外的要因による景気先行き不透明感と世界経済の下振れリスク
FY2016-Q2に初出。39回の記載のうち18回が「悪化」で、最初の「悪化」はFY2016。直近の記載はFY2026-H1。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2022年。134社中104社が悪化側に。
- FY2026-H1悪化有価証券報告書
「一方、中東情勢の影響による資材の供給制約やエネルギー価格の高止まりなど、先行きについては依然として注視が必要な状況にあります。」
従来の外部経済・地政学リスクに加え、中東情勢による資材供給制約とエネルギー価格の高止まりを新たな不確実性要因として明示している。 - FY2025再掲有価証券報告書
「当連結会計年度におけるわが国の経済は、好調な企業収益や雇用・所得環境の改善などを背景に、緩やかな回復基調で推移しましたが、米国の通商政策の影響や地政学的リスクの高まりなど、先行きについては引き続き注視が必要な状況にあります。」
国内経済の緩やかな回復を示す一方、米国の通商政策と地政学的リスクにより、先行きへの注視が必要との認識を継続している。 - 2026-02-27再掲株主総会
「当連結会計年度は、好調な企業収益や雇用・所得環境の改善などを背景に、緩やかな回復基調で推移しましたが、米国の通商政策の影響や地政学的リスクの高まりなど、先行きについては引き続き注視が必要な状況にあります。」
米国の通商政策や地政学的リスクを挙げ、先行き不透明感を継続している。 - FY2025-H1悪化有価証券報告書
「一方で、資源・エネルギー価格の高騰や米国による相互関税策の影響によって、経済の不確実性が強まっており、依然として先行きは不透明な状況が続いております。」
資源・エネルギー価格高騰に加え、米国による相互関税策を新たな不確実性要因として明示している。 - FY2024再掲有価証券報告書
「当社グループを取り巻く事業環境は、海外経済の不確実性や金融資本市場の変動、資源・エネルギー及び原材料価格の高騰など、依然として先行き不透明な状況が続くものと予想されます。」
海外経済、金融・為替市場、資源・エネルギー及び原材料価格に関する先行き不透明感を継続して記載している。一方、デジタル投資や成長投資の増加も示している。 - FY2024-H1悪化有価証券報告書
「当中間連結会計期間におけるわが国の経済は、欧米の金融引き締めによる景気減速懸念や、中国の設備投資減少による成長鈍化など、世界的な停滞感の中、緩やかな回復基調が続きました。しかしながら、欧米、中国の景気動向指数は下振れの可能性があり、依然として先行き不透明な状況にあります。」
欧米の金融引き締め、中国の設備投資減少および景気動向指数の下振れ可能性を明示し、世界経済の先行き不透明感を継続・具体化している。 - FY2024-Q1再掲有価証券報告書
「歴史的な円安を背景としたインバウンドの増加、雇用・所得環境の改善などにより、景気が緩やかに持ち直しております。一方、金融政策転換による金利上昇や物価上昇は個人・企業に影響を及ぼす要因であり、依然として先行き不透明な状況にあります。」
景気の持ち直しを示す一方、金融政策転換による金利上昇や物価上昇を新たな不透明要因として挙げ、先行き不透明との認識を継続している。 - FY2023再掲有価証券報告書
「世界的な金融引き締めによる海外景気の下振れや中国経済の先行き懸念など、景気の下振れリスクのある中、公共設備や国内製造業における設備投資は底堅く推移するなど、緩やかな回復基調が続きました。しかしながら、今後も世界的な景気減速が懸念されており、原材料やエネルギー価格の高騰、為替変動による物価上昇などにより、依然として先行き不透明な状況にあります。」
世界的な景気減速、中国経済、原材料・エネルギー価格、為替変動による不透明感を引き続き記載している。 - FY2023-Q3悪化有価証券報告書
「当第3四半期連結累計期間におけるわが国の経済は、金融引き締めによる欧米の景気減速や不動産不況を主因とする中国の成長鈍化など、世界的な景気後退の中、国内製造業における設備投資が底堅く推移するなど、緩やかな回復基調が続きました。しかしながら、今後も世界的な景気減速が懸念されており、依然として先行き不透明な状況にあります。」
前四半期の世界的な景気減速見通しから、当四半期は欧米の景気減速、中国の成長鈍化および世界的な景気後退の中にある状況を記載しており、外部環境の不透明要因がより具体化している。 - FY2023-Q2悪化有価証券報告書
「しかしながら、2023年後半から2024年にかけて、世界的な景気減速はさらに進むと見込まれ、依然として先行き不透明な状況にあります。」
欧米の景気減速や中国の成長鈍化に加え、2023年後半から2024年にかけて世界的な景気減速がさらに進む見通しを示し、外部環境の不透明感を強めている。 - FY2023-Q1再掲有価証券報告書
「当第1四半期連結累計期間におけるわが国の経済は、新型コロナウイルス感染症に対する行動制限の緩和等により、緩やかな景気の持ち直しがみられるものの、ウクライナ情勢をはじめとする地政学リスクや、原材料価格の高騰及び部品供給の遅延など、製造業の生産活動に対する影響の懸念は継続しており、依然として先行き不透明な状況にあります。」
行動制限の緩和による景気持ち直しを示す一方、地政学リスク、原材料価格高騰、部品供給遅延による製造業への影響懸念と先行き不透明感を継続して記載している。 - FY2022悪化有価証券報告書
「当社グループを取り巻く事業環境は、世界的な金融引き締めなどが続く中、海外景気の下振れリスク、資源・原材料価格高騰、外部調達材料の入荷遅れなど、依然として先行き不透明な状況が続くものと予想されます。」
従来の感染症、中国の活動制限、サプライチェーン混乱に加え、世界的な金融引き締め、海外景気の下振れ、資源・原材料価格高騰を明示し、外部環境の不透明要因を広げている。 - FY2022-Q3悪化有価証券報告書
「当第3四半期連結累計期間におけるわが国の経済は、新型コロナウイルス感染症に起因する経済活動の制限緩和により、景気は段階的な回復基調で推移しているものの、ロシアのウクライナ侵攻などによる資源高や、中国のゼロコロナ政策による各都市ロックダウンの影響を受けたサプライチェーンの混乱など、依然として先行き不透明な状況にあります。」
経済活動の制限緩和による回復基調を示す一方、資源高、中国のゼロコロナ政策による都市ロックダウン、サプライチェーン混乱を明示しており、外部環境の不透明要因が具体化している。 - FY2022-Q2悪化有価証券報告書
「当第2四半期連結累計期間におけるわが国の経済は、新型コロナウイルス感染症に起因する活動制限の緩和で景気が回復傾向にあります。また企業業績の改善により設備投資も堅調に推移しておりますが、海外で局所的に発生するロックダウンの影響やロシアのウクライナ侵攻などによる資源高及びサプライチェーンの混乱のため、先行き不透明な状況にあります。」
活動制限の緩和、景気回復、設備投資の堅調さが示された一方、海外ロックダウン、ロシアのウクライナ侵攻、資源高およびサプライチェーン混乱が新たに具体化され、先行き不透明感が続いている。 - FY2022-Q1悪化有価証券報告書
「当第1四半期連結累計期間におけるわが国の経済は、世界的に未だ終息しない新型コロナウイルス感染症やロシアのウクライナ侵攻の影響を受ける中、まん延防止等重点措置が解除され、個人消費にけん引される形で非製造業を中心に業績が改善しております。しかしながら一方では、資源高と円安が同時に進行することで製造業の損益を圧迫しており、景気の先行きは不透明な状況にあります。」
従来の感染症リスクに加え、ロシアのウクライナ侵攻、資源高、円安による製造業損益への圧迫を新たに明示し、景気の先行き不透明感を強めている。 - FY2021-Q3対処有価証券報告書
「当第3四半期連結累計期間におけるわが国の経済は、新型コロナウイルス感染症対策として緊急事態宣言の発令やまん延防止等重点措置の適用により、企業活動や個人消費が再び停滞することとなりました。しかしながら、感染収束への不透明さは依然として残るものの、国内においてワクチン接種率が増加したことで全国的に感染者数の減少傾向が続いており、今後の経済回復が期待されております。」
緊急事態宣言等による企業活動・個人消費の停滞は続く一方、ワクチン接種率の増加に伴う感染者数の減少と経済回復への期待が示され、前四半期までの感染症・景気先行きリスクは一部緩和している。 - FY2021-Q2再掲有価証券報告書
「当第2四半期連結累計期間におけるわが国の経済は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大により緊急事態宣言が再発令され、経済活動や個人消費活動が再び制限を受けることになりました。感染拡大防止に向けたワクチン接種が国内において開始されましたが、変異ウイルスの確認が続いており、未だ感染収束が見通せない先行き不透明な状況が続いております。」
緊急事態宣言の再発令、変異ウイルスの確認、感染収束の見通せなさを挙げ、景気の先行き不透明感が継続していると記載している。 - FY2021-Q1対処有価証券報告書
「緊急事態宣言解除後に経済活動が再開され、製造業を中心に業績が改善し、設備投資も持ち直しの動きを見せております。しかしながら一方では、非製造業は厳しい状況が続いており、まん延防止等重点措置が発令されている地域もあることから、景気の先行きは不透明な状況にあります。」
製造業の業績改善や設備投資の持ち直しが示された一方、非製造業の厳しさやまん延防止等重点措置の発令により、景気の先行き不透明感は残っている。 - FY2020再掲有価証券報告書
「当連結会計年度は、新型コロナウイルス感染症が世界的に拡大する中、行動変容を強いられながらの経済活動となりました。政府の金融・経済対策が打たれているものの、企業業績の回復ペースは鈍く、設備投資や雇用・賃金状況の低迷が続いており、景気の先行きは不透明な状況にあります。」
新型コロナウイルス感染症の世界的拡大、企業業績の回復の鈍さ、設備投資や雇用・賃金状況の低迷による景気の先行き不透明感を、通期でも継続して記載している。 - FY2020-Q3悪化有価証券報告書
「当第3四半期連結累計期間におけるわが国の経済は、新型コロナウイルス感染症が終息の兆しを見せていない中、経済活動を徐々に再開しております。個人消費は若干持ち直しつつあるものの、企業の設備投資は落ち込みが続いており、活動制限が未だ継続していることも相まって、停滞感が続いております。また、感染の再拡大も懸念されていることから、景気の先行きは不透明な状況にあります。」
個人消費には持ち直しがみられる一方、企業の設備投資の落ち込み、活動制限の継続、感染再拡大への懸念を明示しており、景気の先行き不透明感が続いている。 - FY2020-Q2悪化有価証券報告書
「当第2四半期連結累計期間におけるわが国の経済は、新型コロナウイルス感染症が終息の兆しを見せていない中、徐々に活動を再開しておりますが、企業や個人は未だに活動制限を求められており、停滞感が続いております。また、感染拡大の第二波も懸念されていることから、景気の先行きは不透明な状況にあります。」
感染症の終息が見えず、企業・個人への活動制限が継続し、感染拡大の第二波も懸念されると記載しており、景気先行きの不透明感が前四半期から強まっている。 - FY2020-Q1悪化有価証券報告書
「当第1四半期連結累計期間におけるわが国の経済は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響により、活動が停滞しました。個人消費の低迷だけでなく、企業活動も制限され、人的活動の行動変容が求められる中で、景気の先行きは不透明な状況にあります。」
従来の海外経済・通商問題等による不透明感に加え、新型コロナウイルス感染症の感染拡大による経済活動の停滞と企業活動の制限を明示している。 - FY2019悪化有価証券報告書
「当連結会計年度は、米中の貿易摩擦の長期化による中国経済の低迷や日韓関係の悪化などの影響により、新興国を中心に景気減速が進みました。一方、わが国の経済は、輸出が弱含み、製造業の投資に慎重な動きが出始めるなど、先行き不透明な状況となっているものの」
米中貿易摩擦の長期化、中国経済の低迷、日韓関係の悪化、輸出の弱含みおよび製造業投資の慎重化を明示し、世界・国内経済の不透明感を強めている。 - FY2019-Q3悪化有価証券報告書
「しかしながら世界経済においては、経済的・地政学的リスクが点在し、特に米中貿易摩擦は世界経済全体に大きな影を落としており、先行き不透明な状況となっております。」
経済的・地政学的リスクが点在し、特に米中貿易摩擦が世界経済全体に大きな影を落としていると記載しており、世界経済の不透明感をより強く示している。対して、リスクの数値化や当社業績への直接的な発生は記載されていない。 - FY2019-Q2悪化有価証券報告書
「世界経済においては、米中貿易摩擦をはじめとする通商問題や長期化する英国のEU離脱問題、金融資本市場の変動などの影響により、先行き不透明な状況で推移いたしました。」
従来の米中貿易摩擦に加え、通商問題、長期化する英国のEU離脱問題、金融資本市場の変動を明示し、世界経済の先行き不透明感をより広く記載している。 - FY2019-Q1再掲有価証券報告書
「一方で、海外においては米中の貿易摩擦など世界経済に与える影響が懸念されており、景気の先行きには海外経済の不確実性などについて留意する必要があります。」
米中貿易摩擦などによる海外経済の不確実性を、引き続き世界経済・景気の先行きに関する懸念として記載している。 - FY2018悪化有価証券報告書
「当連結会計年度におけるわが国の経済は、米中の貿易摩擦の長期化や地政学的リスクはあるものの、国内の雇用・所得環境や企業収益の改善により回復基調で推移しました。」
国内経済は回復基調とされた一方、従来の地政学的リスクに加えて米中貿易摩擦の長期化が明示された。 - FY2018-Q3再掲有価証券報告書
「海外経済においては、米国の経済政策や地政学的リスク等による景気の下振れ要素は依然としてあるものの、総じて緩やかな回復傾向にあるとみられています。」
米国の経済政策や地政学的リスクによる下振れ要素を残しつつ、海外経済は総じて緩やかな回復傾向にあるとの認識を継続している。 - FY2018-Q2対処有価証券報告書
「海外経済においても、米国・欧州・中国やアジア経済が比較的堅調に推移し、米国の経済政策や地政学的リスク等はあるものの、総じて緩やかな回復傾向にあるとみられています。」
米国の経済政策や地政学的リスクは残るものの、米国・欧州・中国・アジア経済が比較的堅調で、海外経済は総じて緩やかな回復傾向と記載されている。 - FY2018-Q1悪化有価証券報告書
「その一方で、海外においては米国の経済政策や近隣諸国における地政学的リスクの高まりなど、依然として先行き不透明な状況が続いております。」
国内景気は回復基調とされた一方、米国の経済政策に加え、近隣諸国の地政学的リスクの高まりが新たに明示され、海外の不透明感を記載している。 - FY2017再掲有価証券報告書
「その一方で、米国の政策動向といった海外経済の不確実性や金融資本市場の変動の影響により、依然として先行き不透明な状況が続いております。」
海外経済の不確実性および金融資本市場の変動による先行き不透明感を継続して記載している。 - FY2017-Q3対処有価証券報告書
「当第3四半期連結累計期間におけるわが国の経済は、海外経済の回復による外需の拡大や、国内生産活動の改善による堅調な雇用と所得情勢を背景とした個人消費の回復による内需の下支えもあり、緩やかな景気回復をたどりました。先行きも底堅く推移する見込みであります。」
従来の海外経済・世界経済の不透明感に対し、海外経済の回復、外需・内需の拡大および先行きの底堅さを記載しており、外部環境に関する懸念が和らいでいる。 - FY2017-Q2再掲有価証券報告書
「その一方で、海外では米国新政権の政策に対する懸念や、中国を始めとするアジア新興国の経済の不確実性など、世界経済の先行きは依然として不透明な状況が続いております。」
米国新政権の政策やアジア新興国経済の不確実性による世界経済の先行き不透明感を継続して記載している。 - FY2017-Q1再掲有価証券報告書
「その一方で、海外においてはアジア経済の成長の鈍化や米国の政権移行等による世界情勢の不安定感など、依然として先行き不透明な状況が続いております。」
アジア経済の鈍化、米国の政権移行、世界情勢の不安定感による海外経済の不透明感を継続して記載している。 - FY2016悪化有価証券報告書
「その一方で、海外では、アジア経済の成長の鈍化や米国の政権移行等により、依然として先行き不透明な状況が続いております。」
前四半期には外的要因による不透明感が和らいだとされたが、通期では海外経済や米国の政権移行により不透明な状況が依然として続くと記載している。 - FY2016-Q3対処有価証券報告書
「中国を含む新興国経済の減速や米国の利上げに対する警戒などの外的要因による先行き不透明感が和らぎ、幾分持ち直しの兆しが見られたものの、力強さに欠く状況にありました。」
外的要因による先行き不透明感は和らいだと記載された一方、経済の力強さに欠ける状況は残っている。 - FY2016-Q2初出有価証券報告書
「中国経済の先行き不安、英国のEU離脱問題、米国の利上げに対する警戒など、外的要因による景気の先行き不透明感の高まりのため、輸出が伸び悩み、設備投資や個人消費にも慎重な動きが続きました。世界経済の下振れリスクはあるものの、雇用情勢の改善や政府による経済対策などへの期待から、日本の経済活動は緩やかに持ち直すと考えられております。」
海外経済・政策要因による不透明感と下振れリスクを外部環境として記載している。