海外事業の採算悪化による大規模減損損失
FY2019-Q3に初出。7回の記載のうち2回が「顕在化」で、最初の「顕在化」はFY2019-Q3。直近の記載はFY2026。
曙ブレーキ工業がこのテーマで「悪化」側に入ったのは2019年。同じテーマの他社とほぼ同じ時期。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2020年。15社中13社が悪化側に。
直近の記載が「対処」なのは、ほかに7社。
- FY2026対処有価証券報告書
「当連結会計年度において、北米における連結子会社のAkebono Brake Corporation(米国)について減損の兆候は識別しておりません。同社の工場であるAkebono Brake, Elizabethtown Plantにおいては、2025年7月に実行した固定資産の譲渡に伴い減損の兆候が識別されましたが、外部専門家を利用して算定した当該資産グループの公正価値が帳簿価額を上回っていることから、減損損失の計上は不要と判断しております。」
海外事業の採算悪化に関し、当期は減損損失を計上せず、エリザベスタウン工場についても公正価値が帳簿価額を上回ると判断している。 - FY2025顕在化有価証券報告書
「当連結会計年度において、当社グループは、中国 広東省の遊休資産について、機械装置など178百万円の減損損失を計上いたしました。」
海外事業の採算・資産利用に関するリスクについて、中国広東省の遊休資産に係る178百万円の減損損失が実際に計上された。 - FY2024対処有価証券報告書
「ABC及びABEにおいて減損の兆候が識別されましたが、ABCについては割引前キャッシュ・フローの総額が、ABEについては外部専門家を利用して算定した当該資産グループの公正価値が、それぞれ帳簿価額を上回っていることから、減損損失の計上は不要と判断しました。」
北米の減損兆候は識別されたものの、割引前キャッシュ・フロー又は公正価値が帳簿価額を上回り、当期の減損損失計上は不要と判断している。 - FY2020悪化有価証券報告書
「アメリカ サウスカロライナ州、テネシー州 事業用資産(注)2 機械装置など 1,028百万円」
前年度の海外事業減損に続き、当年度も米国サウスカロライナ州・テネシー州の事業用資産について10億28百万円、欧州について1億26百万円の減損損失を計上した。 - FY2020-Q3悪化有価証券報告書
「アメリカ サウスカロライナ州 事業用資産(注)2 機械装置など 928百万円」
海外事業の採算悪化に伴う減損について、当第3四半期累計期間に米国サウスカロライナ州の事業用資産928百万円を追加計上し、減損損失は合計249億48百万円となった。 - FY2019再掲有価証券報告書
「親会社株主に帰属する当期純利益については、米国の4工場、スロバキア工場ならびにタイの鋳物工場で合計151億円の固定資産の減損損失を計上したことが大きく影響し、183億円の損失(前期は8億円の利益)となりました。」
米国4工場、スロバキア工場、タイ鋳物工場における海外事業の採算悪化と合計151億円の減損損失を年次実績として確認している。 - FY2019-Q3顕在化有価証券報告書
「海外事業の採算悪化を受けて、以下の資産グループについて減損損失を計上しております。アメリカ ケンタッキー州ほか 13,536百万円、スロバキア トレンチーン市 1,011百万円、タイ ラチャブリ県 492百万円、合計15,039百万円」
海外事業の採算悪化を理由に、米国4工場で135億36百万円、欧州スロバキア工場で10億11百万円、タイ鋳物工場で4億92百万円、合計150億39百万円の減損損失を実際に計上している。