新興国経済減速・為替変動などの外部環境リスク
FY2016に初出。34回の記載のうち22回が「悪化」で、最初の「悪化」はFY2018。直近の記載は2026-08-03。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2022年。170社中130社が悪化側に。
- 2026-08-03再掲決算
「足元では一部地域において緊張緩和への動きもみられるものの、中東情勢をはじめとする地政学リスクの動向や、物流網及びエネルギー価格への影響については依然として不確実性が残る状況にあります。」
一部地域の緊張緩和に触れつつ、地政学リスク、物流網、エネルギー価格への不確実性を継続して記載している。 - FY2026再掲有価証券報告書
「当連結会計年度における世界経済は、インフレの落ち着きを背景に一部で回復の動きが見られたものの、通商政策や関税措置を巡る不透明感に加え、中国経済の減速や地政学的リスクの影響もあり、先行き不透明な状況が継続いたしました。」
一部回復やインフレ沈静化が示される一方、通商政策・関税措置、中国経済減速、地政学的リスクによる不透明感が継続している。 - FY2026-H1関税不確実性の一部緩和と通商環境不透明感の併存有価証券報告書
「当中間連結会計期間における世界経済は、米国の関税政策の不確実性が一部緩和されたものの、米中関係をはじめとする通商環境の不透明感は依然として世界的に広がっております。この影響により、経済情勢は不安定な状態が続いております。」
米国関税政策の不確実性は一部緩和された一方、米中関係など通商環境の不透明感と経済情勢の不安定さは継続している。外部環境リスクについて緩和要因と残存リスクが併記された。 - FY2025悪化有価証券報告書
「当連結会計年度における世界経済は、地政学的リスクの高まりや主要国におけるインフレ抑制を目的とした金融引き締め政策の継続により、景気の先行きに対する不透明感が一段と増した一年となりました。中国経済の成長鈍化及び不動産市場の不安定化も、世界経済の回復を遅らせる要因となっております。加えて、米国の関税政策の変化は、当社グループのグローバルな事業展開にも影響を与える可能性があります。」
従来の地政学・中国経済・資源価格等に加え、米国関税政策の変化、中国不動産市場の不安定化、金融引き締めの継続が示され、外部環境リスクの範囲が広がっている。 - FY2025-H1悪化有価証券報告書
「さらに、ウクライナ、中東での地域紛争の深刻化や中国経済の停滞、保護主義政策の拡大など、世界経済については依然として先行き不透明な状況が続いており、世界の自動車生産台数、販売台数は共に前年同期比減の状況となっております。」
従来のウクライナ問題や中国経済減速等に加え、中東での地域紛争の深刻化、保護主義政策の拡大が明示された。世界の自動車生産・販売台数も前年同期比減となり、外部環境リスクが具体化している。 - FY2024-Q3悪化有価証券報告書
「一方、長期化するウクライナ問題や円安の為替相場による原材料、エネルギー価格の高止まり、中国における経済減速など世界経済については依然として先行き不透明な状況が続いております。」
従来からのウクライナ問題、原材料・エネルギー価格高騰、中国経済減速に加え、円安の為替相場による価格高止まりが明示された。世界経済の外部環境リスクが継続し、要因が具体化している。 - FY2024-Q2悪化有価証券報告書
「また、ウクライナ問題等を背景とした原材料価格の高騰、中国における経済減速など、世界経済については依然として先行き不透明な状況が続いております。」
従来からの原材料価格高騰に加え、中国の経済減速が明示され、世界経済の外部環境リスクが継続・具体化している。 - FY2024-Q1再掲有価証券報告書
「一方、ウクライナ問題等を背景とした原材料価格の高騰、急激な為替変動など、世界経済については先行き不透明な状況が続いております。」
ウクライナ問題を背景とする原材料価格高騰と急激な為替変動、世界経済の先行き不透明感が引き続き示されている。前年度からの外部環境リスクに重要な変更はない。 - FY2023悪化有価証券報告書
「新型コロナウイルス感染症については落ち着きを見せているものの、ウクライナ問題等国際情勢の不安定化や、原材料価格の高騰や資源高の影響が顕著になっており、世界経済は引き続き先行き不透明な状況が続いております。」
感染症の影響は落ち着きを見せる一方、国際情勢の不安定化、原材料価格・資源価格の高騰が顕著な要因として示され、外部環境リスクが継続・具体化している。 - FY2023-Q3悪化有価証券報告書
「また、ウクライナ情勢等に伴う、原材料やエネルギー価格の高騰は続いており、世界経済は先行き不透明な状況が続いております。」
ウクライナ情勢等に伴う原材料・エネルギー価格の高騰が継続し、世界経済の先行き不透明感も続いている。外部環境リスクが継続・具体化している。 - FY2023-Q1悪化有価証券報告書
「また、ウクライナ問題に起因する不安定な国際情勢が続いているほか、原材料価格の高騰、急激な為替変動など、依然世界経済は先行き不透明な状況が続いております。」
外部環境リスクについて、ウクライナ問題に起因する国際情勢の不安定化、原材料価格高騰、急激な為替変動が併記され、先行き不透明な状況が継続している。 - FY2022悪化有価証券報告書
「世界各地で流行した新型コロナウイルス感染症については、新たな変異株が発生するなど、問題は長期化しており、収束の時期は未だ見通せない状況にあります。また、ウクライナ問題等国際情勢の不安定化により、世界経済は先行き不透明な状況が続いております。」
従来の感染症・市場減速リスクに加え、新たな変異株とウクライナ問題等の国際情勢不安定化が明示され、外部環境リスクの範囲が広がった。 - FY2022-Q3悪化有価証券報告書
「また、新型コロナウイルス感染症の新たな変異株が世界の各地域で流行しており、依然先行き不透明な状況が続いております。」
新型コロナウイルス感染症について、新たな変異株の世界各地域での流行が明示され、先行き不透明な状況が継続している。外部環境リスクが新たな要因を伴っている。 - FY2022-Q2悪化有価証券報告書
「なお、新型コロナウイルス感染症の感染拡大による事業への影響については、ASEAN地域における新型コロナウイルス感染拡大に伴う部品供給の問題に加え、半導体の供給不足の影響が生じており生産が停滞しております。また、収束の目途が立っていないことから先行き不透明な状況が続いております。」
外部環境リスクとして、ASEANの部品供給問題と半導体供給不足が実際に生産停滞を引き起こしており、感染症の収束見通しも立っていないと記載された。 - FY2022-Q1悪化有価証券報告書
「世界の自動車販売台数の状況は、北米、欧州、ASEANは前年同期比で増加傾向となっております。一方、新型コロナウイルス感染拡大の影響から一早く回復した中国は、第1四半期に入り、半導体供給不足の影響が生じ始め、前年同月比減の傾向が続いております。」「以上のように、新型コロナウイルスの収束が見えていないことに加え、半導体供給不足の影響も生じており、先行き不透明な状況が続いております。」
北米・欧州・ASEANでは販売増加傾向が示された一方、中国では半導体供給不足の影響により前年同月比減の傾向が続いている。感染症の収束未達と半導体不足が外部環境リスクとして追加的に具体化した。 - FY2021-Q3悪化有価証券報告書
「一方、新型コロナウイルス感染拡大によるロックダウンが欧州で実施されたほか、日本国内でも感染再拡大による影響が生じてきており、世界経済は依然先行き不透明な状況が続いております。」
欧州でのロックダウンと日本国内の感染再拡大による影響が示され、世界経済の先行き不透明感が続いている。外部環境リスクが継続・具体化している。 - FY2021-Q2悪化有価証券報告書
「また、新型コロナウイルス感染症に関しては収束しておらず、世界経済は依然先行き不透明な状況にあります。」
新型コロナウイルス感染症が収束せず、世界経済の先行き不透明感が継続している。従来の市場低迷・外部環境リスクに加えて感染症の影響が続いている。 - FY2021-Q1悪化有価証券報告書
「当第1四半期連結累計期間における、当社グループの主要顧客業界である日系自動車産業では、世界各国で新型コロナウイルス感染防止の緊急措置が講じられたことによる経済悪化の影響を受け、著しく停滞いたしました。また、新型コロナウイルス感染拡大は、引き続き世界経済に悪影響を及ぼしており、先行き不透明な状況にあります。」
新型コロナウイルス感染防止措置による経済悪化と世界経済への悪影響が継続し、日系自動車産業が著しく停滞した。外部環境リスクがさらに悪化している。 - FY2020顕在化有価証券報告書
「さらに2020年に入ってからの、新型コロナウイルスの世界的な感染拡大は、自動車産業に大きな影響を及ぼしており、各国の完成車メーカーにおける工場稼働が一部停止になるなど、先行き不透明な状態が続いております。」
従来の米中貿易摩擦や中国・新興国市場の減速に加え、新型コロナウイルスの世界的感染拡大と完成車メーカー工場の一部停止が発生し、外部環境リスクが具体化している。 - FY2020-Q3悪化有価証券報告書
「また、米中貿易摩擦や地政学的なリスクの上昇など、世界経済に関しては先行き不透明な状況が続いており、自動車産業にも影響を及ぼしております。」
従来からの米中貿易摩擦に加え、地政学的リスクの上昇が明示され、世界経済の先行き不透明感が継続している。自動車産業への影響も記載され、外部環境リスクが拡大している。 - FY2020-Q2悪化有価証券報告書
「当第2四半期連結累計期間における、当社グループの主要顧客業界である日系自動車産業では、国内販売台数が前年同期比で増加するとともに北米市場が前年と同水準で推移いたしました。一方、中国、インドなどのアジアの主要市場で販売が低迷したことなどから、世界自動車市場が低調に推移いたしました。日系完成車メーカーの自動車生産台数に関しては、国内生産台数は前年と比較して増加したものの、海外生産台数が前年同期比減の傾向で推移しております。」
中国・インドなどのアジア主要市場の販売低迷、世界自動車市場の低調、海外生産台数の減少傾向が記載され、外部環境リスクが具体化している。 - FY2020-Q1悪化有価証券報告書
「当社グループの主要顧客業界である日系自動車産業では、国内販売台数が前年同期比増となったものの、中国、米国、欧州の主要市場の販売が減少しており、世界市場の減退基調の影響が出てきております。また、日系完成車メーカーの自動車生産台数に関しては、国内生産台数は増加しているものの、海外生産台数が停滞しており、世界生産台数はほぼ前年と同水準で推移しております。」
中国・米国・欧州の主要市場の販売減少と海外生産の停滞が示され、世界市場の減退基調という外部環境リスクが具体化している。 - FY2019悪化有価証券報告書
「また、米中貿易摩擦等の影響により世界経済が先行き不透明な状況になっており、自動車産業にも影響を及ぼすことが懸念されています。」
中国市場の前年対比減少や世界自動車市場の停滞に加え、米中貿易摩擦等による世界経済の先行き不透明感が示され、外部環境リスクが継続・具体化している。 - FY2019-Q3悪化有価証券報告書
「一方、中国市場では2018年の販売台数が2017年と比較し減少を記録するなど、減速傾向が明確になってきております。また、米中貿易摩擦が世界経済に影響を及ぼすことが予想されており、先行き不透明な状況になっております。」
中国市場の販売台数減少により減速傾向が明確化し、米中貿易摩擦による世界経済への影響と先行き不透明感も示された。新興国・為替等を含む外部環境リスクがさらに具体化している。 - FY2019-Q2悪化有価証券報告書
「アジア地域においては、ASEANやインド市場では引き続き好調が継続しているものの、中国市場が前年同月比減になるなど減速傾向の兆候が見えてきております。また、米中貿易摩擦の影響など、世界経済に関しては先行き不透明な状況が続いております。」
中国市場の減速傾向の兆候に加え、米中貿易摩擦の影響による世界経済の先行き不透明感が示され、外部環境リスクが具体化している。 - FY2019-Q1悪化有価証券報告書
「一方、米国の保護主義を起因とする貿易摩擦への影響など、世界経済に関しては予断を許さない状況が続いております。」
従来からの世界政治情勢・為替等の不確定要素に加え、米国の保護主義を起因とする貿易摩擦が明示され、世界経済の外部環境リスクが具体化している。 - FY2018悪化有価証券報告書
「当連結会計年度における日系自動車産業は、成長率が鈍化しているものの北米市場や中国市場の販売台数が高水準で推移したことに加え、国内市場も軽自動車の復調などにより堅調に推移いたしました。一方、世界の政治情勢や円高基調となっている為替状況など、予断を許さない状況になっております。」
従来の新興国経済減速・為替変動に加え、世界の政治情勢と円高基調が予断を許さない要素として明示された。 - FY2018-Q2再掲有価証券報告書
「一方、新興国経済の減速及び欧米の政治情勢など不確定要素を含んだ状況になっており、日系自動車産業にも影響が出る可能性を含んでおります。」
新興国経済の減速に加え、欧米の政治情勢を不確定要素として挙げ、日系自動車産業への影響可能性を引き続き示している。 - FY2018-Q1再掲有価証券報告書
「一方、世界経済に関しましては、中国及び新興国の景気減速など不安要素を含んだ状況になっております。」
自動車市場の一部が回復する一方、中国・新興国の景気減速を含む外部環境上の不安要素は引き続き記載されている。 - FY2017再掲有価証券報告書
「当社グループの主要顧客業界である日系自動車産業は、ASEAN市場停滞の影響があったものの、北米市場や中国市場の販売台数が高水準で推移したことに加え、国内市場も堅調に推移したことから、世界生産台数は増加傾向で推移しました。」
ASEAN市場の停滞という外部環境リスクは続いているが、北米・中国・国内市場の堅調さや下半期の為替差益も記載され、影響は地域・期間によって分かれている。 - FY2017-Q3顕在化有価証券報告書
「また、当第3四半期においては、為替相場が急激に変動するなど経済状況が変化しており、今後の国際政治経済の状況が自動車産業の動向に影響を与える可能性があります。」
為替相場の急激な変動と国際政治経済の不確実性が引き続き事業環境に現れている。 - FY2017-Q2顕在化有価証券報告書
「軽自動車の販売不振が続く国内市場やASEAN市場の販売は低水準で推移いたしました。」
国内・ASEAN市場の低迷が続き、当第2四半期連結累計期間には為替差損5,915万円も計上されている。為替変動や新興国経済を含む外部環境リスクが実績に現れている。 - FY2017-Q1顕在化有価証券報告書
「また、為替相場の変動や新興国の経済減速など経済環境の変化に伴う不安要素が生じております。」
為替変動・新興国経済減速が引き続き不安要素として記載され、当四半期には為替差損4,395万円も計上されている。 - FY2016初出有価証券報告書
「一方、軽自動車販売の不振が続く国内では、生産台数が減少傾向で推移しております。また、新興国の経済減速や為替変動など、業績に影響を与える可能性のある不確定要素が生じております。」
国内軽自動車市場の生産減少傾向に加え、新興国経済減速と為替変動を業績に影響し得る不確定要素としている。