欧州・タイ・中国でのアルミ押出事業の展開
FY2016に初出。41回の記載のうち23回が「前進」で、最初の「前進」はFY2017。直近の記載は2026-10-07。
三協立山がこのテーマで「悪化」側に入ったのは2024年。同じテーマの他社の中央値(2022年)より2年遅い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2025年。15社中3社が悪化側に。
直近の記載が「前進」なのは、ほかに6社。
- 2026-10-07前進決算説明資料
「営業利益においても売上高増加や欧州子会社の収益構造改革施策における固定費削減などにより、前年同期比で増加となりました。」
欧州子会社の収益構造改革について、固定費削減が売上高増加とともに営業利益の増加に寄与したと記載された。 - FY2026前進有価証券報告書
「このような環境の中で、業績不振が続く欧州子会社では経営資源の効率的活用や財務体質強化を目的とした構造改革を進めております。」
欧州・タイ・中国の海外事業展開について、欧州子会社の経営資源効率化と財務体質強化を目的とする構造改革を進めている。 - FY2026-H1再定義有価証券報告書
「業績不振が続く欧州子会社の経営資源の効率的活用や財務体質強化を目的とした構造改革を推進しております。市場の変化に対する対応力強化として、物量確保や付加価値向上、新領域開拓に向けた取り組みを進めました」
欧州・タイ・中国での事業展開は、欧州子会社の経営資源の効率活用・財務体質強化を目的とする構造改革を軸に再整理された。物量確保、付加価値向上、新領域開拓を並行して進めている。 - FY2025-H1悪化有価証券報告書
「国際事業においては、欧州子会社ではEV販売台数減少の影響があったものの卸売向けの販売量が増加、タイ子会社では電子機器分野などの伸長とアルミ地金市況に連動した売上の増加により、売上高385億40百万円(前年同期比1.0%増)となりました。利益については、欧州子会社での販売構成の変化などにより、セグメント損失15億64百万円(前年同期はセグメント損失6億44百万円)となりました。」
海外拠点で販売量・分野伸長による増収はあったが、欧州子会社の販売構成変化などにより国際事業の赤字幅が拡大した。 - FY2024悪化有価証券報告書
「国際事業では、収益化達成に向けて改革に取り組むとともに、EV案件の量産体制の確立と安定収益確保に努めてまいりました。」
EV案件の量産体制確立や収益化改革を進めたが、年度実績では国際事業の売上高が9.9%減、セグメント損失が13億6百万円となった。 - FY2024-Q3悪化有価証券報告書
「国際事業においては、為替影響により増収効果はあったものの、アルミ地金市況に連動する売上減少や欧州の電気自動車向けの販売量の減少が継続していることから、売上高554億32百万円(前年同期比10.4%減)となりました。利益については、販売構成や欧州でのエネルギーや諸資材価格の上昇に対する価格転嫁などの改善を進めましたが、売上高減少により、セグメント損失10億15百万円(前年同期はセグメント損失6億66百万円)となりました。」
欧州EV向け販売量の減少などにより国際事業は減収となり、販売構成改善や価格転嫁を進めたものの赤字幅が拡大した。 - FY2024-Q2減収・赤字継続・損失幅改善有価証券報告書
「国際事業においては、為替影響により増収効果はあったものの、アルミ地金市況に連動する売上が減少したことや欧州の押出形材需要の低迷が続いていることなどから、売上高381億75百万円(前年同期比10.0%減)となりました。利益については、売上高の減少などがあったものの、販売構成や欧州子会社でのエネルギーや諸資材価格の上昇に対する価格転嫁などの改善により、セグメント損失6億44百万円(前年同期より51百万円の改善)となりました。」
欧州の押出形材需要低迷などにより海外事業は減収・赤字継続となったが、販売構成の改善と価格転嫁により損失幅は前年同期から51百万円改善した。 - FY2024-Q1前進有価証券報告書
「国際事業においては、為替影響により増収効果はあったものの、アルミ地金市況に連動する売上が減少したことや欧州の自動車生産台数が低下傾向であることから、売上高196億80百万円(前年同期比3.0%減)となりました。利益については、欧州子会社でのエネルギーや諸資材価格の上昇に対する価格転嫁の効果などにより、セグメント利益2億79百万円(前年同期より13億38百万円の改善)となりました。」
欧州子会社でエネルギー・諸資材価格上昇への価格転嫁を進めた結果、国際事業のセグメント損益は前年同期から13億38百万円改善し、利益となった。 - FY2023前進有価証券報告書
「国際事業では、収益貢献する事業への変革を進め、欧州・タイ・中国の生産拠点を生かし、輸送分野における自動車のアルミ化・EV化需要の取り込みを中心に、事業成長を目指してまいります。」
海外押出事業について、欧州・タイ・中国の拠点を活用し、自動車のアルミ化・EV化需要を中心に収益貢献事業へ変革する方向を具体化した。実績面でも国際事業は32.3%増収となった。 - FY2023-Q3前進有価証券報告書
「国際事業においては、欧州の自動車分野が堅調に推移したこと、アルミ地金市況に連動する売上の増加や為替影響などにより、売上高618億79百万円(前年同期比38.7%増)となりました。利益については、エネルギー価格等の上昇影響はあったものの、欧州子会社でのコスト改善施策を進めたことにより、セグメント損失6億66百万円(前年同期比15億87百万円の改善)となりました。」
欧州自動車分野などで需要を取り込み、国際事業は大幅増収となった。欧州子会社でコスト改善施策を進め、セグメント損失は前年同期から15億87百万円縮小した。 - FY2023-Q2前進有価証券報告書
「国際事業においては、アルミ地金市況に連動する売上の増加や為替影響、欧州の自動車分野が堅調に推移したことなどにより、売上高424億36百万円(前年同期比47.7%増)となりました。利益については、エネルギー価格の上昇などの影響がありましたが、欧州子会社にてコスト改善施策を進めたことにより、セグメント損失6億96百万円(前年同期比5億44百万円の改善)となりました。」
欧州自動車分野の堅調な推移などを背景に海外押出事業は増収となり、欧州子会社のコスト改善施策により赤字幅が前年同期から縮小した。 - FY2023-Q1増収・赤字拡大有価証券報告書
「国際事業においては、アルミ地金市況に連動する売上の増加や為替影響などにより、売上高202億94百万円(前年同期比40.7%増)となりました。利益については、欧州子会社にて収益改善施策を進めましたが、燃料や電力価格の上昇などにより、セグメント損失10億59百万円(前年同期はセグメント損失4億10百万円)となりました。」
海外押出事業はアルミ地金市況連動売上や為替影響により増収となったが、燃料・電力価格の上昇により国際事業の赤字は拡大した。 - FY2022前進有価証券報告書
「成長市場であるタイ、ASEAN地域においては、更なる高品質・高付加価値化、事業領域の拡大を推進すべく2021年秋に新たな押出機を導入し、生産を開始いたしました。」
タイで新たな押出機の生産開始に至った。国際事業は増収となったが、欧州での半導体不足や原材料・燃料価格高騰の影響が残り、セグメント損失は継続している。 - FY2022-Q2前進有価証券報告書
「国際事業においては、欧州では半導体不足を背景に自動車市場は低調に推移したものの電気自動車需要が高まったこと、タイでは自動車市場の回復もあり物量が増加したことなどに加え、アルミ地金市況に連動する売上の増加及び為替影響により、売上高287億40百万円(前年同期は187億93百万円)となりました。」
欧州・タイの海外押出事業で、電気自動車需要や自動車市場回復を背景に物量・売上高が前年同期を上回った。 - FY2022-Q1前進有価証券報告書
「国際事業においては、欧州・タイでは主要分野である自動車市場、並びに建材市場が前年の新型コロナウイルス感染症拡大の影響による市場停滞から回復したことや、欧州を中心に電気自動車需要が高まったことにより、販売物量が増加したことに加え、アルミ地金市況に連動する売上の増加などにより、売上高144億20百万円(前年同期は89億5百万円)となりました。」
欧州・タイの自動車・建材市場の回復と電気自動車需要の高まりを背景に、海外押出事業の販売物量と売上高が増加した。 - FY2021前進有価証券報告書
「併せて、将来成長が見込まれるASEAN市場での需要に対応するため、タイメタルアルミニウムにおいて新たな押出機の導入を進めました。」
タイの押出事業で新たな押出機の導入を進め、ASEAN市場の需要取り込みに向けた生産能力対応を具体化した。 - FY2021-Q3再掲有価証券報告書
「国際事業においては、自動車関連の売上が伸張しましたが、新型コロナウイルス感染症の影響により、欧州、タイにおいて機械分野や建材分野を中心にアルミニウム形材の需要が全般的に減少したことなどにより、売上高290億89百万円(前年同期比6.2%減)となりました。利益については、販管費抑制などの収益改善を進め、セグメント損失25億47百万円(前年同期はセグメント損失27億61百万円)となりました。」
自動車関連の売上伸張は確認されたが、欧州・タイでの需要減少が続いており、海外押出事業の展開方針に重要な変更はない。 - FY2021-Q2悪化有価証券報告書
「国際事業においては、欧州、中国で自動車関連の新規受注案件等にて販売が伸張しましたが、新型コロナウイルス感染症の影響により、欧州、タイにおいて輸送分野、機械分野を中心にアルミニウム形材の需要が全般的に減少したことなどにより、売上高187億93百万円(前年同期比10.4%減)となりました。利益については、費用抑制などの収益改善を進めましたが、売上減少や操業度の低下などにより、セグメント損失15億99百万円(前年同期はセグメント損失14億22百万円)となりました。」
欧州・中国で自動車関連の新規受注案件が伸張した一方、欧州・タイの需要減少と操業度低下により、国際事業は減収となり赤字幅も拡大した。 - FY2021-Q1悪化有価証券報告書
「国際事業においては、新型コロナウイルス感染症の影響により欧州・タイにおいて自動車販売台数の減少や輸送機器等の取引先工場が停止したことで、売上高89億5百万円(前年同期比16.0%減)となりました。利益については、費用抑制などの収益改善により、セグメント損失6億62百万円(前年同期はセグメント損失7億75百万円)となりました。」
欧州・タイの自動車・輸送機器関連需要と取引先工場の稼働が新型コロナウイルス感染症の影響を受け、国際事業は減収となった。費用抑制で損失幅は縮小したが、海外事業の展開環境は悪化している。 - FY2020前進有価証券報告書
「国際事業につきましては、軽量化、電動化ニーズによるアルミニウム形材の使用が増加している自動車や鉄道などの輸送分野を中心に、将来に繋がる案件の獲得、対応を進めました。欧州子会社STEP-G(ST Extruded Products Group)では Volkswagen Groupの電気自動車向けバッテリーフレーム用部材の生産を開始しました。」
輸送分野を中心とする案件対応が進み、EVバッテリーフレーム用部材の生産開始という具体的な段階到達を記載している。 - FY2020-Q3悪化有価証券報告書
「国際事業においては、タイでの業績は堅調に推移した一方、欧州では経済の減速を背景とした自動車生産台数の減少や機械関連などの需要減少により、売上高310億0百万円(前年同期比12.5%減)となりました。利益については、欧州での売上減少や操業度の低下などにより、セグメント損失27億61百万円(前年同期はセグメント損失21億82百万円)となりました。」
欧州での自動車・機械関連需要の減少と操業度低下により、国際事業の売上高は前年同期比12.5%減、セグメント損失は21億82百万円から27億61百万円へ拡大した。 - FY2020-Q2悪化有価証券報告書
「国際事業においては、タイでの業績は堅調に推移した一方、欧州での自動車分野向け販売量が減少したことなどにより、売上高209億76百万円(前年同期比14.6%減)となりました。利益については、欧州での売上減少や操業度の低下などにより、セグメント損失14億22百万円(前年同期はセグメント損失8億83百万円)となりました。」
欧州の自動車分野向け販売量と国際事業の売上高が減少し、セグメント損失は前年同期の8億83百万円から14億22百万円へ拡大した。 - FY2020-Q1悪化有価証券報告書
「国際事業においては、タイでの業績は堅調に推移した一方、欧州における自動車販売台数減少の影響などにより、売上高106億1百万円(前年同期比15.7%減)となりました。利益については、欧州での輸送分野を中心とした売上減少や操業度の悪化などにより、セグメント損失7億75百万円(前年同期はセグメント損失3億78百万円)となりました。」
欧州の自動車販売台数減少、輸送分野の売上減少、操業度悪化により、国際事業は減収となり、セグメント損失も前年同期から拡大した。 - FY2019前進有価証券報告書
「この取り組みにより、欧州子会社 STEP-G(ST Extruded Products Group)が Volkswagen Groupより電気自動車向けバッテリーフレーム用部材を受注するなど、将来の収益につながる案件が具体化しました。また、注力する輸送分野への押出製品の供給力強化を目的とし、アルミニウムビレット鋳造事業(ドイツ連邦共和国)の譲受を決定いたしました。」
欧州を含む海外押出事業でEV部材の受注が具体化し、ドイツのビレット鋳造事業の譲受も決定した。 - FY2019-Q3再掲有価証券報告書
「国際事業においては、輸送分野の需要獲得や為替影響などにより、売上高354億18百万円(前年同期比4.3%増)となりました。利益については、欧州経済の減速を背景とする事業環境の変化や、Thai Metal Aluminium Co.,Ltd.の条件付取得対価の確定によって追加認識したのれんの過年度分償却が発生したことなどにより、セグメント損失21億82百万円(前年同期はセグメント損失12億11百万円)となりました。」
輸送分野の需要獲得を続けて増収となった一方、欧州経済の減速やのれん償却により国際事業は損失を計上した。 - FY2019-Q2再掲有価証券報告書
「国際事業においては、欧州での輸送分野、航空分野の需要獲得や為替影響などにより、売上高245億58百万円(前年同期比7.3%増)となりましたが」
欧州で輸送・航空分野の需要獲得を継続している。売上高は増加したが、前年から新たな拠点展開や段階到達が示されたものではない。 - FY2019-Q1前進有価証券報告書
「国際事業においては、欧州での輸送分野を中心とした売上増や為替影響などにより、売上高125億78百万円(前年同期比13.4%増)となりました。利益については、欧州では売上増で増益となったものの、Thai Metal Aluminium Co.,Ltd.の条件付取得対価の支払が確定し、のれんを追加認識したことで過年度対応分ののれん償却が発生したことなどにより、セグメント損失3億78百万円(前年同期はセグメント損失12百万円)となりました。」
欧州の輸送分野を中心に需要を獲得し、国際事業の売上高は前年同期比13.4%増となった。ただし、条件付取得対価に伴うのれん償却によりセグメント損失は前年同期の12百万円から3億78百万円へ拡大した。 - FY2018-Q3前進有価証券報告書
「国際事業においては、輸送分野などの需要取込みや為替影響などにより、売上高は339億62百万円(前年同期比18.7%増)となりました。セグメント損失は、欧州事業での原材料価格の上昇や収益改善の遅れなどにより、12億11百万円(前年同期は17億31百万円のセグメント損失)となりました。」
輸送分野などの需要を取り込み、国際事業は前年同期比18.7%増収となった。なお、欧州事業の原材料価格上昇や収益改善の遅れにより損失は残るが、前年同期から縮小した。 - FY2018-Q2前進有価証券報告書
「国際事業においては、欧州やタイで輸送分野などの需要を獲得したことや為替影響などにより、売上高228億82百万円(前年同期比17.5%増)となりました。セグメント損失は、欧州事業の収益改善などにより前年同期から6億36百万円改善し、4億42百万円(前年同期は10億79百万円のセグメント損失)となりました。」
欧州・タイで輸送分野などの需要を獲得し、国際事業は増収となった。欧州事業の収益改善などにより損失幅も前年同期から6億36百万円縮小した。 - FY2018-Q1前進有価証券報告書
「国際事業においては、欧州やタイで輸送分野などの需要獲得に注力したことなどにより、売上高110億87百万円(前年同期比7.3%増)となりました。セグメント損失は、欧州事業での収益改善が進んだことなどにより前年同期から5億94百万円改善し、12百万円(前年同期は6億7百万円のセグメント損失)となりました。」
欧州・タイで輸送分野などの需要獲得を進め、国際事業は増収となり、セグメント損失も6億7百万円から12百万円へ縮小した。 - FY2017前進有価証券報告書
「国際事業においては、欧州・タイ・中国・日本間のシナジー案件の獲得や欧州・タイでの輸送分野の需要取込みに注力しましたが、為替影響などにより、売上高396億44百万円(前連結会計年度比14.0%減)となりました。セグメント損益は、欧州事業の収益改善を推進したことなどにより14億29百万円改善し、16億40百万円の損失(前連結会計年度は30億69百万円のセグメント損失)となりました。」
海外拠点での需要取り込みと欧州事業の収益改善を進め、国際事業の損失が前年の30億69百万円から16億40百万円へ縮小した。 - FY2017-Q3再掲有価証券報告書
「国際事業においては、将来の欧州・タイ・中国・日本間のシナジー事業の獲得、欧州事業の収益改善、欧州・タイでの輸送分野の需要取り込みに注力しましたが、為替影響やタイの成長鈍化などにより、売上高286億3百万円(前年同期比17.8%減)、セグメント損失17億31百万円(前年同期は28億21百万円のセグメント損失)となりました。」
欧州事業の収益改善、欧州・タイの輸送需要取り込み、欧州・タイ・中国・日本間のシナジー事業獲得への注力を継続している。 - FY2017-Q2再掲有価証券報告書
「国際事業においては、欧州事業の収益改善やASEAN地域で輸送分野など堅調な需要の取り込みに注力しましたが、為替影響や欧州で鉄道市場の競合が続いていることなどにより売上高194億79百万円(前年同期比19.4%減)、セグメント損失10億79百万円(前年同期は19億48百万円のセグメント損失)となりました。」
欧州事業の収益改善、ASEAN地域の輸送分野などの需要取り込み、為替影響への対応を継続している。 - FY2017-Q1再掲有価証券報告書
「国際事業においては、輸送分野、航空機分野の需要取り込みやコスト削減に注力しましたが、円高による為替影響やタイでの建材市場の停滞、欧州での子会社買収一時費用の発生などにより」
海外事業で輸送・航空機分野の需要取り込みとコスト削減を継続している。 - FY2016初出有価証券報告書
「欧州・タイ・中国に展開した押出事業においては、自動車・産業機械・鉄道・航空・建材を主要分野とし、各分野で顧客との密接なプロジェクトにより、顧客が将来に向け求める技術及び製品の開発を実施しております。」
海外拠点を活用し、自動車、産業機械、鉄道、航空、建材分野で顧客共同型の開発を行っている。