スペイン事業の子会社化による欧州事業基盤の拡大
FY2016に初出。32回の記載のうち11回が「悪化」で、最初の「悪化」はFY2019-Q1。直近の記載はFY2025。
ニチリンがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2019年。同じテーマの他社の中央値(2024年)より5年早い。
直近の記載が「前進」なのは、ほかに29社。
- FY2025前進有価証券報告書
「欧州メーカー向け販売増加により、売上高は8,035百万円(前連結会計年度6,841百万円)、営業利益は175百万円(前連結会計年度40百万円)となりました。なお、BMWへの二輪車向け製品の納入が開始されました。」
欧州メーカー向け販売増により増収増益となり、BMW向け二輪車用製品の納入開始も記載されている。 - FY2025-H1前進有価証券報告書
「欧州メーカー向け販売増加により、売上高は4,127百万円(前年同期3,610百万円)、営業利益は99百万円(前年同期23百万円)となりました。なお、BMWへの2輪車向け製品の納入が開始されました。」
欧州事業は売上高・営業利益が前年同期を上回り、BMW向け二輪車用製品の納入開始という欧州事業基盤の拡大実績が加わった。 - FY2024売上高増加・営業利益減少有価証券報告書
「欧州 補助金廃止等でEV化が見直される中、HV車販売が増加した顧客向けと2輪車用部品の販売増により、売上高は6,841百万円(前連結会計年度6,318百万円)、営業利益は40百万円(前連結会計年度89百万円)となりました。」
欧州事業はHV車販売が増加した顧客向けおよび二輪車用部品の販売増により増収となった一方、営業利益は89百万円から40百万円へ減少した。 - FY2024-H1売上高増加・営業利益減少有価証券報告書
「欧州 ウクライナ・中東情勢には懸念があるものの、売上高は3,610百万円(前年同期3,200百万円)、営業利益は23百万円(前年同期38百万円)となりました。」
欧州事業は売上高が前年同期を上回った一方、営業利益は38百万円から23百万円へ減少した。 - FY2024-Q1前進有価証券報告書
「欧州 ウクライナ・中東情勢には懸念があるものの、売上高は1,846百万円(前年同四半期1,590百万円)、営業利益は43百万円(前年同四半期22百万円)となりました。」
欧州事業は地政学的懸念が残る一方、売上高と営業利益が前年同期を上回り、欧州事業基盤の業績が改善した。 - FY2023-Q3再掲有価証券報告書
「欧州 ウクライナ情勢や半導体等部品の供給不足の緩和により、売上高は4,655百万円(前年同四半期3,504百万円)、営業利益は26百万円(前年同四半期は営業損失203百万円)となりました。」
欧州事業は売上高が増加し、前年同期の営業損失から営業利益を確保した状態を継続している。 - FY2023-Q2対処有価証券報告書
「欧州 ウクライナ情勢や半導体等部品の供給不足による顧客での生産調整が改善傾向であり、売上高は3,200百万円(前年同四半期2,436百万円)、営業利益は38百万円(前年同四半期は営業損失124百万円)となりました。」
欧州で顧客の生産調整が改善傾向となり、売上高が増加し、前年同期の営業損失124百万円から営業利益38百万円へ転じた。 - FY2023-Q1対処有価証券報告書
「欧州 ウクライナ情勢や半導体等部品の供給不足による顧客での生産調整が改善傾向であることから、売上高は1,590百万円(前年同四半期1,244百万円)、営業利益は22百万円(前年同四半期は営業損失0百万円)となりました。」
ウクライナ情勢・部品不足による顧客の生産調整が改善傾向となり、欧州事業は前年同期の営業損失から営業利益へ転じた。 - FY2022悪化有価証券報告書
「昨年より複数の日系顧客が欧州工場を閉鎖したことに加え、半導体等部品の供給不足やウクライナ情勢による顧客の生産調整の影響を受け、現地通貨ベースでの売上は13.0%減少、売上高は4,720百万円(前連結会計年度5,104百万円)売上減少に加え原材料価格やエネルギー価格の高騰により、営業損失は290百万円(前連結会計年度は営業損失11百万円)となりました。」
欧州では顧客工場閉鎖、部品不足、ウクライナ情勢による生産調整、原材料・エネルギー価格高騰が重なり、売上減少と営業損失の拡大が通期で確認された。 - FY2022-Q3悪化有価証券報告書
「欧州 昨年で複数の日系顧客が欧州工場を閉鎖したことに加え、半導体等部品の供給不足やウクライナ情勢による顧客の生産調整が継続したことから、現地通貨ベースでの売上は15.3%減少し、売上高は3,504百万円(前年同四半期3,948百万円)、原材料価格やエネルギー価格の高騰により、営業損失は203百万円(前年同四半期は営業損失46百万円)となりました。」
欧州では顧客工場閉鎖、部品不足、ウクライナ情勢による生産調整が続き、売上高が減少した。原材料・エネルギー価格高騰も加わり、営業損失は前年同期の46百万円から203百万円へ拡大した。 - FY2022-Q2悪化有価証券報告書
「欧州 昨年で複数の日系顧客が欧州工場を閉鎖したことに加え、半導体等部品の供給不足やウクライナ情勢による顧客の生産調整もあったため、売上高は2,436百万円(前年同四半期3,018百万円)、営業損失は124百万円(前年同四半期は営業利益51百万円)となりました。」
欧州顧客の工場閉鎖、部品供給不足、ウクライナ情勢による生産調整により、売上高が減少し、前年同期の営業利益から営業損失へ転じた。 - FY2022-Q1悪化有価証券報告書
「欧州 昨年で複数の日系顧客が欧州工場を閉鎖したことに加え、半導体等部品の供給不足やウクライナ情勢による顧客の生産調整もあったため、売上高は1,244百万円(前年同四半期1,637百万円)、営業損失は0百万円(前年同四半期は営業利益40百万円)となりました。」
複数の日系顧客による欧州工場閉鎖、部品不足、ウクライナ情勢による顧客の生産調整により、欧州の売上高が減少し、前年同期の営業利益から営業損失へ転じている。 - FY2021対処有価証券報告書
「欧州市場では、カーメーカーは半導体不足の影響による生産抑制を余儀なくされ、また物流費の高騰などのコスト高の影響を受けながらも、新型コロナの影響を受けた前年に比べ業績は回復傾向にあり、売上高は5,104百万円(前連結会計年度4,854百万円)、ブルガリアの請負工場を利用した採算性向上やグループ会社からの最適調達により、営業損失は11百万円(前連結会計年度は営業損失323百万円)となりました。」
ブルガリアの請負工場とグループ会社からの最適調達により、欧州の営業損失は前年度の323百万円から11百万円へ縮小した。 - FY2021-Q3対処有価証券報告書
「ブルガリアの請負工場を利用した採算性向上やグループ会社からの最適調達により業績は改善しておりますが、物流費の高騰があり、営業損失は46百万円(前年同四半期は営業損失242百万円)となりました。」
欧州事業は半導体不足や物流費高騰の影響を受けながらも、ブルガリアの請負工場とグループ会社からの最適調達により営業損失を縮小した。 - FY2021-Q2対処有価証券報告書
「欧州市場でも、顧客の生産が回復傾向にあり、売上高は3,018百万円(前年同四半期2,079百万円)、スペイン子会社での生産性改善や当社、アジア子会社からの最適調達により、営業利益は51百万円(前年同四半期は営業損失191百万円)となりました。」
欧州市場の顧客生産回復に加え、スペイン子会社の生産性改善とグループ内の最適調達により、欧州事業の営業損失が営業利益へ改善している。 - FY2021-Q1対処有価証券報告書
「欧州市場でも、顧客の生産が回復傾向にあり、売上高は1,637百万円(前年同四半期1,487百万円)、スペイン子会社での生産性改善や、当社、アジア子会社からの最適調達により、営業利益は40百万円(前年同四半期は営業損失42百万円)となりました。」
欧州市場の顧客生産回復に加え、スペイン子会社の生産性改善とグループ内の最適調達により、欧州事業は前年同期の営業損失から営業利益へ改善した。 - FY2020悪化有価証券報告書
「欧州では、新型コロナによる影響で3月下旬より5月下旬にかけ顧客が一斉に生産停止を行ったこと、さらに6月からの顧客需要にもバラつきがあることにより、売上高は4,854百万円(前連結会計年度5,345百万円)、営業損失は323百万円(前連結会計年度は営業損失289百万円)となりました。」
欧州事業は顧客生産停止と需要のばらつきにより売上高が減少し、営業損失が前年の289百万円から323百万円へ拡大した。 - FY2020-Q3悪化有価証券報告書
「欧州市場では、新型コロナによる影響で3月下旬より5月下旬にかけ顧客が一斉に生産停止を行ったこと、さらに6月からの顧客需要にもバラつきがあることにより、売上高は3,319百万円(前年同四半期3,873百万円)、営業損失は242百万円(前年同四半期は営業損失104百万円)となりました。」
欧州では顧客の一斉生産停止と需要のばらつきにより売上高が減少し、営業損失は前年同期の104百万円から242百万円へ拡大した。 - FY2020-Q2悪化有価証券報告書
「欧州市場では、新型コロナによる影響で3月下旬より5月下旬にかけ顧客が一斉に生産停止を行ったこと、さらに6月からの顧客需要にもバラつきがあることにより、売上高は2,079百万円(前年同四半期2,735百万円)、営業損失は191百万円(前年同四半期は営業損失72百万円)となりました。」
欧州顧客の生産停止と需要回復のばらつきにより、売上高が減少し、営業損失も前年同期から拡大した。 - FY2020-Q1悪化有価証券報告書
「欧州市場では、新型コロナによる影響で3月下旬にて顧客の生産停止があったものの、PSAからの新規受注もあり、売上高は1,487百万円(前年同四半期1,454百万円)、営業損失は42百万円(前年同四半期は営業損失36百万円)となりました。」
PSAからの新規受注により売上高は前年同期を上回った一方、新型コロナによる顧客生産停止の影響もあり、欧州事業の営業損失は36百万円から42百万円へ拡大した。 - FY2019再定義有価証券報告書
「欧州事業の再編による採算性改善に向け、2019年9月に当社にて欧州経営改善室を設置致しました。」
スペイン子会社化後の欧州事業拡大という位置づけから、英国生産停止・商権移管を含む欧州事業再編と採算性改善へ重点が移っている。 - FY2019-Q3悪化有価証券報告書
「欧州 需要低迷に伴い、日系メーカー、欧州メーカーとも生産を減少させており、売上高は3,873百万円(前年同四半期4,490百万円)、新モデル立ち上げに伴う費用の発生があり、営業損失は104百万円(前年同四半期は営業利益25百万円)となりました。」
欧州メーカー・日系メーカーの生産減少が続き、売上高が減少し、営業損失も前年同期の営業利益から拡大した。 - FY2019-Q2悪化有価証券報告書
「欧州 需要低迷に伴い、日系メーカー、欧州メーカーとも生産を減少させており、売上高は2,735百万円(前年同四半期3,203百万円)、新モデル立ち上げに伴う費用の発生があり、営業損失は72百万円(前年同四半期は営業利益36百万円)となりました。」
欧州メーカー・日系メーカーの生産減少により売上高が減少し、営業利益から営業損失へ転じた前四半期から、損失幅がさらに拡大している。 - FY2019-Q1悪化有価証券報告書
「欧州 需要低迷に伴い、日系メーカー、欧州メーカーとも生産を減少させており、売上高は1,454百万円(前年同四半期1,723百万円)、新モデル立ち上げに伴う費用の発生があり、営業損失は36百万円(前年同四半期は営業利益54百万円)となりました。」
欧州メーカー・日系メーカーの生産減少により売上高が減少し、営業利益から営業損失へ転じている。 - FY2018-Q3前進有価証券報告書
「なお、当社の連結子会社であるハッチンソン ニチリン ブレーキ ホーシーズは、当第3四半期連結会計期間より完全子会社となり、商号をニチリン スペイン エス・エルに変更しております。」
スペイン事業の子会社が当第3四半期連結会計期間から完全子会社となり、ニチリン スペイン エス・エルへ商号変更した。欧州事業基盤拡大の具体的な進展として記載されている。 - FY2018-Q2再掲有価証券報告書
「⑤ 欧州 売上高は3,203百万円(前年同四半期3,101百万円)となったものの、新規受注品に係る先行費用等があり、営業利益は36百万円(前年同四半期93百万円)となりました。」
欧州事業の売上高は前年同期を上回った一方、新規受注品に係る先行費用等により営業利益は前年同期を下回った。子会社化後の売上拡大と先行費用負担という従来の傾向が続いている。 - FY2018-Q1再掲有価証券報告書
「⑤ 欧州 顧客からの受注が堅調に推移していることにより、売上高は1,723百万円(前年同四半期1,655百万円)、営業利益は54百万円(前年同四半期60百万円)となりました。」
スペイン子会社化後の欧州事業について、顧客受注の堅調さと売上高の増加を記載している。一方、営業利益は前年同期を下回った。 - FY2017前進有価証券報告書
「平成28年10月にハッチンソン ニチリン ブレーキ ホーシーズを子会社化したこと、顧客からの受注が堅調に推移していることより、売上高は5,938百万円(前連結会計年度3,102百万円)となりましたが、子会社化によって生じたのれん償却費もあり、営業利益は121百万円(前連結会計年度117百万円)となりました。」
スペイン子会社化後の欧州売上高は5,938百万円と前年の3,102百万円から増加し、営業利益も121百万円となった。のれん償却費の影響は継続している。 - FY2017-Q3前進有価証券報告書
「昨年10月よりハッチンソン ニチリン ブレーキ ホーシーズを子会社化したこと、顧客からの受注が堅調に推移していることより、売上高は4,451百万円(前年同四半期1,829百万円)となりましたが、子会社化によって生じたのれん償却費もあり、営業利益は105百万円(前年同四半期93百万円)となりました。」
スペイン事業の子会社化後、顧客からの受注が堅調に推移し、欧州セグメントの売上高と営業利益が前年同期を上回った。売上高には子会社化による拡大が表れている一方、のれん償却費も記載されている。 - FY2017-Q2前進有価証券報告書
「昨年10月よりハッチンソン ニチリン ブレーキ ホーシーズを子会社化したこと、顧客からの受注が堅調に推移していることより、売上高は3,101百万円(前年同四半期1,359百万円)となりましたが、子会社化によって生じたのれん償却費25百万円もあり、営業利益は93百万円(前年同四半期96百万円)となりました。」
スペイン事業の子会社化後、顧客からの受注が堅調に推移し、欧州セグメントの売上高は前年同期を大きく上回った。営業利益はのれん償却費の影響もあり前年同期を下回った。 - FY2017-Q1前進有価証券報告書
「昨年10月よりハッチンソン ニチリン ブレーキ ホーシーズを子会社化したこと、欧州メーカーからの受注が堅調に推移していることより、売上高は1,655百万円(前年同四半期679百万円)、営業利益は60百万円(前年同四半期41百万円)となりました。」
前年度に実施したスペイン事業の子会社化後、欧州メーカーからの受注が堅調に推移し、欧州セグメントの売上高と営業利益が前年同期を上回った。 - FY2016初出有価証券報告書
「当社の持分法適用関連会社であったハッチンソン ニチリン ブレーキ ホーシーズは、株式の追加取得により、平成28年10月20日付で当社の連結子会社となりました。」
スペインの持分法適用関連会社について株式を追加取得し、平成28年10月20日付で連結子会社化している。