資本性成長投資700億円とオーガニックフリー・キャッシュ・フロー850億円
FY2018に初出。9回の記載のうち3回が「再定義」で、最初の「再定義」はFY2021。直近の記載はFY2026。
横河電機がこのテーマで「悪化」側に入ったのは2021年。同じテーマの他社の中央値(2026年)より5年早い。
直近の記載が「前進」なのは、ほかに58社。
- FY2026前進有価証券報告書
「M&A・アライアンス等の成長投資枠1,000億円以上については、中長期的な企業価値の向上に向けて、着実に成長投資を実施してきたものの、その額は2年間累計で約178億円と低調に推移しました。」
GS2028の成長投資枠について、2年間累計の実績が約178億円となったこと、投資効果の早期創出・シナジー最大化・ポートフォリオ見直しが課題であることを記載した。 - 2026-05-07前進決算説明資料
「◼ 成長投資実績:約178億円 (FY24-25累計)」
GS2028の3年間の成長投資枠に対する進捗として、FY24~FY25累計の実績額を具体化している。 - FY2025GS2028の成長投資枠1,000億円以上へ移行有価証券報告書
「資本性成長投資(戦略投資)枠を初年度からの3年間累計(2024年度~2026年度)で1,000億円とします。」
AG2023のM&A・アライアンス等700億円枠から、GS2028では2024~2026年度の3年間累計1,000億円以上へ成長投資枠を再設定した。 - FY2024AG2023戦略投資枠の未消化と後継計画への移行有価証券報告書
「M&A・アライアンス等の成長投資枠700億円については、中長期的な企業価値の向上に向けて、着実に成長投資を実施してきたものの、その額は約250億円となりました。…しかしながら、早期にM&Aの効果を創出すること、シナジーを最大化していくこと、そして全社の事業ポートフォリオを見直し効率的なM&Aを実行していくことは、今後も取り組むべき課題です。」
AG2023の戦略投資700億円枠に対し実績は約250億円となり、投資効果の早期創出・シナジー最大化・ポートフォリオ見直しを今後の課題としている。 - FY2023前進有価証券報告書
「「Accelerate Growth 2023」では、利益成長及び資本効率向上により、営業キャッシュフロー1,400億円以上(3年間累計)の創出を目指しています。2年間で創出した営業キャッシュフローは約920億円で、中長期的な企業価値の最大化に向けたM&Aやアライアンスを含む資本性成長投資(戦略投資)として約121億円(2年間累計約243億円)、継続的・安定的な配当を行い株主還元として約91億円(配当性向:2022年度:23.3%)を配分しました。」
AG2023の2年間累計で営業キャッシュフロー約920億円、戦略投資約243億円、株主還元約91億円という資本配分実績を開示した。 - FY2022AG2023の営業キャッシュフロー目標への移行有価証券報告書
「「Accelerate Growth 2023」では、利益成長及び資本効率向上により、営業キャッシュフロー1,400億円以上(3年間累計)の創出を目指しています。初年度で創出した営業キャッシュフローは約516億円で、中長期的な企業価値の最大化に向けたM&Aやアライアンスを含む資本性成長投資(戦略投資)として約112億円、継続的・安定的増配を行い株主還元として約91億円(配当性向:2021年度:42.6%)を配分しました。」
TF2020のオーガニックFCF目標から、AG2023の営業キャッシュフロー1,400億円以上(3年間累計)へ目標が移行し、初年度実績と資本配分が示された。 - FY2021TF2020実績確定と新計画への投資枠継承有価証券報告書
「この3年間で創出したオーガニックFCFは約688億円で、中長期的な企業価値の最大化に向けたM&Aやアライアンスを含む資本性成長投資(戦略投資)に約110億円を配分、配当還元の向上に努める中で株主還元に約265億円を配分しました。2021年から2023年までの中経営計画「Accelerate Growth 2023」では、これまでの基本的な考え方に大きな変更はなく、事業を通じて創出したキャッシュは「中長期的な企業価値向上の最大化に向けた投資」に優先的に配分していきます。この考え方に基づき、資本性成長投資(戦略投資)としてM&A・アライアンスに700億円規模の成長投資枠を設けます。」
TF2020ではオーガニックFCFが約688億円となり、850億円目標を下回った一方、次期計画ではM&A・アライアンスを含む700億円規模の戦略投資枠を設定した。 - FY2019再掲有価証券報告書
「創出したキャッシュを中長期的な企業価値の最大化に向けたM&Aやアライアンスを含む資本性成長投資(戦略投資)に優先的に配分しながら、積極的な配当還元の向上も図ります。」
3年間累計700億円の戦略投資枠と、M&A・アライアンスを含む成長投資への優先配分方針を再確認している。 - FY2018初出有価証券報告書
「最適資本構成維持を前提とした資本性成長投資枠を3年間累計で700億円とします。主に上記基本戦略a、b及びデジタルトランスフォーメーションに対する戦略的成長投資を強化し、必要に応じてM&Aやアライアンスの可能性を検討しながら、技術、販路、製品・サービス、お客様、人財・ノウハウなどを獲得するための投資を行います。」
3年間累計700億円の戦略投資枠を設定し、M&A・アライアンスを含む成長投資に配分する。オーガニックフリー・キャッシュ・フローは3年間累計850億円以上を目標とした。