自己資本利益率の改善と株主還元の両立
FY2018に初出。9回の記載のうち2回が「前進」で、最初の「前進」はFY2019。直近の記載はFY2026。
いすゞ自動車がこのテーマで「悪化」側に入ったのは2026年。同じテーマの他社の中央値(2024年)より2年遅い。
直近の記載が「その他」なのは、ほかに27社。
- FY2026IX目標に対するROE実績を更新有価証券報告書
「ROEにつきましても、親会社の所有者に帰属する当期利益が減少したことで、当連結会計年度は9.5%となりました。」
旧中計2024のROE目標達成後、IXでは2030年度ROE15%以上を掲げており、当年度実績は9.5%となった。配当性向は47.6%で40%目標を上回った。 - 2026-05-13悪化決算
「2026年3月期の親会社の所有者に帰属する持分当期利益率は9.5%で、2025年3月期の10.2%から低下しました。」
ROEは前期から低下し、2030年目標のROE15%との差が残った。 - FY2024達成有価証券報告書
「ROEについては、資本効率の向上に努めた結果、当連結会計年度においては、中期目標の12.5%を上回る12.7%となりました。」
中計2024のROE12.5%目標を12.7%で達成し、配当性向も40.0%となって中期目標を達成した。 - FY2023前進有価証券報告書
「また、ROE(2024年3月期に12.5%)についても、資本効率の向上に努め、11.4%となりました。配当性向(期間平均で40%)については、株主への利益還元、経営基盤の強化及び将来への事業展開に備えるための内部留保の充実等のバランスを総合的に勘案の上、剰余金の配当を実施した結果、40.4%と目標値を上回りました。」
当年度のROEは12.1%となり、2024年3月期12.5%目標に近づいた。配当性向は40.4%で期間平均40%目標を上回り、配当額も79円へ増加した。 - FY2022配当性向目標を上回りROEは途上有価証券報告書
「また、ROE(2024年3月期に12.5%)についても、資本効率の向上に努め、11.4%となりました。配当性向(期間平均で40%)については、株主への利益還元、経営基盤の強化及び将来への事業展開に備えるための内部留保の充実等のバランスを総合的に勘案の上、剰余金の配当を実施した結果、40.5%と目標値を上回りました。」
中計2024の初年度にROE11.4%を計上し、2024年3月期12.5%目標に向けて進捗した。配当性向は40.5%となり期間平均40%目標を上回った。 - FY2021引き上げ有価証券報告書
「資本効率の向上により2026年3月期にROE15%を目指します。また、株主還元も強化し、配当性向は「中期経営計画 2024」期間平均で40%を目標と致します。」
従来のROE12%、総還元性向30%の目標から、2026年3月期ROE15%、中計期間平均配当性向40%へ目標を引き上げた。 - FY2020総還元性向達成、ROE未達有価証券報告書
「中期経営計画で掲げた目標のうち総還元性向(3ヵ年平均で30%)については、安定的・継続的な剰余金の配当を実施したことで、目標値を上回りました。一方で売上高(2兆2,000億円から2兆3,000億円)、営業利益率(3ヵ年平均で9.0%)、自己資本利益率(3ヵ年平均で12.0%)については、目標値を下回りました。」
総還元性向は34.5%で目標を上回った一方、ROEは8.6%で3ヵ年平均12%目標を下回った。 - FY2019前進有価証券報告書
「中期経営計画で掲げた目標のうち自己資本利益率(3ヵ年平均で12.0%)及び総還元性向(3ヵ年平均で30%)については、自己株式の取得を行ったこと等により目標値を上回りました。」
ROEと総還元性向について、3ヵ年平均目標を上回った初年度実績を開示している。 - FY2018初出有価証券報告書
「市場への還元は安定的・継続的であることを旨とし、自己資本利益率の改善とセットでバランスを取っていく。」
安定的な株主還元とROE改善を一体で進める資本効率重視の考え方を、新たな資本配分方針として示している。