半導体不足による車両供給制約
FY2022-Q1に初出。12回の記載のうち3回が「対処」で、最初の「対処」はFY2024-Q3。直近の記載はFY2025。
三菱自動車工業がこのテーマで「悪化」側に入ったのは2021年。
直近の記載が「対処」なのは、ほかに4社。
- FY2025対処有価証券報告書
「世界的な車両供給制約が緩和されたことで販売競争が再び激化するなど、当社グループを取り巻く経営環境は厳しさを増しました。」
半導体等の車両供給制約は緩和方向に進んだ一方、その結果として販売競争が再び激化した。供給制約そのもののリスクは低減したと記載されている。 - FY2024対処有価証券報告書
「当連結会計年度下期は、半導体不足等に起因する在庫不足は概ね解消され、販売現場における競争環境は正常化に向かいました。」
半導体不足等による在庫不足は概ね解消され、生産・販売の供給制約は緩和方向に進んだ。ただし、供給制約の緩和に伴う競争激化が新たな収益圧力となった。 - FY2024-Q3対処有価証券報告書
「半導体等部品供給改善により、生産は概ね正常化しております。」
半導体等の部品供給改善により、生産は概ね正常化し、従来の車両供給制約は緩和方向に進んだ。ただし、需要下振れや競争激化など別の販売環境上の圧力が顕在化している。 - FY2024-Q2供給制約の改善と残存有価証券報告書
「当社は、半導体等部品供給不足の影響を受け受注残の解消が進みませんでしたが、全体的には前年同期比で増加いたしました。市場は回復傾向にありますが、半導体等部品不足による影響は一部で残っており、今後の動向を注視する必要はあります。」
部品供給制約は一部で残り受注残の解消を妨げている一方、国内販売は前年同期比で増加し、制約の影響には改善と残存が併存している。 - FY2024-Q1供給制約の改善と残存有価証券報告書
「半導体等部品供給不足による生産制約も解消に向かい、各地で自動車生産が増加しつつあります。」
半導体等部品の供給不足による生産制約は解消方向にあるとされ、各地で生産が増加している。一方、日本の軽自動車では引き続き部品供給不足の影響が残っている。 - FY2023-Q3供給制約要因の変化有価証券報告書
「半導体の供給体制も徐々に整備されつつある一方で、世界的な船腹不足は収束の兆しが見えておらず、車両供給不足解消には一定の時間がかかりそうです。」
車両供給制約について、半導体供給体制には改善の兆しがある一方、世界的な船腹不足が新たな制約要因として残り、供給不足の解消には時間を要すると説明している。 - FY2023-Q2再掲有価証券報告書
「いずれの国も、コロナ禍以前の状況に戻りつつあり、需要も堅調に回復してきております。一方で、車両供給制約は続いており、解消の目途はたっておりません。」
需要は回復基調にある一方、半導体等の部品不足による車両供給制約は継続し、解消時期も見通せない状態として再確認されている。 - FY2023-Q1悪化有価証券報告書
「一方で、半導体をはじめとする部品供給不足の影響は大きく改善していないため、全体需要に影響を及ぼしました。」
半導体を含む部品供給不足が大きく改善せず、アセアンの主要車種や各地域の生産・販売を引き続き制約している。上海ロックダウンによる部品不足も重なった。 - FY2022-Q3顕在化有価証券報告書
「一方で、軽自動車セグメントは、半導体影響による車両供給不足や、12月以降の『eKスペース』『eKクロススペース』の生産・出荷停止により、販売減となりました。」
半導体不足による車両供給制約が軽自動車の販売減として実際の業績に表れた。 - FY2022-Q3再掲有価証券報告書
「一方で、半導体不足に起因する生産制約が続いており、当社の販売にも影響を及ぼしています。」
半導体不足による生産制約と販売への影響が第3四半期にも継続している。 - FY2022-Q2顕在化有価証券報告書
「日本国内の自動車需要は、前年度からは回復基調にある一方で、半導体影響による車両供給不足により、新型コロナウイルス感染症拡大以前までの回復は見られませんでした。当社も、主力モデルを中心に半導体供給不足の影響を受けました」
半導体不足による車両供給制約が継続し、主力モデルの販売回復を実際に制約している。日本販売は34千台で、前年同期比では7千台増にとどまった。 - FY2022-Q1初出有価証券報告書
「日本国内の自動車需要は、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により大きく低迷した前年度からは回復基調にある一方で、半導体問題による車両供給不足により、新型コロナウイルス感染症拡大以前までの回復は見られませんでした。」
半導体不足による需給逼迫が車両供給不足として実際に発生し、日本の主力モデルの販売回復を制約した。また、中国他地域では市場全体の伸び悩みとして影響が現れた。