大型案件完工後の商談長期化・案件数減少
FY2016-Q2に初出。25回の記載のうち15回が「再掲」。直近の記載はFY2024。
応用技術がこのテーマで「悪化」側に入ったのは2024年。同じテーマの他社の中央値(2023年)より1年遅い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2018年。7社中2社が悪化側に。
直近の記載が「顕在化」なのは、ほかに2社。
- FY2024顕在化有価証券報告書
「当事業年度のソリューションサービス事業は、建設業界の生産性向上を背景にBIMデータを活用した建設DX[※2][※3]業務と、住宅設備メーカーや建材メーカーからの顧客接点支援業務が拡大したものの、大型プロジェクトの中断や一部で不採算案件が発生しました。」
大型プロジェクトの中断が実際に発生し、ソリューションサービス事業の業績説明に記載されている。 - FY2024-H1顕在化有価証券報告書
「エンジニアリングサービス事業は、河川防災関連業務や都市型浸水対策業務、人流データなどのビッグデータを活用したまちづくり計画支援業務、地球温暖化対策支援業務の売上高が伸長しましたが、CIM関連ソフトウエアの販売や都市開発に係わる環境アセスメント業務の受注に時間を要しております。」
防災・まちづくり関連の売上高が伸長する一方、CIM関連ソフトウエア販売および都市開発環境アセスメントの受注遅延が実際の業績説明に記載されている。 - FY2023再掲有価証券報告書
「エンジニアリングサービス事業は、河川防災関連業務等の受注は堅調に推移したものの、全般的に発注者側の環境変化の影響を受け受注時期が遅延する傾向にありましたが、徐々に回復基調に転じております。」
発注者側の環境変化による受注時期の遅延傾向が残る一方、事業が徐々に回復基調に転じたとの記載を継続している。 - FY2023-Q3再掲有価証券報告書
「エンジニアリングサービス事業は、河川防災関連業務等の受注は堅調に推移したものの、全般的に発注者側の環境変化の影響を受け受注時期が遅延する傾向にありましたが、徐々に回復基調に転じております。」
発注者側の環境変化による受注時期の遅延傾向が残る一方、事業が徐々に回復基調に転じたとの記載を継続している。 - FY2023-Q2対処有価証券報告書
「エンジニアリングサービス事業は、河川防災関連業務等の受注は堅調に推移したものの、全般的に発注者側の環境変化の影響を受け受注時期が遅延する傾向にありましたが、徐々に回復基調に転じております。」
発注者側の環境変化による受注時期の遅延傾向は残るものの、事業が徐々に回復基調に転じたと記載している。さらに、当四半期会計期間末には当初の遅れを取り戻し受注状況が順調とされている。 - FY2023-Q1顕在化有価証券報告書
「エンジニアリングサービス事業は、河川防災関連業務等の受注は堅調に推移したものの、全般的に発注者側の環境変化の影響を受け、受注時期が遅延しました。」
発注者側の環境変化により受注時期の遅延が実際に発生し、エンジニアリングサービス事業の稼働率低下・減収減益要因として記載されている。 - FY2022-Q3顕在化有価証券報告書
「業績面では、河川防災関連業務のほか、建設ICTへの投資気運の高まりからCIM関連の業務およびソフトウエアの販売案件が堅調に推移したものの、都市開発計画案件の進捗遅れやまちづくり案件の受注に時間を要していることから、」
都市開発計画案件の進捗遅れに加え、まちづくり案件の受注長期化が実際の業績要因として記載されている。 - FY2021再掲有価証券報告書
「BIM関連業務をはじめとした好調な受注状況と着実な完工に加え、BIM関連ソフトウエアの販売案件やBooT.oneの契約増加ならびに過年度からの投資効果もあり、増収増益となりました。」
好調な受注と着実な完工が売上高増加に寄与した状況を継続して記載している。 - FY2020再掲有価証券報告書
「業績面では、BIM関連をはじめとした好調な受注状況と着実な完工に加え、販売案件やBooT.oneの契約増加ならびに過年度からの投資効果もあり売上高は増加しましたが、BIM関連を主とした将来投資を引き続き積極的に行った結果、セグメント利益は微増に留まりました。」
好調な受注と着実な完工を背景に売上高が増加しており、大型案件の完工による計上遅れの緩和を継続して記載している。 - FY2020-Q3再掲有価証券報告書
「業績面では、BIM関連をはじめとした好調な受注状況と着実な完工に加え、販売案件やBooT.oneの契約増加ならびに過年度からの投資効果もあり売上高は増加しましたが、BIM関連を主とした将来投資を引き続き積極的に行った結果、セグメント利益は微増に留まりました。」
好調な受注と着実な完工により売上高が増加したと記載しており、大型案件の完工による計上遅れの緩和を継続している。 - FY2020-Q2対処有価証券報告書
「業績面では、好調な受注状況と大型受託案件の完工により売上高は増加しましたが、新規サービスへの先行投資を積極的に行ったため、増収減益となりました。」
従来の大型案件の工期長期化・完工遅延による計上リスクについて、大型受託案件が完工し売上高増加に寄与したと記載している。一方、利益面では新規サービスへの先行投資が影響している。 - FY2020-Q1顕在化有価証券報告書
「当第1四半期累計期間のソリューションサービス事業は、建設業をはじめ建材や設備メーカーからBIM関連の引き合いが増加しましたが、受託案件の大型化に伴う工期の長期化の影響を受け減収減益となりました。」
BIM関連の引き合いが増加する一方、受託案件の大型化・工期長期化が実際に減収減益の要因となったと記載している。 - FY2019-Q3再掲有価証券報告書
「業績面では、良好な受注状況に加えて、販売案件も好調であったため、大幅な増収増益となりました。」
良好な受注と販売案件の好調を背景とする大幅な増収増益を継続して記載しており、大型案件の長期化による業績計上遅れについて新たな悪化は記載していない。 - FY2019-Q2再掲有価証券報告書
「業績面では、良好な受注状況に加え、販売案件も好調であったため、大幅な増収増益となりました。」
良好な受注と販売案件の好調による大幅な増収増益を記載しており、大型案件の長期化による業績計上遅れについて新たな悪化は記載していない。 - FY2019-Q1再掲有価証券報告書
「業績面では、良好な受注状況に加え、販売案件も好調であったため、大幅な増収増益となりました。」
良好な受注状況と販売案件の好調を背景とする増収増益を記載しており、従来の大型案件の長期化による業績計上遅れについて新たな悪化は記載していない。 - FY2018再掲有価証券報告書
「業績面では、好調な受注状況と前事業年度に受注した大型案件が順調に完工したことにより、大幅な増収増益となりました。」
前事業年度に受注した大型案件の順調な完工により、長期工期による計上遅れのリスクが緩和された状態を通期でも記載している。 - FY2018-Q3再掲有価証券報告書
「業績面では、好調な受注状況と前事業年度に受注した大型案件が順調に完工したことにより大幅な増収増益となりました。」
前事業年度に受注した大型案件が順調に完工し、好調な受注とともに大幅な増収増益につながった状況を継続して記載している。 - FY2018-Q2再掲有価証券報告書
「業績面では、好調な受注状況と前事業年度に受注した大型案件が順調に完工したことにより大幅な増収増益となりました。」
前事業年度に受注した大型案件が順調に完工した状況を継続して記載しており、長期工期による計上遅れのリスクが緩和された状態を再確認している。 - FY2018-Q1対処有価証券報告書
「業績面では、好調な受注状況と前事業年度に受注した大型案件が順調に完工したことにより大幅な増収増益となりました。」
従来は長期工期の大型案件による売上・利益計上の遅れが記載されていたが、前事業年度受注の大型案件が順調に完工したと記載している。 - FY2017再掲有価証券報告書
「当事業年度のソリューションサービス事業は、新規事業の立ち上げのためセグメント利益は前事業年度に比べ減少しましたが、好調な引き合いを背景に比較的工期の長い大型案件の受注が進展しました。」
工期の長い大型案件の受注が進展する一方、新規事業投資などにより利益が減少する状況を記載している。 - FY2017-Q3再掲有価証券報告書
「当第3四半期累計期間のソリューションサービス事業は、新規顧客からの受注が大幅に伸長しましたが、工期の長い案件が多く、また新規事業への投資が先行したことにより、売上高は増加したもののセグメント利益は減少しました。」
新規顧客からの受注は大幅に伸長した一方、工期の長い案件が多いことが利益計上の遅れ・利益減少要因となる状況を継続して記載している。 - FY2017-Q1再掲有価証券報告書
「業績面では、商談の大型化・長期化で複数の案件が完工まで時間を要することにより減収減益となりました。」
商談の大型化・長期化により複数案件の完工に時間を要し、減収減益となる状況を引き続き記載している。 - FY2016再掲有価証券報告書
「業績面では、大型案件が複数完工した前事業年度と比較すると、商談の長期化と完工まで比較的長期間を要する大型案件が増加したため減収減益となりました。これらの結果、当事業年度の売上高は1,477,713千円(前期比6.7%減)、セグメント利益は213,793千円(前期比9.9%減)となりました。」
商談長期化と完工まで長期間を要する大型案件の増加が減収減益要因となる説明を、通期業績の数値とともに継続している。quantifiedはtrue、materializedはtrueとした。 - FY2016-Q3再定義有価証券報告書
「業績面では、好調な受注により受注残高は前年同期比で大幅に増加しておりますが、大型案件が複数完工した前年と比較すると、商談の長期化と完工まで比較的長期間を要する大型案件の増加の影響で大幅な減収減益となっております。これらの結果、当第3四半期累計期間の売上高は921,309千円(前年同期比27.1%減)、セグメント利益は119,889千円(前年同期比42.7%減)となりました。」
前年の大型案件完工後の案件数減少という説明から、今回は好調な受注・受注残高の大幅増加を示しつつ、完工まで長期間を要する大型案件の増加と商談長期化が減収減益要因とされ、リスクの現れ方が変化している。quantifiedはtrue、materializedはtrueとした。 - FY2016-Q2顕在化有価証券報告書
「業績面では、社内の計画は上回って進捗しているものの、大型案件が複数完工した前年と比較すると、商談の長期化と案件数が減少した影響を受け、大幅な減収減益となりました。これらの結果、当第2四半期累計期間の売上高は622,567千円(前年同期比40.6%減)、セグメント利益は 102,087千円(前年同期比53.3%減)となりました。」
大型案件完工後の前年との比較で、商談長期化と案件数減少が発生し、売上高40.6%減、セグメント利益53.3%減となったと記載している。