棚卸資産の増加と在庫回転期間の悪化
FY2018に初出。26回の記載のうち11回が「悪化」で、最初の「悪化」はFY2019。直近の記載はFY2026。
アイビー化粧品がこのテーマで「悪化」側に入ったのは2018年。同じテーマの他社の中央値(2022年)より4年早い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2022年。40社中14社が悪化側に。
直近の記載が「対処」なのは、ほかに14社。
- FY2026対処有価証券報告書
「棚卸資産回転期間については、8.5ケ月(前事業年度9.4ケ月)となりました。これは主に当事業年度において棚卸資産を41,510千円削減したことによるものです。」
棚卸資産の削減により回転期間は短縮したが、正常水準として掲げる6.0か月はなお上回っている。 - FY2026-H1悪化有価証券報告書
「当中間会計期間においては、その要素の一つである棚卸資産額が610,425千円(前事業年度末584,728千円)となり、前事業年度末に比べて4.4%増となっております。その結果、棚卸資産回転期間は、10.2ケ月となりました。」
棚卸資産額が前期末比4.4%増加し、棚卸資産回転期間も前期の9.4か月から10.2か月となった。在庫回転の正常水準6.0か月との差は残っている。 - FY2025対処有価証券報告書
「棚卸資産回転期間については、9.4ケ月(前事業年度12.2ケ月)となりました。これは主に当事業年度において棚卸資産を185,478千円削減したことによるものです。」
棚卸資産削減と回転期間短縮により在庫リスクは低減したが、目標6.0か月はなお上回っている。 - FY2025-H1対処有価証券報告書
「当中間会計期間においては、その要素の一つである棚卸資産額が747,270千円(前事業年度末770,207千円)となり、前事業年度末に比べて3.0%減となっております。その結果、棚卸資産回転期間は、12.2ケ月となりました。」
棚卸資産額は前期末比3.0%減少した。在庫回転期間も12.2か月となったが、正常水準として掲げる6.0か月はなお上回っている。 - FY2024対処有価証券報告書
「棚卸資産回転期間については、12.2ケ月(前期13.3ケ月)となりました。これは当事業年度において棚卸資産を85,765千円削減したことによるものです。引き続き、正常な水準(目標6.0ケ月)に戻せるように取り組んでまいります。」
棚卸資産及び回転期間は改善したが、回転期間12.2か月は目標6.0か月をなお上回っている。 - FY2024-Q3在庫額増加と回転期間改善の併存有価証券報告書
「当第3四半期累計期間においてはその要素の一つである棚卸資産額が931,548千円(前事業年度末855,972千円)となり、前事業年度末に比べて8.8%増となっております。その結果、棚卸資産回転期間は、12.9ケ月となりました。引き続き正常な水準(目標6.0ケ月)に戻せるように取り組んでまいります。」
棚卸資産額は前事業年度末比8.8%増となった一方、棚卸資産回転期間は前期末の13.3か月から12.9か月へ短縮した。目標6.0か月との差は残っている。 - FY2024-Q2対処有価証券報告書
「当第2四半期累計期間においては、その要素の一つである棚卸資産額が784,300千円(前事業年度末855,972千円)となり、前事業年度末に比べて8.3%減となっております。その結果、棚卸資産回転期間は、12.2ケ月となりました。」
棚卸資産額は前事業年度末比8.3%減、棚卸資産回転期間は13.3か月から12.2か月へ改善した。ただし、目標6.0か月との差は残っている。 - FY2024-Q1悪化有価証券報告書
「当第1四半期累計期間においては、その要素の一つである棚卸資産額が917,951千円(前事業年度末855,972千円)となり、前事業年度末に比べて7.2%増となっております。これは、新製品在庫等が増えていることによるものです。」
新製品在庫等の増加により棚卸資産額が前事業年度末比7.2%増となり、在庫リスクが再び数値化されている。 - FY2023悪化有価証券報告書
「棚卸資産回転期間については、13.3ケ月となりました。前期比で若干回転率が高まったものの、これは当事業年度における売上原価が低減されたため、棚卸期間が高まってしまったことによるものです。引き続き、正常な水準(目標6.0ケ月)に戻せるように取り組んでまいります。」
通期の棚卸資産回転期間は前期11.4か月から13.3か月へ悪化し、目標6.0か月との差が残っている。 - FY2023-Q3悪化有価証券報告書
「棚卸資産回転期間については、20.7ケ月(前事業年度末11.4ケ月)と、棚卸回転期間が増加しました。これは、当第3四半期累計期間において、第4四半期会計期間に販売する製商品の仕入・製造額が増加したこと、売上原価が減少したことによるものです。引き続き、正常な水準(目標6.0ケ月)に戻せるように取り組んでまいります。」
第4四半期販売分の仕入・製造額の増加と売上原価の減少により、棚卸資産回転期間は11.4か月から20.7か月へ悪化した。目標6.0か月との差が拡大している。 - FY2023-Q2在庫削減計画未達・ほぼ横ばい有価証券報告書
「これは、当第2四半期累計期間において見込んでいた売上が大きく下ぶれたことにより、見込んでいた棚卸資産額の削減値に至らず、ほぼ横ばいに推移したものです。」
棚卸資産額は前事業年度末比0.5%減にとどまり、売上が見込みを大きく下回ったため、想定していた在庫削減値には至らず、ほぼ横ばいとなった。 - FY2023-Q1悪化有価証券報告書
「当第1四半期累計期間においては、その要素の一つである棚卸資産額が1,103,374千円(前事業年度末989,551千円)となり、前事業年度末に比べて11.5%増となっております。これは、新製品在庫分等が増えていることによるものです。」
新製品在庫等の増加により、棚卸資産額が989,551千円から1,103,374千円へ11.5%増加した。在庫回転期間の正常水準6.0か月との乖離が残っている。 - FY2022悪化有価証券報告書
「棚卸資産回転期間については、11.4ケ月となりました。前期比で若干回転率が高まったものの、これは当事業年度における売上原価が低減されたため、棚卸期間が高まってしまったことによるものです。引き続き、正常な水準(目標6.0ケ月)に戻せるように取り組んでまいります。」
棚卸資産回転期間は前期の9.9か月から11.4か月となり、目標6.0か月との差が拡大した。在庫リスクは残っている。 - FY2022-Q3悪化有価証券報告書
「棚卸資産回転期間については、16.7ケ月(前事業年度末9.9ケ月)と、棚卸回転期間が増加しました。これは、当第3四半期累計期間において、第4四半期会計期間に販売する製商品の仕入・製造額が増加したこと、売上原価が減少したことによるものです。」
第4四半期販売分の仕入・製造額の増加と売上原価の減少により、棚卸資産回転期間は9.9か月から16.7か月へ悪化し、目標6.0か月との差が拡大した。 - FY2022-Q2悪化有価証券報告書
「棚卸資産回転期間については、14.1ケ月(前事業年度末9.9ケ月)と、棚卸回転期間が増加しました。これは、当第2四半期累計期間において新製品の発売に向けて仕入額が増加したこと。売上原価が減少したことによるものです。」
新製品発売に向けた仕入れと売上原価の減少により、棚卸資産回転期間が9.9か月から14.1か月へ悪化した。 - FY2022-Q1悪化有価証券報告書
「棚卸資産回転期間については、10.3ケ月(前事業年度末9.9ケ月)と、棚卸回転期間が増加しました。これは、当第1四半期累計期間において新製品の発売に向けて仕入額が増加したことによるものです。引き続き、正常な水準(目標6.0ケ月)に戻せるように取り組んでまいります。」
新製品発売に向けた仕入額の増加により、棚卸資産回転期間は前事業年度末の9.9か月から10.3か月へ悪化し、目標6.0か月との差が拡大した。 - FY2021対処有価証券報告書
「たな卸資産回転期間については、9.9ケ月(前期12.3ケ月、前々期は15.0ケ月)と指標が改善しました。ただし、在庫の仕入金額が増加しており、売上原価が高かったことにより、たな卸資産回転期間が低下したことによるものです。」
棚卸資産回転期間は15.0か月、12.3か月から9.9か月へ短縮したが、目標6.0か月はなお上回っている。 - FY2021-Q3対処有価証券報告書
「棚卸資産回転期間については、11.7ケ月(前事業年度末12.3ケ月)と、棚卸回転期間が短くなりました。」
棚卸資産回転期間は前事業年度末の12.3か月から11.7か月へ短縮した。ただし、正常な水準として掲げる目標6.0か月はなお上回っている。 - FY2021-Q2対処有価証券報告書
「棚卸資産回転期間については、11.4ケ月(前事業年度末12.3ケ月)と、棚卸回転期間が短縮しました。」
棚卸資産回転期間は前事業年度末の12.3か月から11.4か月へ短縮した。ただし、正常な水準として掲げる目標6.0か月はなお上回っている。 - FY2021-Q1悪化有価証券報告書
「棚卸資産回転期間については、13.2ケ月(前事業年度末12.3ケ月)と、棚卸回転期間が増加しました。これは、当四半期累計期間において新製品の発売に向けて仕入が額が増加したことによるものです。引き続き、正常な水準(目標6.0ケ月)に戻せるように取り組んでまいります。」
新製品発売に向けた仕入増加により、棚卸資産回転期間は前事業年度末の12.3か月から13.2か月へ悪化し、目標6.0か月との乖離が拡大した。 - FY2020-Q2対処有価証券報告書
「当第2四半期累計期間において営業活動の結果使用した資金は505,294千円(前年同四半期は487,641千円の獲得)となりました。これは主に未払費用の増加額87,840千円、たな卸資産の減少額71,725千円等があるものの」
たな卸資産は71,725千円減少し、在庫削減の進展が記載されている。ただし、営業キャッシュ・フローはマイナスであり、リスク全体が解消したとは記載していない。 - FY2019悪化有価証券報告書
「棚卸資産回転期間については、平成30年3月期に積みあがった在庫の調整を行いましたが、当事業年度における売上高が大幅減収となったため、15.0ケ月(前期は13.4ケ月)と指標が悪化しました。」
在庫調整を行ったものの、売上高の大幅減収により棚卸資産回転期間は13.4か月から15.0か月へ悪化した。 - FY2019-Q3顕在化有価証券報告書
「売上高の大幅な減少ついては、強化製品である「レッドパワー セラム」(対前年第3四半期累計期間比84.3%減)の販売会社による在庫調整が主要因であり」
販売会社の在庫調整が主力製品の受注・売上減少の主要因として引き続き実績に表れている。 - FY2019-Q2顕在化有価証券報告書
「当社は、当第2四半期累計期間において、販売会社における流通在庫調整等により、強化製品「レッドパワーセラム」の受注が、大きく落ち込んだため、売上高が1,739百万円と前年同期比49.0%減となりました。」
販売会社の流通在庫調整が主力製品の受注減少を通じて大幅減収をもたらし、在庫リスクが継続して実現している。 - FY2019-Q1顕在化有価証券報告書
「しかしながら、当第1四半期会計期間は新製品発売があったものの、販売組織在庫の販売強化に傾注したため、売上面におきましては、ほぼ前年同四半期並みで推移しました。」
販売組織在庫の販売強化が当四半期の販売活動の重点となり、新製品発売があっても売上がほぼ前年同期並みにとどまったと記載している。 - FY2018初出有価証券報告書
「棚卸資産回転期間については、上代400億の売上をあげるための製品を準備しようとしたため、13.4ケ月(前期は7.0ケ月)と在庫が増加しました。」
上代売上目標に備えた製品準備により、棚卸資産回転期間が7.0か月から13.4か月へ悪化したと説明している。