原材料価格上昇による収益性の悪化
FY2018-Q1に初出。22回の記載のうち13回が「悪化」で、最初の「悪化」はFY2018-Q2。直近の記載はFY2026-H1。
荒川化学工業がこのテーマで「悪化」側に入ったのは2017年。同じテーマの他社の中央値(2021年)より4年早い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2021年。27社中18社が悪化側に。
直近の記載が「悪化」なのは、ほかに10社。
- FY2026-H1悪化有価証券報告書
「精密研磨剤や電子材料用配合製品は価格改定を順次進めておりますが、コストアップが売価に先行している状況となっております。」
価格改定を進めているものの、コスト上昇が売価への反映に先行しており、収益性への負担が残る状況を記載している。 - FY2024-Q3再掲有価証券報告書
「業績面では、高付加価値製品の拡販、収益改善策に取り組んでおりますが、スマートフォンの販売不振などによる電子部品の需要環境低迷や原材料価格・エネルギーコストの高止まりが収益性に影響しております。」
原材料価格・エネルギーコストの高止まりが、電子部品需要低迷とともに収益性へ影響しているとの記載を継続している。 - FY2024-Q2再掲有価証券報告書
「業績面では、高付加価値製品の拡販、収益改善策に取り組んでおりますが、原材料価格やエネルギーコストが高止まりしていること、スマートフォンの販売不振などによる電子部品の需要環境低迷が継続しております。」
原材料・エネルギーコストの高止まりによる収益性への負担を、電子部品需要低迷とともに継続して記載している。 - FY2024-Q1悪化有価証券報告書
「業績面では、高付加価値製品の拡販、収益改善策に取り組んでおりますが、原材料価格やエネルギーコストが高止まりしていること、半導体不況による電子部品の需要環境低迷が継続していることに加え、5月下旬から連続運転を開始した千葉アルコン製造株式会社の減価償却費の増加が収益性に大きく影響しました。」
原材料・エネルギーコストの高止まりと電子部品需要低迷が続くなか、千葉アルコン製造の減価償却費増加も収益性に大きく影響したと記載している。 - FY2023悪化有価証券報告書
「ロジンや石化原料などの原材料価格やエネルギーコストの大幅な上昇に加え、半導体の需給変動による電子部品の需要環境変化が収益性に大きく影響しました。」
原材料・エネルギー価格上昇の影響が継続し、半導体需給変動による電子部品需要環境の変化も加わって収益性に大きく影響したと記載している。 - FY2023-Q3悪化有価証券報告書
「このような環境のもと、当事業におきましては、ロジンや石化原料の価格の高騰に加えて、欧州における天然ガスおよび水素価格の歴史的高騰により、収益性の悪化が継続しております。その結果、売上高は160億86百万円(前年同期比1.6%増)、セグメント損失は4億14百万円(前年同期はセグメント利益6億90百万円)となりました。」
原材料・エネルギー価格高騰による収益性悪化が継続し、粘接着・バイオマス事業は前年同期の利益から4億14百万円のセグメント損失へ変化している。 - FY2023-Q2悪化有価証券報告書
「このような環境のもと、当事業におきましては、ロジンや石化原料の価格の高騰に加えて、欧州における天然ガスおよび水素価格の歴史的高騰により、収益性の悪化が継続しております。その結果、売上高は160億86百万円(前年同期比1.6%増)、セグメント損失は4億14百万円(前年同期はセグメント利益6億90百万円)となりました。」
原材料・エネルギー価格高騰による収益性悪化が継続し、粘接着・バイオマス事業は前年同期の利益から4億14百万円のセグメント損失へ変化している。 - FY2023-Q1悪化有価証券報告書
「ロジンや石化原料の価格の高騰に加えて、欧州における天然ガスおよび水素価格の歴史的高騰により、収益性の悪化が継続しております。」
原材料価格上昇による収益性悪化について、ロジン・石化原料に加え、欧州の天然ガス・水素価格の歴史的高騰が加わり、粘接着・バイオマス事業ではセグメント損失42百万円となっている。 - FY2022-Q3悪化有価証券報告書
「ロジンや石化原料などの原材料価格の大幅な上昇等により、第3四半期連結会計期間以降の収益性が悪化しております。」
原材料価格上昇について、ロジンや石化原料などの価格が大幅に上昇し、第3四半期連結会計期間以降の収益性悪化として表れていると記載している。 - FY2022-Q2悪化有価証券報告書
「業績面では、同感染症の影響による需要環境の悪化から好転し、高付加価値製品の拡販、国内外における需要の回復、収益改善策の推進などにより増収増益となりましたが、ロジンなどの原材料価格の大幅な上昇等による収益性の悪化が顕在化しはじめました。」
原材料価格上昇による収益性悪化について、ロジンなどの価格が大幅に上昇し、その影響が顕在化しはじめたと記載している。 - FY2022-Q1顕在化有価証券報告書
「ロジン価格の高騰による収益性の低下がありましたが、ロジン系粘着・接着剤用樹脂や水素化石油樹脂の販売は堅調に推移しました。」
原材料価格上昇のリスクが、ロジン価格の高騰による収益性低下として当第1四半期の粘接着・バイオマス事業で実際に表れている。 - FY2020-Q3再掲有価証券報告書
「このような環境のもと、当事業におきましては、水素化石油樹脂は、生産拠点を置くドイツのコンビナートが再度停止したことに伴う原材料コスト上昇や、定期修理での生産停止が重なったことに加え、市場における需給バランスの軟化もあり、収益が悪化しました。」
原材料コスト上昇による収益性低下と、生産停止が重なったことによる収益悪化を継続して記載している。 - FY2020-Q2悪化有価証券報告書
「水素化石油樹脂は、生産拠点を置くドイツのコンビナートが再度停止したことに伴う原材料コスト上昇や、定期修理での生産停止が重なり、収益が悪化しました。」
原材料コスト上昇に加えて定期修理での生産停止が重なり、収益悪化が発生したと記載している。 - FY2020-Q1再掲有価証券報告書
「水素化石油樹脂は、生産拠点を置くドイツのコンビナートが再度停止したことに伴う原材料コスト上昇などによる収益性の低下がありました。」
原材料コスト上昇による収益性低下を継続して記載している。ドイツのコンビナート停止の再発については、関連するリスクの進展として別途記録している。 - FY2019再掲有価証券報告書
「また、需要環境の変化や中国の環境規制強化、ナフサ価格上昇による原材料コストの増加も収益に大きく影響しました。」
中国の環境規制強化とナフサ価格上昇による原材料コスト増が、通期の収益に大きく影響したとの記載を継続している。 - FY2019-Q3悪化有価証券報告書
「また、中国の環境規制強化やナフサ価格上昇による原材料コストの増加も収益に大きく影響しました。」
中国の環境規制強化とナフサ価格上昇による原材料コスト増がグループ収益に大きく影響したと記載している。製紙薬品事業ではセグメント利益が前年同期比66.9%減少している。 - FY2019-Q2悪化有価証券報告書
「製紙業界は、eコマース市場(電子商取引)の世界的な成長に伴い、段ボール原紙など板紙の需要が好調に推移しています。このような環境のもと、当事業におきましては、板紙向け紙力増強剤の需要が増加しましたが、原材料価格の高騰による収益性の大幅な悪化や富士工場事故の影響もあり、売上高は102億22百万円(前年同期比3.3%増)、セグメント利益は1億66百万円(同71.8%減)となりました。」
原材料価格高騰による収益性の悪化が「大幅」と表現され、製紙薬品事業のセグメント利益が前年同期比71.8%減少したと記載している。 - FY2019-Q1悪化有価証券報告書
「また、中国の環境規制強化等に伴う原材料価格の高騰も収益に大きく影響しました。」
中国の環境規制強化等を背景とする原材料価格の高騰が、個別事業にとどまらずグループ収益に大きく影響したと記載している。 - FY2018再掲有価証券報告書
「製紙薬品事業の遅れは、中国・台湾での原材料の高騰やグローバル展開の遅れ、富士工場爆発・火災事故により生産量が減少したコーティング事業と工場を共有していたことによる固定費負担の増加に起因しております。」
中国・台湾での原材料高騰や原材料価格上昇による収益性悪化を、事業遅れ・利益低下の要因として継続して記載している。 - FY2018-Q3再掲有価証券報告書
「板紙向け紙力増強剤の需要が増加しましたが、富士工場爆発・火災事故の影響や原材料価格の上昇による収益性の悪化もあり、売上高は150億37百万円(前年同期比11.2%増)、セグメント利益は9億21百万円(同10.7%減)となりました。」
原材料価格上昇による収益性悪化の影響を継続して記載している。今回は製紙薬品事業で、事故の影響も併記されている。 - FY2018-Q2悪化有価証券報告書
「板紙向け紙力増強剤の需要が増加しましたが、原材料価格の上昇による収益性の悪化もあり、売上高は99億円(前年同期比12.2%増)、セグメント利益は5億90百万円(同11.7%減)となりました。」「しかしながら、原材料価格上昇などの影響を受け、利益面は横ばいにとどまりました。」
製紙薬品事業に加え、粘接着事業でも原材料価格上昇が利益面に影響したと記載され、影響範囲が広がっている。 - FY2018-Q1初出有価証券報告書
「板紙向け紙力増強剤の需要が増加しましたが、原材料価格の上昇による収益性の悪化もあり、売上高は48億98百万円(前年同期比10.9%増)、セグメント利益は3億40百万円(同1.0%減)となりました。」
製紙薬品事業で、原材料価格の上昇が収益性の悪化要因となったと初めて記載している。