富山地盤の三協立山はアジア圏の需要取り込みを加速するため、ベトナムとタイに新拠点を設置すると発表した。2028年期からの中期経営計画でアジア強化を方針に掲げ、事業の絞り込みも進める。
富山県に本拠を置く三協立山は、アジア圏の需要を取り込む戦略の一環としてベトナムとタイに新拠点を設置することを明らかにした。これにより、アジア市場における事業展開を強化する。
黒畑靖之氏が新社長に就任したのは8月27日で、9月10日の記者会見で新しい中期経営計画の事業方針を示した。新計画は2028年5月期から始まる。
三協立山の26年5月期の連結決算は赤字となったと報じられており、住宅着工戸数の減少やアルミ地金価格の高騰といった要因が主力の建材事業を圧迫している。
今後はアジア市場の需要獲得を柱とする方針のもと、主力建材事業の製品を絞り込むことで収益構造の立て直しを図る。