他社との提携変更・解消リスク
FY2020に初出。10回の記載のうち5回が「顕在化」で、最初の「顕在化」はFY2021-Q3。直近の記載は2026-07-31。
小野薬品工業がこのテーマで「悪化」側に入ったのは2021年。同じテーマの他社の中央値(2023年)より2年早い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2020年。42社中8社が悪化側に。
直近の記載が「実績引用」なのは、ほかに0社。
- 2026-07-31実績引用決算
「アストラゼネカ社との「フォシーガ錠」に係る共同販売契約の終了に伴い「フォシーガ錠」の売上計上がなくなった(前年同期:251億円)」
共同販売契約終了によるフォシーガ売上の消失が、第1四半期の売上実績として引用された。 - FY2026顕在化有価証券報告書
「アストラゼネカ社(イギリス)とのダパグリフロジンに関するコ・プロモーション契約は、2026年3月に終了しました。」
他社との共同販促契約の終了が新たに発生し、フォシーガの販売権に係る取引関係が変更された。 - FY2025-H1顕在化有価証券報告書
「2022年12月に米国Equillium社と締結した「itolizumab」に係る独占的オプション権付アセット買収契約について、本年10月、戦略上の理由によりオプション権を行使しないことを決定しました。」
Equillium社とのitolizumabに関するオプション権について、戦略上の理由により不行使とする提携内容の変更が実際に発生した。 - FY2022顕在化有価証券報告書
「BTK阻害剤「ONO-4059」について、2014年に米国ギリアド社に導出しましたが、既に返還されているがん領域で開発・商業化する権利に加え、当期中にがん領域以外での同権利が返還されました。」
Gilead社とのONO-4059導出契約について、がん領域に続き非がん領域の権利も返還され、提携内容の変更・縮小がさらに発生した。 - FY2022-Q3顕在化有価証券報告書
「※ONO-4059について、2014年に米国ギリアド社に導出しましたが、ギリアド社のテリトリーにおけるがん領域以外の権利も返還されました。なお、がん領域の権利については既に返還されています。」
Gilead社に導出していたONO-4059について、がん領域に続き、がん領域以外の権利も返還され、提携内容の変更がさらに発生した。 - FY2021-Q3顕在化有価証券報告書
「※ONO-4059について、2014年に米国Gilead社に導出しましたが、Gilead社のテリトリーにおけるがん領域の権利が返還されました。なお、Gilead社は、引き続きがん領域以外の権利を保有しています。」
導出先であるGilead社のテリトリーにおけるがん領域の権利返還により、他社との提携内容の変更が実際に発生している。 - FY2020初出有価証券報告書
「当社グループは、共同研究、共同開発、開発品の導出入、共同販売等様々な形で他社と提携を行っております。何らかの理由により提携の合意内容が変更・解消になった場合、当社グループの経営成績および財政状態は影響を受ける可能性があります。」
多様な他社提携の合意内容が変更・解消されるリスクが初めて独立項目として記載されている。