で、最初の「対処」はFY2021-Q2。直近の記載はFY2024。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2026年。108社中62社が悪化側に。
直近の記載が「対処」なのは、ほかに20社。
- FY2024対処有価証券報告書
「ウォータービークルは、金利上昇を懸念した買い控えにより需要が減少した一方、当社の販売台数は、昨年の部品不足やサプライチェーン混乱による供給制約が改善されたことにより増加しました。」
ウォータービークルでは需要減少が残る一方、前年の部品不足・サプライチェーン混乱による供給制約が改善し、販売台数は増加した。 - FY2023対処有価証券報告書
「売上高は、二輪車や大型船外機の堅調な需要に加え、サプライチェーンの平常化と物流・生産課題などの改善により供給量が増加したことで、増収となりました。」
世界的な輸送・物流制約について、サプライチェーンの平常化と物流・生産課題の改善により供給量が増加し、増収に寄与した。 - FY2023-Q3対処有価証券報告書
「売上高は、二輪車や大型船外機の堅調な需要に支えられたことに加え、サプライチェーンの平常化と物流・生産課題などの改善により供給量が増加したことで、増収となりました。」
世界的な輸送・物流制約について、サプライチェーンの平常化と物流・生産課題の改善により供給量が増加し、全社の増収に寄与した。 - FY2023-Q1対処有価証券報告書
「当社は、米国向けの海上輸送及び米国国内の輸送課題が改善したことで出荷が進み、販売台数が増加しました。」
世界的な輸送遅延・物流制約について、米国向け海上輸送と米国内輸送課題の改善により出荷が進み、販売台数が増加した。 - FY2022対処有価証券報告書
「日本から米国への安定した船積みが継続し、当社も販売台数が増加しました。ウォータービークルでは、高い需要が継続しているものの、部品調達難による生産遅れが発生し、販売台数が減少しました。」
日本から米国への船積みは安定し、船外機販売は増加したため物流遅延リスクの一部は緩和された。一方、ウォータービークルでは部品調達難による生産遅れが残った。 - FY2022-Q3対処有価証券報告書
「アウトドアブームは依然続いており、船外機需要は先進国で堅調に推移しました。日本から米国への安定した船積みが継続し、当社も販売台数が増加しました。ウォータービークルでは、高い需要が継続しているものの、部品調達難による生産遅れが発生し、販売台数が減少しました。」
日本から米国向けの船積みは安定し、船外機販売は増加したため物流遅延リスクの一部は緩和された。一方、ウォータービークルでは部品調達難による生産遅れが残っている。 - FY2022-Q2顕在化有価証券報告書
「営業利益は、アルミ・鉄をはじめとした原材料価格の高騰や米国向けコンテナ不足などによる海上輸送費高騰に対しコストダウンや価格転嫁を進めました。円安の効果はありましたが、人件費や物流費等の経費増加や、米国で物流が停滞したことによる在庫の増加で未実現利益が膨らんだ影響もあり、減益となりました。」
米国向けコンテナ不足が海上輸送費高騰として実際に発生し、人件費・物流費増加や米国物流停滞による在庫増加とともに営業利益を押し下げた。 - FY2022-Q1顕在化有価証券報告書
「一方、営業利益はアルミ・鉄をはじめとした原材料価格の高騰や米国向けコンテナ不足などによる物流費増加の影響があり、減益となりました。」
コンテナ不足が米国向け物流費の増加として実際に発生し、原材料価格高騰とともに営業利益の減益要因となった。マリンでは船積み遅れが継続し、電動アシスト自転車では欧州向け部品供給不足も記載されている。 - FY2021-Q3再掲有価証券報告書
「船外機では、先進国での大型モデル需要が堅調に推移し、新興国での需要も回復しました。世界的なコンテナ不足による船積み遅れの影響はありますが、生産台数の増加により供給量が改善し、販売台数が増加しました。」
世界的なコンテナ不足による船積み遅れは続いているが、生産台数増加による供給量改善により船外機販売は増加した。 - FY2021-Q2対処有価証券報告書
「船外機では、世界的なコンテナ不足による船積み遅れの影響はありますが、生産台数の増加により供給量が改善し、販売台数が増加しました。」
世界的なコンテナ不足による船積み遅れは継続しているが、生産台数の増加による供給量改善で船外機販売は増加した。 - FY2021-Q1顕在化有価証券報告書
「先進国二輪車では、欧州はコンテナ不足による供給遅延により販売台数が減少しました。」
世界的な船腹・コンテナ不足による物流リスクが、欧州二輪車の供給遅延と販売台数減少として実際に発生している。 - FY2020初出有価証券報告書
「足元では、世界的な船腹・コンテナ不足により、国外への製造部品及び完成品の輸送遅延や、物流関連コストの上昇が生じています。今後もこの傾向が続いた場合、当社グループの業績及び財政状態に影響を与える可能性があります。」
船腹・コンテナ不足による部品・完成品の輸送遅延と物流コスト上昇が、海外展開に伴う新たな事業リスクとして記載された。