トーセ(4728)・リスク顕在化
進捗度に基づく受託開発収益認識の原価見積リスク
FY2022に初出。5回の記載のうち3回が「顕在化」で、最初の「顕在化」はFY2024-Q1。直近の記載はFY2024。
5記載
3年にわたる
0うち適時開示
動きの推移
同じテーマの他社
受注制作ソフトウェアの進捗度に基づく収益認識見積り17社が書いているテーマ・逆風17社・追い風0社
トーセがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2024年。同じテーマの他社の中央値(2025年)より1年早い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2022年。9社中1社が悪化側に。
直近の記載が「顕在化」なのは、ほかに0社。
尾根=前進を書いた年、谷=悪化を書いた年。奥ほど前向きな会社。 ドラッグで回転、スクロールで拡大、右ドラッグで移動。スマホは2本指で回転・拡大(1本指はページのスクロール)。
比べている17社のうち14社を表示しています。上の文は17社すべてから計算しています。全記録提出書類・適時開示・報道、新しい順
- FY2024顕在化有価証券報告書
「当連結会計年度の連結財務諸表に計上した金額 一定の期間にわたり履行義務を充足する売上高 2,026,523千円」
進捗度に基づく収益認識を継続し、当年度に20億2,652万3千円を計上した。仕様変更・想定外原価による追加工数と進捗度変動のリスクも継続して開示している。 - FY2024-Q2顕在化有価証券報告書
「デジタルエンタテインメント事業の開発案件2件においてそれぞれ想定外の問題が発生し、開発業務が遅延していることなどにより、売上高は20億13百万円(前年同期比33.7%減)となりました。利益面につきましては、減収による減益に加え、問題のあった案件で開発コストが膨らんでいることなどから、営業損失は4億59百万円(前年同期は営業利益2億58百万円)となりました。」
開発案件2件で想定外の問題、開発遅延、開発コスト増加が実際に発生し、売上高の減少と営業損失4億59百万円につながった。進捗度・原価見積に関するリスクが具体的な案件実績として現れている。 - FY2024-Q1顕在化有価証券報告書
「また利益面においては、一部の案件で、成果物の品質向上等のために開発が長引いたことでコストが膨らみ、売上総利益率が一時的に大きく悪化しました。」
成果物の品質向上等を理由に一部開発が長期化し、コスト増加と売上総利益率の一時的な大幅悪化が実際に発生した。 - FY2023再掲有価証券報告書
「一定の期間にわたり履行義務を充足する売上高 1,317,505千円」
進捗度に基づく収益認識を継続し、当年度に一定期間にわたり履行義務を充足する売上高1,317,505千円を計上した。仕様変更や想定外原価による進捗度変動リスクも継続している。 - FY2022初出有価証券報告書
「原価の予想精度を高めるよう取り組み、また、プロジェクトの進行に伴う予想原価の変動も含めて異常値の有無を確認するなどの適切な体制を構築し運用しておりますが、開発途中において顧客側の事情等により、当初定めた仕様や工期の変更に伴う作業工数の増加が生じ、予想される原価が増加する可能性があります。その場合には、進捗度に変動が生じ、当社グループの業績に大きな影響を与える可能性があります。」
収益認識会計基準の適用に伴い、進捗度に基づく受託開発収益の認識について、仕様・工期変更や想定外原価による進捗度変動と業績影響を独立したリスクとして記載した。