中国市場における日系メーカーのシェア低下
FY2024-Q1に初出。8回の記載のうち5回が「顕在化」で、最初の「顕在化」はFY2024-Q2。直近の記載は2026-08-06。
ファルテックがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2023年。同じテーマの他社の中央値(2025年)より2年早い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2025年。9社中7社が悪化側に。
直近の記載が「再掲」なのは、ほかに3社。
- 2026-08-06再掲決算
「当社グループの属する自動車業界の概況は、中国市場における現地メーカーとの競争激化、タイ市場の需要低迷等により、引き続き厳しい状況にあります。」
中国市場における現地メーカーとの競争激化とタイ市場の需要低迷を、引き続き厳しい事業環境として記載している。一方、中国の売上高回復によりアジア売上高は増加した。 - FY2026顕在化有価証券報告書
「(アジア)売上高(セグメント間売上高を含まない)は、日系メーカーの生産・販売台数減により、6,507百万円(前連結会計年度比24.0%減)となりました。セグメント利益は、売上高減影響等により、177百万円(前連結会計年度比75.3%減)となりました。」
中国・タイ市場等での日系メーカーのシェア低下が示される中、アジア事業は24.0%減収、75.3%減益となり、厳しい市場変化が通期業績に現れた。 - FY2026-H1顕在化有価証券報告書
「(アジア)売上高(セグメント間売上高を含まない)は、中国において日系メーカーの生産・販売台数減により、3,042百万円(前年同期比35.3%減)となりました。セグメント利益は、売上高減影響等により、116百万円(前年同期比66.3%減)となりました。」
中国市場における日系メーカーのシェア低下等の懸念が、日系メーカーの生産・販売台数減、アジア事業の35.3%減収・66.3%減益として実際の業績に現れた。 - FY2025-H1再掲有価証券報告書
「当社グループの属する自動車業界の概況は、国内市場において自動車メーカーの不正問題等により、複数のメーカーにおいて生産・出荷停止や新車投入の延期により生産台数が低迷し、また中国市場では、日系メーカーのシェア低下等、厳しい状況が続いております。」
中国市場では日系メーカーのシェア低下等により厳しい状況が続くと再確認している。一方、アジアセグメント自体は顧客生産・販売台数増と合理化活動により増益となった。 - FY2024顕在化有価証券報告書
「(アジア)売上高(セグメント間売上高を含まない)は、中国において日系メーカーの生産・販売台数減により、9,287百万円(前連結会計年度比12.4%減)となりました。セグメント利益は、売上高減に加えて原材料費高騰の影響等により、646百万円(前連結会計年度比13.3%減)となりました。」
中国市場における日系メーカーのシェア低下等の懸念が、アジア事業の12.4%減収、13.3%減益として通期業績に現れた。 - FY2024-Q3顕在化有価証券報告書
「(アジア)売上高(セグメント間売上高を含まない)は、中国において日系メーカーの生産・販売台数減により、7,053百万円(前年同期比21.6%減)となりました。セグメント利益は、売上高減に加えて原材料費高騰の影響等により、 376百万円(前年同期比52.4%減)となりました。」
中国市場における日系メーカーのシェア低下等の懸念が示される中、日系メーカーの生産・販売台数減がアジア事業の21.6%減収、52.4%減益として実際の業績に現れた。 - FY2024-Q2顕在化有価証券報告書
「(アジア)売上高(セグメント間売上高を含まない)は、中国において日系メーカーの生産・販売台数減により、4,623百万円(前年同期比21.8%減)となりました。セグメント利益は、売上高減に加えて原材料費高騰の影響等により、178百万円(前年同期比67.6%減)となりました。」
中国市場で日系メーカーのシェア低下等の変化が示される中、日系メーカーの生産・販売台数減がアジア事業の21.8%減収、67.6%減益として実際の業績に現れた。 - FY2024-Q1初出有価証券報告書
「然しながら、中国市場において日系メーカーのシェアが低下する等、大きな変化に直面しております。」
中国市場で日系メーカーのシェア低下を実際の市場環境の変化として初めて明示し、事業環境が大きな変化に直面していると記載している。