ROICのプラス転換と2020年5%以上の目標
FY2018に初出。8回の記載のうち3回が「悪化」で、最初の「悪化」はFY2024。直近の記載はFY2026。
ダブル・スコープがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2024年。同じテーマの他社とほぼ同じ時期。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2023年。11社中2社が悪化側に。
直近の記載が「悪化」なのは、ほかに0社。
- FY2026悪化有価証券報告書
「当社価値の指標であるROIC(投下資本利益率)は、△1.55%から△10.06%に悪化しました。」
ROICは前期のマイナス1.55%からマイナス10.06%へ悪化し、投資家の期待収益率を上回る5%以上の目標からさらに乖離した。 - FY2025悪化有価証券報告書
「当社価値の指標であるROIC(投下資本利益率)は、3.69%から△1.55%となりました。」
ROICは前期の3.69%から△1.55%へ低下し、投資家の期待収益率を上回る5%以上の目標からさらに遠ざかった。 - FY2024悪化有価証券報告書
「当社グループの当連結会計年度のROICは、営業利益が前年同期比3,963百万円減少し、3,865百万円となったことから、3.69%となりました。」
ROICは前期の9.52%から3.69%へ低下し、目標の5%以上を下回った。一方、設備改良・設備投資を継続し、需要回復に伴う改善を見込んでいる。 - FY2022達成有価証券報告書
「当社グループの当連結会計年度のROICは、当期営業利益が7,829百万円であったため、前年同期比で6.57%改善し9.52%となりました。」
ROICは9.52%となり、目標としていた投資家の期待収益率を上回る5%以上を達成した。 - FY2021前進有価証券報告書
「当社グループの当連結会計年度のROICは、当期営業利益が1,898百万円であったため、前年同期比で6.82%改善し2.95%となりました。」
ROICは前年のマイナスから2.95%へ6.82ポイント改善したが、投資家の期待収益率を上回る5%以上の目標には未達である。 - FY2020再掲有価証券報告書
「当社グループの当連結会計年度のROICは、当期営業損失が2,837百万円であったために△3.87%となりました。これは新型コロナウイルス感染症拡大の影響で受注量が減少し、当初見込んでいた生産量を確保できなかったことにより、収益で増加した固定費を吸収できなかったことによるものであり、2021年連結会計年度は、新型コロナウイルス感染症による受注量への影響も回復しているため、ROICをプラスに転換させて、投資家の皆様の期待収益率を上回るROIC(5%以上を想定)を目標として取り組んでまいります。」
2020年ROICは△3.87%となったが、2021年のプラス転換および5%以上という従来の目標を維持している。 - FY2019後退有価証券報告書
「当社グループの当連結会計年度のROICは、親会社株主に帰属する当期純損失が3,517百万円であったために△4.06%となりました。これは昨年に引き続き、先進国向け電気自動車用途への参入に向けた先行投資を行ったためにコストが増加したものであり、2020年連結会計年度はROICをプラスに転換し、2021年連結会計年度では投資家の皆様の期待収益率を上回るROIC(5%以上を想定)を目標として取り組んでまいります。」
ROIC目標は、プラス転換の期限が2019年から2020年へ、5%以上の期限が2020年から2021年へ後ろ倒しになった。 - FY2018初出有価証券報告書
「当社グループの当連結会計年度のROICは、親会社株主に帰属する当期純損失が2,861百万円であったために△5.99%となりました。これは先進国向け電気自動車用途への参入に向けた先行投資を行ったためにコストが増加したものであり、2019年連結会計年度はROICをプラスに転換し、2020年連結会計年度では投資家の皆様の期待収益率を上回るROIC(5%以上を想定)を目標として取り組んでまいります。」
ROICを企業価値の指標として投資家とのエンゲージメントに活用し、2019年のプラス転換と2020年5%以上を初めて具体的な目標として示している。