中国・新興国経済の減速と景気下振れリスク
FY2017-Q1に初出。29回の記載のうち14回が「悪化」で、最初の「悪化」はFY2017-Q2。直近の記載は2026-08-04。
サンユウがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2016年。同じテーマの他社の中央値(2019年)より3年早い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2019年。176社中98社が悪化側に。
直近の記載が「再掲」なのは、ほかに64社。
- 2026-08-04再掲決算
「雇用・所得環境の改善や企業収益の拡大による設備投資の増加により、景気は緩やかに回復の動きを見せていますが、中東情勢をはじめとする地政学的リスクの高まりや円安による更なる物価上昇影響等を受け、依然として先行き不透明な状況が継続しております。」
景気の回復動向とともに、中東情勢等の地政学的リスク、円安及び物価上昇による先行き不透明感を再確認している。 - FY2026悪化有価証券報告書
「当連結会計年度におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善やインバウンド需要に支えられ、緩やかに回復いたしましたが、継続する物価上昇に加え、日中関係の緊張化や米国トランプ政権の関税政策、更には年度末の米国とイスラエルによるイランへの攻撃などの不安定な国際情勢による景気下振れリスクの高まりを受け、依然として厳しい状況が続きました。」
物価上昇、日中関係の緊張化、米国関税政策及び中東情勢を含む国際情勢の不安定化が、景気下振れリスクの高まりとして追加・具体化された。 - 2026-05-12悪化決算
「継続する物価上昇に加え、日中関係の緊張化や米国トランプ政権の関税政策、更には年度末の米国とイスラエルによるイランへの攻撃などの不安定な国際情勢による景気下振れリスクの高まりを受け、依然として厳しい状況が続きました。」
日中関係の緊張化、米国の関税政策及び中東情勢が景気下振れ要因として追加・具体化された。 - FY2026-H1悪化有価証券報告書
「当中間連結会計期間におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善やインバウンド需要に支えられ、緩やかに回復しましたが、継続する物価上昇や米国トランプ政権の関税政策の影響による景気下振れリスクの高まりを受け、依然として厳しい状況が続きました。」
物価上昇に加え、米国トランプ政権の関税政策による景気下振れリスクの高まりが新たな懸念要因として明示された。 - FY2024再掲有価証券報告書
「わが国経済の今後の見通しにつきましては、ウクライナや中東情勢を含めた世界経済の先行き不透明感及び更なる諸物価の上昇などの懸念があり、楽観視できない状況にあります。」
ウクライナ・中東情勢、世界経済の不透明感及び諸物価上昇による厳しい経済環境を再確認している。 - FY2024-Q3悪化有価証券報告書
「当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症が5類へ移行し正常化に向けて動き始めましたが、長期化するウクライナ情勢や新たなパレスチナでの紛争と円安に起因する資源・エネルギー価格や諸資材の物価高騰などにより厳しい状況が続きました。」
新型コロナウイルス感染症の5類移行と正常化への動きが記載される一方、新たなパレスチナでの紛争が加わり、ウクライナ情勢、円安、資源・エネルギー価格及び諸資材の物価高騰による厳しい経済環境が続いているとされた。 - FY2024-Q1経済活動正常化と物価高による不透明感を併記有価証券報告書
「当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症が5類へ移行されるなど、経済活動は正常化に動き出し景気は緩やかに回復しつつありますが、長期化するウクライナ情勢などに起因する資源・エネルギー価格や諸資材の物価高騰が続いており、依然として先行き不透明な状況が継続しております。」
新型コロナウイルス感染症の5類移行と経済活動の正常化・緩やかな回復を記載する一方、ウクライナ情勢に起因する資源・エネルギー価格や諸資材の物価高騰により、先行き不透明な状況が続くとしている。 - FY2023悪化有価証券報告書
「わが国経済の今後の見通しにつきましては、新型コロナウイルスの影響が収束していくであろうことから、活動レベルの正常化が期待されますが、一方でウクライナ情勢やそれに端を発する資源・エネルギー価格の不安定化、欧米の一部金融機関の破綻を含めた世界経済の不透明性及び更なる諸物価の上昇などの懸念要因から、楽観視できない状況にあります。」
感染症影響の収束と活動正常化への期待が示される一方、ウクライナ情勢、資源・エネルギー価格の不安定化、欧米金融機関の破綻、諸物価上昇が世界経済の懸念要因として追加・具体化された。 - FY2023-Q3悪化有価証券報告書
「当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、ウクライナ情勢の長期化や欧米との金利差による円安の加速により資源・エネルギーの輸入価格が高騰するなど厳しい状況にありました。」
ウクライナ情勢の長期化に加え、欧米との金利差による円安の加速と資源・エネルギー輸入価格の高騰が記載され、厳しい経済環境が続いている。 - FY2023-Q2悪化有価証券報告書
「当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、ウクライナ情勢及び急激な円安などに起因する資源・エネルギーの輸入価格の高騰により厳しい経営環境にありました。」
前四半期に記載された資源・エネルギー価格高騰と先行き不透明感が続く中、当四半期は輸入価格高騰により「厳しい経営環境」と記載され、悪化が実際の経営環境として示されている。 - FY2023-Q1回復兆しと資源高による不透明感を併記有価証券報告書
「当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症が小康状態となり、景気回復の兆しが認められたものの、ウクライナ情勢の長期化や急激な円安などに起因する資源・エネルギー価格の高騰により、依然として先行き不透明な状況が続いております。」
感染症の小康状態と景気回復の兆しが示される一方、ウクライナ情勢の長期化、急激な円安、資源・エネルギー価格高騰により先行き不透明との認識が併記されている。 - FY2022-Q3悪化有価証券報告書
「当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス用ワクチン接種が本格的に実施され、また、製造業を中心に一部で回復傾向が見られるなど明るい兆しもありましたが、新たな変異株による感染拡大も始まり、先行き不透明な状況が続いております。」
ワクチン接種や製造業の一部回復を明るい兆しとして挙げる一方、新たな変異株による感染拡大が始まり、先行き不透明な状況が続くとの記載に変化した。 - FY2022-Q2再掲有価証券報告書
「当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルスの影響は依然として残るもののワクチン接種が開始され、また、製造業を中心に一部で回復傾向が見られるなど明るい兆しもありました。」
新型コロナウイルスの影響が残る厳しい経済環境を記載する一方、ワクチン接種開始や製造業の一部回復という明るい兆しも併記している。 - FY2022-Q1厳しい経済環境下で回復期待が併記有価証券報告書
「当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の影響が依然として収まらず、経済活動や個人消費が制限される厳しい状況が続いておりますが、製造業を中心に一部で持ち直しの動きが見られるなど明るい兆しもあり、ワクチン接種の浸透などにより経済活動が回復基調に乗ることが期待されます。」
感染症による経済活動制限と厳しい状況を引き続き記載する一方、製造業の持ち直しやワクチン接種による回復期待を併記している。 - FY2021-Q3再掲有価証券報告書
「当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の急激な拡大が各種の経済活動に多大な影響を及ぼしたことから厳しい状況となりました。」
新型コロナウイルス感染症の急激な拡大による経済活動への大きな影響と厳しい経済状況を再確認している。 - FY2021-Q2再掲有価証券報告書
「当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の急激な拡大を受け各種の経済活動が制限されたことから、国内経済が急速に悪化し厳しい状況となりました。」
新型コロナウイルス感染症の拡大と経済活動の制限により、国内経済が急速に悪化したとの認識を再確認している。 - FY2021-Q1悪化有価証券報告書
「当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の急激な拡大を受け各種の経済活動の多くが制限されたことから、国内経済が急速に悪化する厳しい環境となりました。」
新型コロナウイルス感染症の急激な拡大と経済活動の制限により、国内経済が急速に悪化したと記載されている。 - FY2020悪化有価証券報告書
「当連結会計年度におけるわが国経済は、雇用・所得環境は小康状態を保っておりましたが、米中貿易摩擦の長期化、中国経済の減速などによる悪化要因に加えて、新型コロナウイルス感染症の世界的大流行の影響により失速し、年度末にはリーマンショック以来の厳しい状況となりました。」
米中貿易摩擦や中国経済減速に加え、新型コロナウイルス感染症の世界的大流行により経済環境が失速し、年度末にはリーマンショック以来の厳しい状況と記載された。 - FY2020-Q3悪化有価証券報告書
「当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、雇用・所得環境は小康状態を保ちましたが、米中貿易摩擦の長期化、中国経済の減速などにより、全般的に悪化傾向を辿りました。」
米中貿易摩擦の長期化と中国経済の減速を背景に、経済環境が従来の先行き不透明感から全般的な悪化傾向へ変化したと記載されている。 - FY2020-Q2再掲有価証券報告書
「当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、雇用・所得環境は小康状態を保ちましたが、米中貿易摩擦の長期化、中国経済の減速及び英国のEU離脱問題などがあり、先行き不透明な状況が続きました。」
米中貿易摩擦の長期化と中国経済の減速による先行き不透明感を継続して記載している。 - FY2020-Q1悪化有価証券報告書
「当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、米中貿易摩擦の長期化などによる中国経済の減速や中東・アジア地域における地政学的リスクなど、経済の先行きは不透明な状況となっております。」
中国経済の減速について、米中貿易摩擦の長期化との関係が明示された。中東・アジア地域の地政学的リスクも併記され、景気下振れ懸念が継続している。 - FY2019-Q3悪化有価証券報告書
「当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、米中の貿易摩擦激化、中国の景気減速などの懸念要因があったものの、政府による経済政策や好調な企業業績により、雇用・所得環境の改善が継続し、景気は緩やかな回復基調が続きました。」
中国の景気減速に加え、米中の貿易摩擦激化が懸念要因として明示され、海外経済に関する懸念の内容が拡大している。 - FY2019-Q2再掲有価証券報告書
「当第2四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。」
中国・新興国経済の減速等を含む景気下振れリスクについて、重要な変更がないとしている。 - FY2019-Q1再掲有価証券報告書
「当第1四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。」
中国・新興国経済の減速等を含む景気下振れリスクについて、重要な変更がないとしている。 - FY2018-Q3再掲有価証券報告書
「当第3四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。」
中国・新興国経済の減速等を含む景気下振れリスクについて、重要な変更がないとしている。 - FY2017後退有価証券報告書
「海外経済の不確実性などの懸念要因があり、楽観視できない状況にあります。」
中国・新興国経済の減速という具体的な表現から、海外経済の不確実性という一般的な表現へ変化している。 - FY2017-Q3再掲有価証券報告書
「当第3四半期連結累計期間において、国内では株価の上昇に加え政府による各種政策により設備投資や雇用環境の改善により個人消費に持ち直しの動きが見られましたが、海外では中国経済の減速、英国のEU離脱問題及び中東の地政学的リスクの高まりなどの懸念要因が顕在化いたしました。」
中国経済の減速、英国のEU離脱問題、中東の地政学的リスクの高まりが、引き続き海外の懸念要因として記載されている。 - FY2017-Q2悪化有価証券報告書
「当第2四半期連結累計期間において、国内では政府による各種政策により設備投資や雇用環境の改善が見られましたが、海外では中国経済の減速、英国のEU離脱問題及び中東の地政学的リスクの高まりなどの懸念要因が顕在化いたしました。」
中国経済の減速に加えて、英国のEU離脱問題や中東の地政学的リスクの高まりが懸念要因として顕在化し、外部環境リスクの範囲が広がっている。 - FY2017-Q1初出有価証券報告書
「当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、政府による各種政策により設備投資や雇用環境の改善が見られ、景気は緩やかな回復傾向で推移したものの、熊本地震の影響や中国及び新興国経済の減速などもあり、今後の景気下振れリスクが懸念され、先行き不透明な状況となっております。」
中国および新興国経済の減速を背景に、今後の景気下振れリスクと先行き不透明感を新たな外部環境リスクとして記載している。