人材サービス業界の競争激化
FY2017に初出。8回の記載のうち4回が「悪化」で、最初の「悪化」はFY2021。直近の記載はFY2026。
キャリアリンクがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2021年。同じテーマの他社の中央値(2025年)より4年早い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2020年。8社中4社が悪化側に。
直近の記載が「再掲」なのは、ほかに10社。
- FY2026再掲有価証券報告書
「競争がさらに激化した場合やDXやAIの発展により省人化が進み、異業種からの参入が活発となり、当社グループがこのような変化に適時適切に対応できない場合には」
競争激化、DX・AIによる省人化、異業種参入が競争上のリスクとなる認識を継続して記載している。 - FY2025悪化有価証券報告書
「失注や想定した売上総利益が確保できないと見込まれる案件について応札を見送った」
競争激化・落札価格低廉化への対応として、想定利益を確保できない案件の失注や応札見送りが実績として記載された。 - FY2025-H1悪化有価証券報告書
「一部の経済対策関連案件などにおきまして落札価格の低廉化等により、受注を見込んでいた案件の失注や想定した売上総利益が確保できないと見込まれる案件について応札を見送った」
競争激化について、落札価格の低廉化、想定案件の失注及び採算確保が見込めない案件への応札見送りという具体的な影響を記載している。 - FY2024悪化有価証券報告書
「競争がさらに激化した場合やDX化やAIの発展により省人化が進み、異業種からの参入が活発となり、当社グループがこのような変化に適時適切に対応できない場合には」
競争激化リスクについて、従来のDX・AIによる省人化に加え、異業種からの参入活発化を影響要因として明示した。実績面でも一般競争入札による失注や受注価格の低廉化が続いている。 - FY2024-Q2顕在化有価証券報告書
「一部の新規案件において「一般競争入札」(価格競争方式)が採用されたことに伴い、想定した案件受注が実現できなかったことや応札者が増加したことにより、落札した案件の受注価格の低廉化傾向が見られた」
競争激化について、応札者の増加、価格競争方式による失注及び受注価格の低廉化という具体的な事象が記載されている。 - FY2023再掲有価証券報告書
「競争がさらに激化した場合やDX化やAIの発展により省人化が進行して当社グループがこのような変化に適時適切に対応できない場合には、当社グループの事業活動及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。」
競争激化に加え、DX・AIによる省人化と変化への対応遅れを競争リスクとして継続して記載している。 - FY2021悪化有価証券報告書
「競争がさらに激化した場合やAI技術の発展により省人化が大きく進行した場合には、当社グループの事業活動及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。」
従来の競争激化リスクに加え、AI技術の発展による大幅な省人化を新たな影響要因として記載している。 - FY2017初出有価証券報告書
「当社グループが属する人材サービス業界は、多くの競合会社が存在しております。…競争がさらに激化した場合には、当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。」
多くの競合会社の存在と、競争激化による経営成績への影響可能性を記載している。