海外売上高への依存と為替変動
FY2016に初出。28回の記載のうち8回が「顕在化」で、最初の「顕在化」はFY2017-Q1。直近の記載はFY2026。
SUBARUがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2016年。同じテーマの他社とほぼ同じ時期。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2019年。62社中29社が悪化側に。
直近の記載が「顕在化」なのは、ほかに5社。
- FY2026顕在化有価証券報告書
「販売台数の減少や米ドルが2円の円高に進んだことに伴う減収影響があったものの、価格構成の改善などに努めた結果、売上収益は4兆7,850億円と前連結会計年度に比べ992億円(2.1%)の増収となりました。」
北米売上収益約8割という為替エクスポージャーのもと、米ドルの2円円高が減収要因として実績に現れた。 - 2026-05-15顕在化決算説明資料
「米国追加関税や為替、原材料高騰と合わせて3,000億円レベルの影響」
為替による影響が、米国追加関税や原材料高騰と合わせた3,000億円レベルの実績影響として記載された。 - FY2026-H1為替影響が減収要因に転じた有価証券報告書
「当中間連結会計期間の売上収益は、為替変動による減収影響などがありましたが、自動車売上台数の増加および価格構成の改善などにより、2兆3,857億円と前年同期比1,195億円(5.3%)の増収となりました。」
これまで増収効果として記載されていた為替変動が、当中間期には減収影響として記載された。販売台数増加・価格構成改善により全体では増収となった。 - FY2025為替による増収効果と為替差損が併存有価証券報告書
「新型「フォレスター」およびストロングハイブリッドシステムを搭載した「クロストレック」が価格面で貢献したことならびに為替変動による増収効果などがあったものの、販売奨励金の増加および自動車売上台数の減少などにより、売上収益は4兆6,858億円と前連結会計年度に比べ172億円(0.4%)の減収となりました。」
北米売上収益約8割という為替エクスポージャーのもと、為替変動は増収効果として現れた一方、金融費用では為替差損349億円が計上された。 - FY2025-H1為替変動による増収効果が継続有価証券報告書
「当中間連結会計期間の売上収益は、販売奨励金の増加および自動車売上台数の減少などがあったものの、為替変動による増収効果および価格改定などにより、2兆2,662億円と前年同期比527億円(2.4%)の増収となりました。」
北米を中心とする海外売上収益・為替エクスポージャーのもと、上期も為替変動が増収効果として記載された。 - FY2024再掲有価証券報告書
「当社グループにおいて北米売上収益は約8割を占め、売上収益、営業利益、資産等のなかには、米ドルを中心とした現地通貨建ての項目が含まれており、連結財務諸表作成時に円換算しています。」
北米売上収益約8割という集中と、円高・円安による業績影響、為替予約等によるヘッジ方針を継続している。 - FY2024-Q3為替変動による増収・増益効果が継続有価証券報告書
「当第3四半期連結累計期間の売上収益は、自動車売上台数の増加および為替変動による増収効果などにより、3兆4,964億円と前年同期比6,884億円(24.5%)の増収となりました。」
北米を中心とする海外売上高・為替エクスポージャーのもと、為替変動による増収効果が第3四半期累計でも記載された。 - FY2024-Q2為替変動による増収・増益効果が継続有価証券報告書
「当第2四半期連結累計期間の売上収益は、自動車売上台数の増加および為替変動による増収効果などにより、2兆2,135億円と前年同期比4,626億円(26.4%)の増収となりました。」
北米を中心とする海外売上高・為替エクスポージャーのもと、為替変動による増収効果が上期にも継続した。営業利益も為替変動による増益効果等により前年同期比68.3%増となった。 - FY2024-Q1為替変動による増収・増益効果が継続有価証券報告書
「当第1四半期連結累計期間の売上収益は、自動車売上台数の増加および為替変動による増収効果などにより、1兆821億円と前年同期比2,480億円(29.7%)の増収となりました。」
北米を中心とする海外売上高・為替エクスポージャーのもと、為替変動が第1四半期の増収要因として実績に現れた。 - FY2023円安による増収効果と為替差損が併存有価証券報告書
「自動車売上台数の増加、価格政策および売上構成の改善ならびに為替変動による増収効果により3兆7,745億円と前連結会計年度に比べ1兆299億円(37.5%)の増収となりました。」
北米を中心とする海外売上高・為替エクスポージャーのもと、為替変動は通期の増収要因として現れた。一方、金融費用には為替差損8,752百万円も計上された。 - FY2023-Q3為替変動による増収効果が継続有価証券報告書
「当第3四半期連結累計期間の売上収益は、為替変動による増収効果、自動車売上台数の増加、価格政策及び売上構成の改善等により、2兆8,080億円と前年同期比8,005億円(39.9%)の増収となりました。」
北米を中心とする海外売上高・為替エクスポージャーのもと、為替変動は前四半期に続き第3四半期累計でも増収要因として記載された。 - FY2023-Q2為替変動による増収効果が継続有価証券報告書
「当第2四半期連結累計期間の売上収益は、為替変動による増収効果、自動車売上台数の増加、価格政策および売上構成の改善ならびに販売奨励金の抑制等により、1兆7,509億円と前年同期比4,092億円(30.5%)の増収となりました。」
北米を中心とする海外売上高と為替エクスポージャーのもと、為替変動が前四半期に続き上期の増収要因として記載された。 - FY2023-Q1為替変動による増収・増益効果が継続有価証券報告書
「当第1四半期連結累計期間の売上収益は、自動車売上台数の増加および為替変動による増収効果等により、8,341億円と前年同期比1,989億円(31.3%)の増収となりました。利益面についても、原材料価格の高騰および諸経費等の増加があったものの、為替変動による増益効果および自動車売上台数の増加等により、営業利益は370億円と前年同期比74億円(25.2%)の増益」
北米を中心とする海外売上高・為替エクスポージャーのもと、当四半期は為替変動が増収・増益要因として実績に現れた。 - FY2022再掲有価証券報告書
「当社グループにおいて北米売上収益は約7割を占め、売上収益、営業利益、資産等の中には、米ドルを中心とした現地通貨建ての項目が含まれており、連結財務諸表作成時に円換算しています。」
北米売上収益約7割という集中と為替エクスポージャー、為替予約等によるヘッジ方針を継続している。通期では為替変動が増益効果として記載された。 - FY2022-Q3為替変動が増益要因として継続有価証券報告書
「利益面についても、販売奨励金の抑制を行ったほか為替変動による増益効果等があったものの、自動車売上台数の減少や原材料価格の高騰等により、営業利益は772億円と前年同期比211億円(21.4%)の減益」
海外売上高・為替エクスポージャー自体に変更はないが、第3四半期累計では為替変動が増益効果として記載された。一方、販売台数減少や原材料価格高騰がそれを上回った。 - FY2021再定義有価証券報告書
「当社グループにおいて北米売上収益は約7割を占め、売上収益、営業利益、資産等の中には、米ドルを中心とした現地通貨建ての項目が含まれており、連結財務諸表作成時に円換算しております。」
従来の海外売上高全体の比率を示す記載から、北米売上収益が約7割を占めるという主要市場への集中と為替エクスポージャーの表現へ整理された。 - FY2020顕在化有価証券報告書
「為替レートが2円米ドル対比で円高に推移したことによる為替レート差290億円等によるものです。」
海外売上高への依存と為替エクスポージャーにより、円高が営業利益の減益要因として290億円規模で実績に現れた。 - FY2020-Q3顕在化有価証券報告書
「利益面につきましては、自動車売上台数の増加及び販売奨励金の抑制による増益影響があったものの、為替変動などにより、営業利益は1,527億円と前年同期比30億円(1.9%)の減益」
海外売上高への依存と為替エクスポージャーに変更はないが、当第3四半期累計では為替変動が営業利益の減益要因として実績に現れた。 - FY2019再掲有価証券報告書
「当社グループにおいて、海外売上高の割合は81.1%を占め、売上高、営業利益、資産等の中には、米ドルを中心とした現地通貨建ての項目が含まれており」
海外売上高への高い依存と円高による業績影響の可能性、為替予約等によるヘッジ方針を継続している。 - FY2019-Q3顕在化有価証券報告書
「当第3四半期連結累計期間の売上高につきましては、自動車売上台数の減少および為替変動に伴う売り上げの減少などにより、2兆3,774億円と前年同期比603億円(2.5%)の減収となりました。」
海外売上高・為替へのエクスポージャーに変更はないが、当四半期は為替変動が売上高の減少要因として実績に現れた。 - FY2018再掲有価証券報告書
「当社グループにおいて、海外売上高の割合は80.4%を占め、…主に円高局面では当社グループの業績と財務状況はマイナスに作用し、円安局面ではプラスに作用する可能性があります。」
海外売上高80.4%という高い海外依存と為替変動リスク、為替予約等によるヘッジ方針を維持している。 - FY2018-Q3再掲有価証券報告書
「当第3四半期連結累計期間の売上高につきましては、為替変動に伴う売り上げの増加および自動車売上台数の増加などにより、2兆5,646億円と前年同期比1,367億円(5.6%)の増収となりました。」
海外売上高・為替へのエクスポージャー自体に変更はない。為替変動は前四半期に続き、当四半期も増収要因として記載されている。 - FY2018-Q2再掲有価証券報告書
「当第2四半期連結累計期間の売上高につきましては、為替変動に伴う売り上げの増加および自動車売上台数の増加などにより、1兆6,863億円と前年同期比1,087億円(6.9%)の増収となりました。」
海外売上高・為替へのエクスポージャー自体に変更はないが、前四半期に続き、当四半期も為替変動が増収要因として記載された。 - FY2018-Q1為替影響が増収要因に転じた有価証券報告書
「当第1四半期連結累計期間の売上高につきましては、自動車売上台数の増加および為替変動に伴う売り上げの増加などにより、8,548億円と前年同期比854億円(11.1%)の増収となりました。」
海外売上高・為替へのエクスポージャー自体に重要な変更はない一方、当四半期は為替変動が減収・減益要因ではなく増収要因として記載された。 - FY2017顕在化有価証券報告書
「当社グループにおいて、海外売上高の割合は80.4%を占め、…主に円高局面では当社グループの業績と財務状況はマイナスに作用し、円安局面ではプラスに作用する可能性があります。」
海外売上高比率は80.4%で、当年度は大幅な円高ドル安の影響により売上高・営業利益が押し下げられた。為替予約等によるヘッジも継続している。 - FY2017-Q2顕在化有価証券報告書
「当第2四半期連結累計期間の売上高につきましては、自動車売上台数の増加があったものの、為替変動に伴う売上高の減少などにより、1兆5,777億円と前年同期比238億円(1.5%)の減収となりました。利益面につきましては、自動車売上台数の増加や原価低減の進捗などにより、エアバッグインフレータに起因する品質関連費用を中心とした諸経費等ならびに試験研究費の増加を吸収したものの、為替変動が影響し、営業利益は2,085億円と前年同期比766億円(26.9%)の減益となり」
為替変動が売上高の減少と営業利益の26.9%減益の要因として引き続き実績に現れている。 - FY2017-Q1顕在化有価証券報告書
「当第1四半期連結累計期間の売上高につきましては、為替変動に伴う売上高の減少があったものの、自動車売上台数の増加などにより、7,694億円と前年同期比41億円(0.5%)の増収となりました。利益面につきましては、自動車売上台数の増加や原価低減の進捗等があったものの、為替変動の影響に加え、エアバッグインフレータに起因する品質関連費用を中心とした諸経費等ならびに試験研究費の増加により、営業利益が1,015億円と前年同期比327億円(24.3%)の減益となり」
為替変動が売上高の減少要因となり、営業利益にも影響したと記載されており、為替リスクの影響が当四半期に実際に発生した。 - FY2016初出有価証券報告書
「海外売上高の割合は81.3%を占め、売上高、営業利益、資産等の中には、米ドルを中心とした現地通貨建ての項目が含まれており、連結財務諸表作成時に円換算しております。従って通期の見通しにおいて想定した為替レートに対し、実際の決算換算時の為替レートに乖離が生じた場合、主に円高局面では当社グループの業績と財務状況はマイナスに作用する可能性があります。」
海外売上高比率を81.3%と示し、円高等による業績・財務状況への影響と為替予約等のヘッジを説明している。