原油・ナフサ価格の上昇による原材料リスク
FY2016に初出。27回の記載のうち11回が「顕在化」で、最初の「顕在化」はFY2019-Q2。直近の記載は2026-07-29。
第一工業製薬がこのテーマで「悪化」側に入ったのは2018年。同じテーマの他社の中央値(2021年)より3年早い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2022年。167社中121社が悪化側に。
直近の記載が「再掲」なのは、ほかに48社。
- FY2025再掲有価証券報告書
「①原材料の市況変動(顕在化する可能性:高、顕在化する可能性のある時期:特定時期なし、影響度:大)」
原油・ナフサ等の原材料価格上昇リスクを、顕在化可能性が高く影響度が大きいリスクとして引き続き認識している。 - FY2024-Q3再掲有価証券報告書
「当社グループでは、販売数量の減少と工場稼働率低下による工費負担増、原材料価格の高騰などが利益を圧迫し、減収減益となりました。」
原材料価格の高騰が、販売数量減少や工場稼働率低下による負担とともに利益を圧迫する状況が続いていると記載している。 - FY2024-Q2顕在化有価証券報告書
「そのような環境のもと、当社グループでは主要分野の市況悪化、原材料・エネルギー上昇分の価格転嫁遅れなどから、利益を圧迫する結果となりました。」
主要分野の市況悪化と原材料・エネルギー価格上昇分の価格転嫁遅れが、当第2四半期累計期間の利益を実際に圧迫したと記載している。 - FY2024-Q1顕在化有価証券報告書
「損益面につきましては、原材料価格の高騰や、『機能材料』セグメントや『電子デバイス材料』セグメントでの販売が大きく落ち込んだことにより、営業損失は5億72百万円(前年同期は2億91百万円の利益)、経常損失は5億57百万円(前年同期は3億77百万円の利益)、親会社株主に帰属する四半期純損失は4億77百万円(前年同期は98百万円の利益)となりました。」
原材料価格の高騰が、機能材料・電子デバイス材料の販売低迷とともに営業損失5億72百万円などの損益悪化要因として当四半期に実際に現れている。 - FY2023顕在化有価証券報告書
「将来に向けた研究開発費の増加や原材料価格の高騰が価格転嫁を上回るなど『界面活性剤』セグメントや『機能材料』セグメントを中心に減益となり、営業利益は11億86百万円(前期比74.4%減)となりました。」
原材料価格高騰が価格転嫁を上回り、営業利益が前期比74.4%減となるなど、原材料価格リスクの影響が通期業績に現れた。 - FY2023-Q3顕在化有価証券報告書
「このような環境のもと、当社グループでは半導体をはじめとする部材の供給不足、エネルギー価格や各種原材料価格高騰における製品価格への転嫁遅れなどにより、利益確保に苦戦しました。」
エネルギー・各種原材料価格の高騰と製品価格への転嫁遅れが、部材供給不足とともに利益確保を難しくする要因として当四半期累計期間に実際に影響したと記載している。 - FY2023-Q2顕在化有価証券報告書
「このような環境のもと、当社グループでは各種原材料価格高騰に対する製品の価格改定が遅れ、利益を圧迫することになりました。」
原材料価格の高騰が続くなか、製品価格改定の遅れを通じて利益を実際に圧迫したと記載している。 - FY2023-Q1顕在化有価証券報告書
「現在、原油・ナフサをはじめとする原材料、エネルギー価格の高騰の影響を受け利益確保が厳しい局面になっているものの、原材料の確実な確保と価格転嫁の活動を総力を挙げて推進しています。」
原油・ナフサ等の原材料・エネルギー価格高騰が、利益確保を厳しくする要因として当四半期の事業運営に実際に影響していると記載している。 - FY2022顕在化有価証券報告書
「原油・ナフサや原材料価格の高騰、半導体をはじめとする部材不足、物流遅延が利益に大きく影響しました。」
原油・ナフサや原材料価格の高騰が、部材不足・物流遅延とともに利益へ大きく影響したと記載しており、原材料価格リスクの影響が通期業績に現れている。 - FY2022-Q3悪化有価証券報告書
「足元では、原油ナフサや原材料価格の高騰が継続中であり、半導体をはじめとする部材不足や物流遅延などが追い打ちをかけ、先行きの不透明感が高まっています。」
原油・ナフサ等の原材料価格高騰が継続するなか、部材不足や物流遅延も重なり、原材料・調達環境の不透明感がさらに広がっている。 - FY2022-Q2悪化有価証券報告書
「化学業界では、原油・ナフサ等やそれに関連する原料価格の高騰で、企業収益に大きく影響を与える構図となっています。」
原油・ナフサ等および関連原料価格の高騰が、企業収益に大きく影響する状況として明示され、原材料価格リスクの深刻化を記載している。 - FY2022-Q1悪化有価証券報告書
「一方で、原油・ナフサ等の原料価格の上昇や物流コストの高騰は懸念材料です。」
原油・ナフサ等の原料価格上昇に加え、物流コストの高騰も懸念材料として明示され、原材料・調達コスト環境への警戒が広がっている。 - FY2021再掲有価証券報告書
「当社グループの製品は、石油化学製品系の原材料を使用していることが多いことから、原油・ナフサ価格の高騰による主要原材料の価格の上昇は当社グループの経営成績及び財政状態に悪影響を与える可能性があります。」
原油・ナフサ価格の高騰による原材料価格リスクを引き続き事業等のリスクとして記載している。 - FY2020-Q3悪化有価証券報告書
「化学業界においては、中東地域の地政力学リスクの高まりから原油価格の高騰や供給不安、需要鈍化が懸念されます。」
原油価格の高騰や供給不安に加え、需要鈍化への懸念が示され、原材料価格・調達環境のリスクがさらに具体化している。 - FY2020-Q2悪化有価証券報告書
「化学業界においては、サウジアラビアの石油施設攻撃に伴うエネルギー価格の上昇に警戒感を強めており、原油価格に留まらず各種原料の上昇や金融市場への影響も懸念されます。」
サウジアラビアの石油施設攻撃を契機とするエネルギー価格上昇への警戒を示し、原油だけでなく各種原料価格の上昇リスクにも言及している。 - FY2020-Q1ナフサ価格下落も原油動向を注視有価証券報告書
「化学業界においては、2019年第1四半期(1-3月期)の国産ナフサ価格が41,200円/klとなり、2017年第3四半期(7-9月期)以来、6四半期ぶりの下落となりました。米国によるイラン制裁など中東情勢が緊迫しており、当社製品に影響を与える原油価格動向は引き続き注視されます。」
国産ナフサ価格は6四半期ぶりに下落した一方、中東情勢の緊迫化を踏まえ、原油価格動向への警戒を継続している。 - FY2019顕在化有価証券報告書
「一方、化学業界では、国産ナフサ価格は昨年後半がピークとなり、年末から下落に転じた後、足元ではやや上昇傾向に転じるなど価格転嫁が課題となります。」
ナフサ価格の変動が続き、価格転嫁が課題となっている。原材料価格リスクの影響が引き続き事業環境上の課題として現れている。 - FY2019-Q3顕在化有価証券報告書
「また化学業界におきましては、基礎原料のナフサ価格が昨年10月にピークアウトし、第2四半期までの上昇分が価格転嫁しにくく、利益確保が難しい状況となっています。」
ナフサ価格の上昇分を価格転嫁しにくく、利益確保が難しい状況となっていると記載し、原材料価格リスクの業績への影響を引き続き具体化している。 - FY2019-Q2顕在化有価証券報告書
「基礎原料ナフサ価格の上昇が徐々に利益を圧迫し」
ナフサ価格の上昇が実際に利益を圧迫していると記載しており、従来認識していた原材料価格リスクの影響が業績に現れている。 - FY2019-Q1再掲有価証券報告書
「化学業界におきましても、基礎原料ナフサ価格は前年と比べ上昇基調で推移しており楽観を許さない状況にあります。」
ナフサ価格が前年に比べ上昇基調で推移しているとして、原材料価格リスクを継続して認識している。 - FY2018再掲有価証券報告書
「化学業界におきましては、基礎原料ナフサ価格は前年と比べ上昇基調で推移しており楽観を許さない状況にあります。」
ナフサ価格が前年に比べ上昇基調で推移しているとして、原材料価格リスクを継続して認識している。 - FY2018-Q3悪化有価証券報告書
「化学業界におきましては、当期の基礎原料のナフサ価格は段階的に上昇しました。原油価格の上昇懸念もあり、世界的な景気動向ともあわせ先行き不透明感を残しています。」
基礎原料のナフサ価格が段階的に上昇し、原油価格の上昇懸念も残ると記載しており、原材料価格リスクの環境が悪化している。 - FY2017再掲有価証券報告書
「当社グループの製品は、石油化学製品系の原材料を使用していることが多いことから、原油・ナフサ価格の高騰による主要原材料の価格の上昇は当社グループの経営成績及び財政状態に悪影響を与える可能性があります。」
原油・ナフサ価格上昇による原材料価格リスクを引き続き記載している。 - FY2016初出有価証券報告書
「当社グループの製品は、石油化学製品系の原材料を使用していることが多いことから、原油・ナフサ価格の高騰による主要原材料の価格の上昇は当社グループの経営成績及び財政状態に悪影響を与える可能性があります。」
石油化学系原材料への依存により、原油・ナフサ価格上昇が業績・財政状態に影響する可能性を挙げている。