船舶排ガス用バルブの競争激化と値下げ圧力
FY2021-Q3に初出。17回の記載のうち8回が「顕在化」で、最初の「顕在化」はFY2022-Q1。直近の記載は2026-08-14。
オーケーエムがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2021年。同じテーマの他社の中央値(2019年)より2年遅い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2026年。84社中38社が悪化側に。
直近の記載が「悪化」なのは、ほかに33社。
- 2026-08-14悪化決算
「また、船舶排ガス用バルブでは、環境規制強化を背景として需要が拡大し海外競合メーカーとの競争が激しくなる中においても、当社がこれまで培ってきた製品開発力や豊富な納入実績が顧客から高く評価され、売上高は増加しました。」
海外競合メーカーとの競争が「激しくなる」と記載され、競争激化のリスクが強まった。一方で、製品開発力や納入実績により売上高は増加した。 - FY2026再掲有価証券報告書
「価格競争リスク」
カスタマイズ品を含む事業全体について、競合増加と価格引き下げ圧力による価格競争リスクを引き続き主要リスクとして記載し、研究開発・設計見直し・生産性改善による対応策を示している。 - 2026-05-15顕在化決算説明資料
「韓国では、船舶排ガス用バルブが海外の競合他社からの価格攻勢を受け、減収傾向に。」
海外競合他社の価格攻勢が、韓国における船舶排ガス用バルブの減収として実績に現れている。 - FY2025再掲有価証券報告書
「船舶排ガス用バルブにつきましては、海外競合による価格攻勢が続くなか、需要の拡大に加え、豊富な納入実績と当社グループのサポート体制が評価されていることにより、売上高は大幅に増加しました。」
海外競合による価格攻勢は継続していると記載される一方、需要拡大、納入実績、サポート体制の評価により売上高は大幅に増加した。 - FY2025-H1再掲有価証券報告書
「船舶排ガス用バルブにつきましては、海外の競合他社からの価格攻勢が継続しているものの、需要の拡大に加え、過去からの豊富な納入実績や当社グループのサポート体制が評価されていることにより、売上高は堅調に推移しました。」
海外競合他社の価格攻勢は継続していると記載されている。一方、需要拡大、豊富な納入実績、サポート体制が評価され、売上高は堅調に推移した。 - FY2024顕在化有価証券報告書
「一方、船舶排ガス用バルブにつきましては、競合他社からの価格攻勢が継続したこと等により販売はやや低調となりました。」
競合他社の価格攻勢が当年度の船舶排ガス用バルブ販売に実際に影響し、販売がやや低調となったと記載されている。 - FY2024-Q3顕在化有価証券報告書
「船舶排ガス用バルブの販売につきましては、窒素酸化物3次規制(NOxTierⅢ)に対応する環境規制対応船の建造比率の高まりを受けた一方、競合他社の価格攻勢の影響もあり微減となりました。」
競合他社の価格攻勢が船舶排ガス用バルブの販売に実際に影響し、販売が微減となったと記載されている。環境規制対応船の建造比率の高まりは下支え要因として示されている。 - FY2024-Q2再掲有価証券報告書
「船舶排ガス用バルブにつきましては、競合他社の価格攻勢が継続するものの、窒素酸化物3次規制(NOxTierⅢ)に対応する環境規制対応船の建造比率の高まりを受けて販売は堅調に推移しました。」
競合他社の価格攻勢が継続しているとし、競争・価格圧力リスクを再確認している。一方、環境規制対応船向け販売は堅調に推移した。 - FY2024-Q1再掲有価証券報告書
「一方、船舶排ガス用バルブにつきましては、競合他社の価格攻勢が継続するものの、窒素酸化物3次規制(NOxTierⅢ)に対応する環境規制対応船の建造比率の高まりを受けて販売は堅調に推移しました。」
競合他社の価格攻勢が継続しているとし、従来の競争・価格圧力リスクを再確認している。一方、環境規制対応船向け販売は堅調としている。 - FY2023再定義有価証券報告書
「価格競争リスク 当社グループは、顧客の細やかな要望に応えるべくカスタマイズ品に注力し、業容拡大を図っているが、少なからず競合他社が存在する。今後更に競合他社が増加し価格引き下げ圧力が強まれば価格競争に陥る可能性がある。」
従来の船舶排ガス用バルブにおける競争・値下げ圧力という個別リスクから、カスタマイズ品を含む事業全体の価格競争リスクとして整理している。 - FY2023-Q1顕在化有価証券報告書
「船舶排ガス用バルブにつきましても、競合他社の台頭に伴い販売単価が下落したこと等により売上高はやや低調に推移しましたが、環境規制対応船の建造比率の継続的な高まりを受けて受注は堅調に推移しました。」
競合他社の台頭に伴う販売単価下落が第1四半期の売上高を低調にする要因として引き続き実績に現れた一方、受注は堅調だった。 - FY2022顕在化有価証券報告書
「利益面におきましては、新型コロナウイルス感染症による景気後退の影響で売上高が減少したことにより利益を押し下げました。また、販売費及び一般管理費は圧縮したものの、船舶排ガス用バルブにおける競合他社の台頭による販売単価の下落、製造経費の増加等の影響により、営業利益は662,532千円(前年同期比34.4%減)となりました。」
競合他社の台頭による販売単価の下落が製造経費の増加等とともに営業利益を押し下げ、営業利益が前年同期比34.4%減となったと記載された。 - FY2022-Q3顕在化有価証券報告書
「利益面におきましては、新型コロナウイルス感染症による景気後退の影響で売上高が減少したことにより利益を押し下げました。また、船舶排ガス用バルブにおける競合他社の台頭による販売単価の値下げ圧力や製造経費の増加等の影響により、営業利益は452,111千円(前年同期比50.6%減)となりました。」
競合他社の台頭による販売単価の値下げ圧力が、製造経費の増加等とともに営業利益を押し下げ、営業利益は前年同期比50.6%減となったと記載されている。 - FY2022-Q2顕在化有価証券報告書
「利益面におきましては、新型コロナウイルス感染症による景気後退の影響に加え、船舶排ガス用バルブにおいて競合他社の台頭による販売単価の値下げ圧力の影響を受けて業績を押し下げたこと、及び国内外の拠点新設に伴う減価償却費の増加や給料手当等の各種経費が増加した結果、営業利益は248,276千円(前年同期比65.6%減)となりました。」
競合他社の台頭と販売単価の値下げ圧力が引き続き実際の業績を押し下げ、営業利益は前年同期比65.6%減となったと記載されている。 - FY2022-Q1顕在化有価証券報告書
「また、船舶排ガス用バルブにつきましては、競合他社の台頭による販売単価の値下げ圧力の影響を受けたものの、環境規制対応船の建造比率の高まりを受けて堅調に推移しました。」
従来想定されていた競合他社の台頭と販売単価の値下げ圧力が、当四半期の業績に実際に影響したと記載された。 - FY2021再掲有価証券報告書
「また好調に推移する船舶排ガス用バルブにおいても、競合他社の台頭による販売単価の値下げ圧力を受け、業績に影響を及ぼすものと想定しております。」
競合他社の台頭と販売単価の値下げ圧力が、引き続き業績へのリスクとして示されている。 - FY2021-Q3初出有価証券報告書
「船舶排ガス用バルブについては、競合他社の台頭による販売単価の値下げ圧力が強まりつつあり、その業績への影響は、主に2022年3月期より現れると想定しております。」
競合他社の台頭と販売単価への値下げ圧力が強まりつつあり、業績影響は2022年3月期から現れると想定している。