買収による事業拡大の効果未達・減損
FY2016に初出。7回の記載のうち2回が「悪化」で、最初の「悪化」はFY2023。直近の記載はFY2026-H1。
ネクセラファーマがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2026年。同じテーマの他社の中央値(2023年)より3年遅い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2023年。99社中36社が悪化側に。
直近の記載が「顕在化」なのは、ほかに52社。
- FY2026-H1顕在化有価証券報告書
「減損損失 1,214 -」「主にのれん及びリース資産の減損を計上したことによるものです。」
買収による事業拡大効果未達・減損リスクについて、のれん及びリース資産を中心に1,214百万円の減損損失が実際に計上された。 - FY2025顕在化有価証券報告書
「減損テストの結果、当連結会計年度において、呼吸器領域における一部特許の失効により、将来の収益性の低下が見込まれ、処分コスト控除後の公正価値がのれんの資金生成単位の帳簿価額を下回ったことから、当該のれんについて減損損失721百万円を連結包括利益計算書のその他の費用に認識しています。」
M&Aによる事業拡大効果未達・減損リスクについて、呼吸器領域ののれん721百万円及び基盤技術439百万円を含む減損損失1,160百万円が実際に計上された。 - 2026-02-26悪化株主総会
「減損損失1,160百万円(前期発生なし)」
2025年度に減損損失1,160百万円が計上され、買収・無形資産等に関する減損リスクが実績として表れた。 - FY2024減損エクスポージャーの更新有価証券報告書
「その施策により想定どおりの効果が得られない場合は、最大でのれん25,693百万円及び無形資産51,911百万円の減損損失の計上等により、当社グループの財政状態及び経営成績に重大な影響が及ぶ可能性があります。」
買収効果未達時の最大エクスポージャーは、のれん25,693百万円及び無形資産51,911百万円と更新された。 - FY2023悪化有価証券報告書
「その施策により想定どおりの効果が得られない場合は、最大でのれん24,623百万円及び無形資産52,291百万円の減損損失の計上等により、当社グループの財政状態及び経営成績に重大な影響が及ぶ可能性があります。」
イドルシア事業取得により、買収効果未達時の最大エクスポージャーが、のれん24,623百万円及び無形資産52,291百万円へ拡大した。 - FY2022減損エクスポージャーの定量化有価証券報告書
「その施策により想定どおりの効果が得られない場合は、最大でのれん15,306百万円及び無形資産8,577百万円の減損損失の計上等により、当社グループの財政状態及び経営成績に重大な影響が及ぶ可能性があります。」
買収による事業拡大効果が未達となった場合の減損リスクについて、のれん15,306百万円及び無形資産8,577百万円という最大エクスポージャーが定量的に示された。 - FY2016初出有価証券報告書
「当社グループは、保有する経営資源の効率的運用と企業価値の最大化のため、M&A等を活用して事業規模の拡大を図ることを経営方針の一つとしていますが、その施策により想定どおりの効果が得られない場合は、のれんの減損損失の計上等により、当社グループの財政状態及び経営成績に重大な影響が及ぶ可能性があります。」
M&Aを成長手段とする一方、想定効果未達やのれん減損の可能性を開示している。