中期的な安定的収益の確保
FY2016に初出。22回の記載のうち8回が「悪化」で、最初の「悪化」はFY2023-Q1。直近の記載は2026-08-07。
ゆうちょ銀行がこのテーマで「悪化」側に入ったのは2022年。同じテーマの他社の中央値(2023年)より1年早い。
直近の記載が「前進」なのは、ほかに23社。
- FY2026前進有価証券報告書
「親会社株主に帰属する当期純利益は、5,255億円と前連結会計年度比1,112億円の増益となりました。通期業績予想の親会社株主に帰属する当期純利益5,000億円に対する達成率は105.1%となりました。」
安定的収益の確保を取り巻く環境が変動する中、親会社株主に帰属する当期純利益は5,255億円となり、通期予想を上回った。 - FY2026-H1前進有価証券報告書
「当行グループを取り巻く経営環境については、日本銀行による金融政策転換を受け、国内長期金利は上昇傾向にあり、今後も上昇基調が継続した場合には、日本国債等の新規投資利回りの向上等による収益改善が見込まれます。また、インフレ鎮静化を受けた米欧中央銀行の金融政策転換を背景に、海外短期金利が低下し、外貨調達コストの減少傾向は継続しております。」
国内金利上昇による新規投資利回りの向上と、海外短期金利低下による外貨調達コスト減少が示され、安定収益の確保を取り巻く環境に改善要因が現れた。 - FY2025前進有価証券報告書
「当連結会計年度の連結粗利益は、前連結会計年度比3,119億円増加の1兆456億円となりました。」
安定的収益の確保を取り巻く環境がなお変動する中、連結粗利益は前年から3,119億円増加し、収益面で改善した。 - FY2025-H1前進有価証券報告書
「当中間連結会計期間の連結粗利益は、前年同期比1,506億円増加の5,284億円となりました。」
安定的収益の確保を取り巻く環境が厳しい中、連結粗利益は前年同期比1,506億円増加した。通期業績予想に対する経常利益の進捗率も55.8%となっている。 - FY2024悪化有価証券報告書
「当連結会計年度の連結粗利益は、前連結会計年度比3,226億円減少の7,336億円となりました。」
安定的収益の確保を取り巻く環境について、連結粗利益が大幅に減少した。 - FY2024-Q3悪化有価証券報告書
「当第3四半期連結累計期間の連結粗利益は、前年同期比3,123億円減少の5,609億円となりました。」
安定的収益の確保を取り巻く環境について、連結粗利益が前年同期比3,123億円減少した。外貨調達コスト増加等による収益環境の厳しさが実績として続いている。 - FY2024-Q2悪化有価証券報告書
「当行グループを取り巻く経営環境のうち、海外の金融経済環境については、インフレ高進を受けた米欧中央銀行による大幅な金融引き締めの継続により、外貨調達コストの高止まりが想定されるほか、企業業績の悪化や景気減速懸念等を背景に、海外クレジットスプレッドが拡大する可能性があり、厳しい経営環境が継続しております。」
安定的収益の確保を取り巻く環境について、外貨調達コストの高止まりや海外クレジットスプレッド拡大の可能性が示され、厳しい経営環境の継続が再確認された。 - FY2024-Q1悪化有価証券報告書
「当第1四半期連結累計期間の連結粗利益は、前年同期比1,393億円減少の1,893億円となりました。」
安定的収益の確保について、連結粗利益が前年同期比1,393億円減少し、収益環境の厳しさが実績として現れている。 - FY2023悪化有価証券報告書
「当行グループを取り巻く経営環境については、インフレ高進を受けた米欧中央銀行による大幅な金融引き締め及びこれに伴う景気減速懸念や米欧の金融システム不安の高まり等を背景に、外貨調達コストや海外クレジットスプレッドが高止まることが想定されます。」
安定的収益の確保を取り巻く環境について、外貨調達コストや海外クレジットスプレッドの高止まり、国内金利ボラティリティの高まりが想定されると記載している。 - FY2023-Q3悪化有価証券報告書
「また、ウクライナ情勢の長期化や、インフレ高進を受けた米欧中銀による大幅な金融引き締め及びこれに伴う景気減速懸念等を背景に、海外短期金利上昇に伴う外貨調達コストの増加や海外クレジットスプレッドの拡大傾向は継続しております。更に、日本銀行によるYCCの運用見直し後は、低金利環境は継続しつつも、国内金利のボラティリティや先行き不透明感は高まりを見せており、今後の金融経済環境についても、不確実性が高い状況が継続することが想定されます。」
海外短期金利上昇に伴う外貨調達コスト増加や海外クレジットスプレッド拡大が続き、YCC運用見直し後には国内金利のボラティリティと先行き不透明感も高まったと説明している。安定的収益の確保を取り巻く環境の厳しさが一段と具体化した。 - FY2023-Q2悪化有価証券報告書
「これらに加え、国内の低金利環境は継続するなど、国内外の有価証券による運用を主たる収益源とする当行グループにとって、厳しい経営環境が継続しております。」
国内低金利の継続に加え、海外金利上昇、外貨調達コスト増加、海外クレジットスプレッド拡大が重なり、安定的収益の確保を取り巻く環境の厳しさが続いている。 - FY2023-Q1悪化有価証券報告書
「また、ウクライナ情勢の長期化や、インフレ圧力の高まりを背景とした主要中銀による金融引き締め及び景気減速懸念の高まり等を背景に、海外短期金利上昇に伴う外貨調達コストの増加や海外クレジットスプレッドの拡大が生じており、今後の金融経済環境についても、不確実性が高い状況が継続することが想定されます。これらに加え、国内の低金利環境も長期化するなど、国内外の有価証券による運用を主たる収益源とする当行グループにとって、厳しい経営環境が継続しております。」
安定的収益の確保を目指す前提について、国内低金利の長期化に加え、外貨調達コスト増加、海外クレジットスプレッド拡大、景気減速懸念が重なり、厳しい経営環境が続いていると記載している。 - FY2019再掲有価証券報告書
「各商品のリスク特性に合わせた7つのポートフォリオに細分化して管理する枠組みの下で、資産・負債を総合的に内部管理するALM(Asset Liability Management)を適切に展開し、中期的な安定的収益の確保に努めております。」
7つのポートフォリオによるALMを通じた中期的な安定収益の確保を再確認している。 - FY2018-Q2再掲有価証券報告書
「BPは、金利・流動性リスクをマネージしつつ、国債運用等により安定的収益の確保を図る当行全体の基盤ポートフォリオです。」
ベース・ポートフォリオを通じて安定的収益を確保する方針を、ALMの説明の中で再確認している。 - FY2017再掲有価証券報告書
「中期的な安定的収益の確保に努めております。」
ALM、ベース・ポートフォリオ、サテライト・ポートフォリオを通じた中期的な安定収益の確保を再掲している。 - FY2016初出有価証券報告書
「中期的な安定的収益の確保に努めております。」
ALM、ベース・ポートフォリオ、サテライト・ポートフォリオを通じた収益安定化を掲げている。