国内化粧品市場の成熟・人口減少・競争激化
FY2016に初出。15回の記載のうち4回が「対処」で、最初の「対処」はFY2024-Q1。直近の記載はFY2026。
アイビー化粧品がこのテーマで「悪化」側に入ったのは2021年。同じテーマの他社の中央値(2022年)より1年早い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2021年。8社中3社が悪化側に。
直近の記載が「その他」なのは、ほかに1社。
- FY2026化粧品市場の微増と訪問販売市場の縮小傾向の併存有価証券報告書
「新型コロナウイルス感染症流行の影響が薄れた当化粧品業界は、徐々に回復の兆しをみせており、令和7年の年間化粧品販売金額は前年比1.2%増(出典:経産省生産動態統計を集計)の推移となりました。訪問販売化粧品市場では、チャネルを横断した展開が拡大・加速し、企業間競争は激しさを増しております。人を介したサービスを機軸にする訪問販売業界では、生活様式の変化に伴う販売活動の変化や離客などにより市場は縮小傾向となっております。」
化粧品市場全体は前年比1.2%増と回復した一方、訪問販売市場では競争激化と生活様式の変化・離客による縮小傾向を記載している。 - FY2026-H1対処有価証券報告書
「化粧品業界も需要が徐々に回復に向かっていると考えております。当社にとっても、各種研修やセミナーを開催する環境は整ってきていることから、次第に事業環境は良くなってきていると判断しております。」
化粧品需要の回復と研修・セミナー開催環境の改善を認識しており、市場環境に関する従来の懸念は改善方向に動いている。 - FY2025化粧品市場回復と訪問販売市場縮小の併存有価証券報告書
「当化粧品業界においては、徐々に回復の兆しをみせており、令和6年の年間化粧品販売金額は前年比7.3%増(出典:経産省生産動態統計を集計)の推移となりました。訪問販売化粧品市場では、チャネルを横断した展開が拡大・加速し、企業間競争は激しさを増しております。人を介したサービスを機軸にする訪問販売業界では、生活様式の変化に伴う販売活動の変化や離客などにより市場は縮小傾向となっております。」
化粧品市場全体は前年比7.3%増と回復した一方、訪問販売市場は競争激化と生活様式変化・離客により縮小傾向と記載している。 - FY2025-H1悪化有価証券報告書
「化粧品業界全体を俯瞰しても、需要の回復は、微増か横ばいで推移しております。」
感染症分類変更後の需要回復を見込む一方、化粧品業界全体の需要は微増又は横ばいにとどまっているとの環境認識を示している。 - FY2024化粧品市場回復と訪問販売市場縮小の併存有価証券報告書
「新型コロナウイルス感染症流行の影響が薄れた当化粧品業界は、徐々に回復の兆しをみせており、令和5年の年間化粧品販売金額は前年比3%増(出典:経産省生産動態統計)の推移となりました。訪問販売化粧品市場では、チャネルを横断した展開が拡大・加速し、企業間競争は激しさを増しております。人を介したサービスを機軸にする訪問販売業界では、生活様式の変化に伴う販売活動の変化や離客などにより市場は縮小傾向となっております。」
化粧品市場全体は前年比3%増と回復を示す一方、訪問販売市場は生活様式の変化や離客により縮小傾向と記載している。 - FY2024-Q3対処有価証券報告書
「当第3四半期累計期間におけるわが国経済は、令和5年5月に新型コロナウイルス感染症の感染症分類が2類から5類に引き下げになったことや、原材料価格の高騰が一服したことから、先行きの景気見通しの改善が進みました。化粧品業界においても、観光業や飲食業と同様に、「脱マスク」の進展で、需要が回復しております。」
感染症分類の変更、原材料価格高騰の一服及び脱マスクの進展を背景に、景気見通しと化粧品需要が改善しているとの認識を示している。 - FY2024-Q2対処有価証券報告書
「化粧品業界においても、観光業や飲食業と同様に、「脱マスク」の進展で、需要が急速に回復しており、各社とも増産体制を敷いております。」
脱マスクの進展を背景に化粧品需要が急速に回復しているとの認識を示し、市場縮小・成熟リスクの環境認識が改善方向に続いている。 - FY2024-Q1対処有価証券報告書
「化粧品業界においても、観光業や飲食業と同様に、「脱マスク」の進展で、需要が急速に回復しており、各社とも増産体制を敷いております。」
脱マスクの進展や経済活動の回復を背景に、化粧品需要が急速に回復しているとの認識を示しており、従来の市場縮小・成熟リスクの記載から環境認識が改善方向に動いている。 - FY2023再掲有価証券報告書
「新型コロナウイルス感染症流行の影響により大幅に規模縮小した当化粧品業界は、経済活動の再開が見られたものの依然として厳しい状態が続き、令和4年の年間化粧品販売金額は前年比6%減(出典:経産省生産動態統計)の推移となりました。」
経済活動の再開を認識しつつ、国内化粧品市場はなお厳しく、年間販売金額が前年比6%減となったと記載している。 - FY2022悪化有価証券報告書
「令和3年の年間化粧品販売金額は前年比9%減(出典:経産省生産動態統計)の推移となりました。」
感染症や入国制限等を背景に、国内化粧品販売金額の前年比9%減を記載している。市場縮小と競争激化への認識が続いている。 - FY2021悪化有価証券報告書
「当化粧品業界におきましては、令和2年の年間化粧品販売金額は前年比16.1%減の予測推移となりました。」
感染症、外出自粛、訪日客減少等を背景に、化粧品市場の縮小を数値とともに記載している。 - FY2019再掲有価証券報告書
「訪問販売化粧品市場では、チャネルを横断した展開が拡大・加速し、企業間競争は激しさを増しております。求人の高水準推移の影響もあり、訪問販売員の確保は厳しい状況のなかで」
市場競争の激化と訪問販売員の確保難を引き続き経営環境上のリスクとして記載している。 - FY2018再掲有価証券報告書
「人口の減少や少子高齢化が進む中で、加齢に伴う肌や頭皮に悩みをもつ層は増加傾向にあり、これらのケアを訴求した高機能・高付加価値商品の投入が積極的に行われ、拡大を続けており、エイジング市場やホワイトニング市場は活況を呈すると見込まれています。訪問販売化粧品市場では、チャネルを横断した展開が拡大・加速し、企業間競争は激しさを増すなかで、集客に向けた販売員の教育や、新規顧客獲得など、各社の強みを活かした施策が重要となっております。」
人口減少・少子高齢化と競争激化を示す一方、エイジング・ホワイトニング市場の拡大を機会として併記している。 - FY2017再定義有価証券報告書
「人口の減少や少子高齢化が進む中で、加齢に伴う肌や頭皮に悩みをもつ層は増加傾向にあり、これらのケアを訴求した高機能・高付加価値商品の投入が積極的に行われ、拡大を続けており、エイジング市場やホワイトニング市場は活況を呈すると見込まれています。」
国内市場の成熟・人口減少という従来の認識に加え、エイジング・ホワイトニングなど高機能市場の拡大を成長機会として併記している。一方、訪問販売市場では企業間競争の激化も記載している。 - FY2016初出有価証券報告書
「化粧品業界におきましては、人口の減少や少子高齢化社会の中にあって、国内化粧品市場は大きな成長が見込みづらい成熟市場となっております。」
人口動態を背景に国内市場の成長余地が限られ、競争が激しい外部環境として記載している。