高採算大口物件の未獲得による流通機器システム部門の利益減少
FY2019-Q2に初出。22回の記載のうち10回が「悪化」で、最初の「悪化」はFY2019-Q3。直近の記載はFY2026。
芝浦メカトロニクスがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2018年。同じテーマの他社の中央値(2019年)より1年早い。
直近の記載が「悪化」なのは、ほかに1社。
- FY2026悪化有価証券報告書
「新紙幣発行に伴う紙幣識別機器の更新が収束した結果、売上高は2,595百万円(前年同期比56.5%減)、セグメント利益は64百万円(前年同期比95.7%減)となりました。」
新紙幣更新需要の収束により、流通機器システム部門の売上高・利益が大幅に減少した。 - 2026-05-13悪化業績予想の修正
「新紙幣発行に伴う紙幣識別機器の更新が収束した結果、売上高は2,595百万円(前年度比56.5%減)、セグメント利益は64百万円(前年度比95.7%減)となりました。」
新紙幣対応機器の更新需要の収束により、流通機器システム部門の売上高・利益が大幅に減少した。 - FY2026-H1悪化有価証券報告書
「新紙幣発行に伴う紙幣識別機器の更新が収束し、主力の券売機の売上が低調に推移しましたが、汎用自販機及び役務の売上は堅調に推移しました。この結果、売上高は1,397百万円(前年同期比56.0%減)、セグメント利益は45百万円(前年同期比94.5%減)となりました。」
新紙幣発行に伴う機器更新需要の収束により、流通機器システム部門の売上高は前年同期比56.0%減、セグメント利益は94.5%減となった。 - FY2025-H1対処有価証券報告書
「新紙幣発行に伴い、紙幣識別機器の更新のほか、券売機、汎用自販機の売上が好調に推移しました。この結果、売上高は3,175百万円(前年同期比142.1%増)、セグメント利益は833百万円(前年同期比800.7%増)となりました。」
新紙幣発行に伴う機器更新需要などにより流通機器システム部門が増収増益となり、同部門の利益減少リスクは数値上緩和した。 - FY2024-Q3対処有価証券報告書
「2024年7月に発行される新紙幣に対応した券売機及び汎用機が順調に推移したほか、トレーディングカード市場向けの汎用機も好調に推移しました。この結果、当セグメントの売上高は2,159百万円(前年同期比29.8%増)、セグメント利益は236百万円(前年同期比416.9%増)となりました。」
新紙幣対応機およびトレーディングカード市場向け汎用機が寄与し、流通機器システム部門の売上高・利益が前年同期比で増加した。 - FY2024-Q2対処有価証券報告書
「2024年に発行予定の新紙幣に対応した券売機及び汎用機が順調に推移したほか、トレーディングカード市場向けの汎用機も好調に推移しました。この結果、当セグメントの売上高は1,311百万円(前年同期比14.3%増)、セグメント利益は92百万円(前年同期比163.7%増)となりました。」
新紙幣対応機およびトレーディングカード市場向け汎用機が寄与し、流通機器システム部門は増収増益となった。 - FY2023-Q3対処有価証券報告書
「新型コロナウイルス感染症の影響から市況が徐々に持ち直し、主力の券売機はほぼコロナ禍前の水準まで回復しました。また、汎用機が堅調に推移し、増収増益となりました。この結果、当セグメントの売上高は1,663百万円(前年同期比14.0%増)、セグメント利益は45百万円(前年同期はセグメント損失16百万円)となりました。」
市況の持ち直しにより主力の券売機がほぼコロナ禍前の水準まで回復し、流通機器システム部門は前年同期の損失から45百万円の利益に転じた。 - FY2023-Q2対処有価証券報告書
「新型コロナウイルス感染症の影響から市況が徐々に持ち直しました。主力の券売機に部品不足の影響がありましたが、汎用機が堅調に推移し、全体では増収増益となりました。この結果、当セグメントの売上高は1,147百万円(前年同期比14.2%増)、セグメント利益は35百万円(前年同期比175.1%増)となりました。」
券売機には部品不足の影響が残るものの、市況の持ち直しと汎用機の堅調な推移により、流通機器システム部門は増収増益となり、セグメント利益は35百万円となった。 - FY2023-Q1対処有価証券報告書
「新型コロナウイルス感染症の影響から市況が徐々に持ち直し、主力の券売機を中心として回復基調となりました。この結果、当セグメントの売上高は544百万円(前年同期比45.7%増)、セグメント利益は6百万円(前年同期はセグメント損失74百万円)となりました。」
新型コロナウイルス感染症の影響は残るものの、市況が持ち直し、流通機器システム部門は前年同期の74百万円の損失から6百万円の利益に転じた。 - FY2022-Q3対処有価証券報告書
「新型コロナウイルス感染症の影響が継続したものの当第3四半期連結会計期間では回復基調となり、券売機、汎用機及び役務の売上高が増加した結果、売上高は1,459百万円(前年同期比18.5%増)、セグメント損失は16百万円(前年同期はセグメント損失117百万円)となりました。」
新型コロナウイルス感染症の影響は継続しているが、券売機・汎用機・役務の売上増加により、流通機器システム部門のセグメント損失は前年同期の117百万円から16百万円へ縮小した。 - FY2022-Q2対処有価証券報告書
「新型コロナウイルス感染症の影響が継続し、券売機は売上が伸び悩んだものの、汎用機の売上が増加した結果、売上高は1,004百万円(前年同期比20.4%増)、セグメント利益は12百万円(前年同期はセグメント損失68百万円)となりました。」
新型コロナウイルス感染症の影響と券売機の売上伸び悩みは続いているが、汎用機の売上増加により、流通機器システム部門は前年同期の68百万円の損失から12百万円の利益に転じた。 - FY2022-Q1対処有価証券報告書
「汎用機は堅調に推移しましたが、新型コロナウイルス感染症の影響が継続し主力の券売機販売が低調のまま推移しました。この結果、当セグメントの売上高は373百万円(前年同期比25.5%増)、セグメント損失は74百万円(前年同期はセグメント損失116百万円)となりました。」
主力の券売機販売は低調で、新型コロナウイルス感染症の影響も継続しているが、流通機器システム部門の売上高は前年同期比25.5%増、セグメント損失は116百万円から74百万円へ縮小した。 - FY2021-Q3対処有価証券報告書
「新型コロナウイルス感染症の影響が継続、券売機の売上は回復傾向ながらも全体の売り上げは伸び悩み、セグメント損失となりました。この結果、当セグメントの売上高は1,231百万円(前年同期比17.4%減)、セグメント損失は117百万円(前年同期はセグメント損失128百万円)となりました。」
新型コロナウイルス感染症の影響と全体売上の伸び悩みは継続しているが、流通機器システム部門のセグメント損失は前年同期の128百万円から117百万円へ縮小した。 - FY2021-Q2悪化有価証券報告書
「新型コロナウイルス感染症の影響が継続、券売機の売上は底打ちからやや持ち直しましたが、全体の売上は低迷し、セグメント損失となりました。この結果、当セグメントの売上高は833百万円(前年同期比23.1%減)、セグメント損失は68百万円(前年同期はセグメント損失27百万円)となりました。」
流通機器システム部門では、新型コロナウイルス感染症の影響を受け、売上高が前年同期比23.1%減、セグメント損失が前年同期の27百万円から68百万円へ拡大した。 - FY2021-Q1悪化有価証券報告書
「新型コロナウイルス感染症の影響下ながら汎用機の売上は大口受注獲得により堅調に推移しましたが、主力の券売機の売上に影響し、部門全体の売上は大幅に減少しました。この結果、当セグメントの売上高は297百万円(前年同期比37.0%減)、セグメント損失は116百万円(前年同期はセグメント損失58百万円)となりました。」
流通機器システム部門では、汎用機の大口受注があった一方、主力の券売機の売上が新型コロナウイルス感染症の影響を受け、売上高は前年同期比37.0%減、セグメント損失は58百万円から116百万円へ拡大した。 - FY2020悪化有価証券報告書
「券売機及び開発受託の売上が伸長し部門全体の売上高は増加しました。一方、製品構成の変化、役務の売上低迷等によりセグメント利益は減少しました。この結果、当セグメントの売上高は2,250百万円(前年同期比7.5%増)、セグメント利益は2百万円(前年同期比78.7%減)となりました。」
流通機器システム部門は増収となったものの、製品構成の変化や役務売上の低迷により、セグメント利益が前年同期比78.7%減の2百万円まで減少した。 - FY2020-Q3悪化有価証券報告書
「券売機、汎用機および役務の売上が伸び悩みましたが、開発受託の売上が伸長し、部門全体の売上高は増加しました。また、売上構成の変化および開発費の増加などの影響により、セグメント損失となりました。この結果、当セグメントの売上高は1,490百万円(前年同期比3.1%増)、セグメント損失は128百万円(前年同期はセグメント損失51百万円)となりました。」
流通機器システム部門は売上高が前年同期比3.1%増となった一方、売上構成の変化と開発費の増加によりセグメント損失が前年同期の51百万円から128百万円へ拡大した。利益面の悪化が進んでいる。 - FY2020-Q2悪化有価証券報告書
「セパレート機、汎用機および役務の売上が伸長し、部門全体の売上は増加しましたが、開発費の増加および機種構成の変化などの影響により、セグメント損失となりました。この結果、当セグメントの売上高は1,084百万円(前年同期比7.1%増)、セグメント損失は27百万円(前年同期はセグメント利益4百万円)となりました。」
流通機器システム部門では売上高が増加した一方、開発費の増加および機種構成の変化により前年同期の4百万円の利益から27百万円の損失に転じた。 - FY2020-Q1悪化有価証券報告書
「汎用機の売上が伸長しましたが、主力の券売機および役務の売上が伸び悩み、部門全体の売上は減少となり、セグメント損失となりました。この結果、当セグメントの売上高は472百万円(前年同期比4.2%減)、セグメント損失は58百万円(前年同期はセグメント損失47百万円)となりました。」
流通機器システム部門では、主力の券売機・役務の売上伸び悩みを背景に、セグメント損失が前年同期の47百万円から58百万円へ拡大した。 - FY2019再定義有価証券報告書
「一方、セグメント利益は製品構成の変化、開発費用の増加等により減少しました。」
前四半期まで記載されていた高採算大口物件の未獲得ではなく、当年度の流通機器システム部門の利益減少要因として製品構成の変化・開発費用の増加等を挙げている。 - FY2019-Q3悪化有価証券報告書
「主力の券売機を中心に売上は堅調に推移しましたが、セグメント利益については、利益率の高い大口物件を獲得できなかった影響等で減少しました。この結果、当セグメントの売上高は1,446百万円(前年同期比0.6%増)、セグメント損失は51百万円(前年同期はセグメント利益3百万円)となりました。」
高採算大口物件を獲得できない影響が継続し、流通機器システム部門の業績は前四半期の利益減少からさらに悪化し、前年同期の3百万円の利益から51百万円の損失に転じた。 - FY2019-Q2顕在化有価証券報告書
「主力の券売機の売上は堅調に推移しましたが、汎用機およびカード機器の売上が伸び悩み、部門全体で売上は減少しました。セグメント利益についても、利益率の高い大口物件を獲得できなかった影響などで減少しました。この結果、当セグメントの売上高は1,011百万円(前年同期比3.8%減)、セグメント利益は4百万円(前年同期比90.7%減)となりました。」
高採算の大口物件を獲得できなかったことなどが、流通機器システム部門のセグメント利益減少として実際に現れた。