電動アシスト自転車市場の在庫過剰と生産調整
FY2023-Q1に初出。8回の記載のうち3回が「悪化」で、最初の「悪化」はFY2023-Q3。直近の記載はFY2025-H1。
ヤマハ発動機がこのテーマで「悪化」側に入ったのは2023年。
直近の記載が「その他」なのは、ほかに0社。
- FY2025-H1国内販売回復と欧州e-Kit在庫調整継続の併存有価証券報告書
「SPV事業(電動アシスト自転車、e-Kit、電動車椅子)では、販売台数は前年を上回りましたが、モデルミックスの影響により、売上収益は前年並みとなりました。一方、販売費及び一般管理費の減少により、営業損失は縮小しました。」
SPV全体では販売台数が前年を上回り営業損失が縮小したが、欧州e-Kitの在庫調整継続が記載される一方、国内向け電動アシスト自転車の販売は前年を上回った。 - FY2024悪化有価証券報告書
「一方、e-Kitは、メイン市場である欧州の需要停滞に伴い在庫調整局面が継続し、販売台数が減少した結果、減収となりました。営業利益は、e-Kitの販売減少や海外完成車の販促費の増加、固定資産の減損損失など、事業構造の見直しに伴う費用を計上した結果、減益となりました。」
SPV事業では欧州e-Kitの需要停滞・在庫調整が続き、売上収益は前期比8.6%減、営業損失は52億円から227億円へ拡大した。 - FY2024-H1再掲有価証券報告書
「SPV事業(電動アシスト自転車、e-Kit、電動車いす)では、国内向け電動アシスト自転車は、販売台数が前年を上回りました。一方、e-Kitは、メイン市場である欧州での在庫調整局面継続により、販売台数が減少し、減収となりました。営業利益は、販売減少ならびに販促費の増加により、減益となりました。」
国内向け電動アシスト自転車の販売は前年を上回った一方、欧州のe-Kit在庫調整は継続し、販売台数減少・減収・減益となった。 - FY2024-Q1再掲有価証券報告書
「メイン市場である欧州において在庫調整局面が継続し、当社も引き続き生産調整を実施しています。売上収益・営業利益は、電動アシスト自転車とe-Kitの販売台数が減少したことにより、減収・減益となりました。」
電動アシスト自転車・e-Kit市場の在庫過剰・調整局面は欧州で継続し、当社も生産調整を続けている。販売台数減少により減収・減益となった。 - FY2023悪化有価証券報告書
「当社も生産調整を実施しましたが、依然として市場在庫は高い水準で推移しており、解消には時間が掛かる見通しです。」
SPV事業では欧州を中心とする在庫調整が長期化し、販売台数減少により売上高は前期比23.5%減、営業損失48億円となった。 - FY2023-Q3悪化有価証券報告書
「当社も第2四半期から引き続き生産調整を実施しましたが、依然として市場在庫は高い水準で推移しています。その結果、電動アシスト自転車とe-Kitの販売台数は減少し、減収・減益となりました。」
電動アシスト自転車・e-Kit市場の在庫調整が続き、当社が第2四半期から生産調整を継続しても市場在庫は高水準にとどまり、販売台数減少と減収・減益が実際に発生した。 - FY2023-Q2顕在化有価証券報告書
「SPV事業(電動アシスト自転車、e-Kit、電動車いす)では、市場で在庫調整が継続しており、当社も生産調整を行いました。」
電動アシスト自転車等の市場在庫過剰リスクが実際の在庫調整として続き、当社も生産調整を実施した。 - FY2023-Q1初出有価証券報告書
「その結果、増収・増益となりましたが、市場は一転して在庫過剰気味になっているため、今後は生産調整を行う予定です。」
e-Kitの供給改善と生産台数増加により増収・増益となった一方、市場が在庫過剰気味となり、今後の生産調整を予定していると記載している。